買い付け商品の日本到着が遅れてしまい、納品スケジュールが非常にタイトになっていた中での、イベント参加などもあり、かなりバタバタな状況が続いておりました。
イベント自体は散々な結果だったのですが(涙)、ここにきてやっと落ち着いてきたので、逆にいろいろと商品をこの場で紹介することができそうです。
次の日の朝もどんより曇り空。
雨よりはマシですけどね。
今日は2件回る予定。
朝ごはんはノールポートの例のマーケットへ。
ファンシーな感じのビーガンパン屋さん。
白米が恋しくなりました。。。。。。
まずは例のケイオス訪問。
全体的に商品数が少なくなってきていて寂しい感じ。。。。
もう一部屋。こちらの奥には地下に入る階段あり。
階段下を覗く。
もう少し片付ければ、、、、なんて思うのは、野暮な意見ですね。
そこから探し出すのが、なんか楽しい!
思いがけず、ピータービッツ のセンターテーブル発見!!!
ブラスの金具とラタン張りの棚板があったので気がつきました!
普通、分解されていたら分からんわな、、、
シャルロット・ぺ?アン風。
ハリー・ウスタゴー!
ハスレヴ、タイル。スモールテーブル、ローズ!
ハスレヴ、タイル、スモールトロリー!ローズ!
HENNING KORCH。(ヘニング・なんちゃら)の小引き出し。
カート・ウスタヴィー!!!!
小物もいいものありました!
目がいいですね。
アクセルサルトのスープカップ&Sやシルバーアクセサリー等々。。。。
グッテエリクセンの小さな器も良い雰囲気!
ホームページにBorge MogensenのBM61と、Peter Hvidt&Olra Morlgaard NielsenのNo350アームチェアーをアップしました!
まずはモーエンセンの椅子。
シンプルな構造ですかジョイント部分などには見所満載。
畳摺りのベース構造からも日本の建築にもうまく調和するデンマークの名作と言える椅子だと思います。
(以前、建築家の方だと思いますが、「そんなに高いんですか?簡単に作れそうななのに!」みたいなことを言われた時は閉口しましたが、、、)
他細かい部分はホームページ、もしくはご来店の上ご確認くださいね。
なぜ、ホームページに2台紹介したか、、、、
実はラタン張りの職人さんに違う時期に張り替えをお願いした事もあったのか、ラタンの太さが違うことが発覚!
左が5MM、右が6MMです。
通常5MMで張り替えを依頼しているのですが、依頼時に指定をしていなかったよう。今になっては想像でしかありませんが、オリジナルが6MMだったのだと思います。
お客様に2台欲しい!と言われた場合は、またもう一台作らなくてはいけませんが、見た目の印象がこんな感じで変わってくること、良い勉強になりました。。。(あくまでポジティブ。。。)
ある職人さんにいつもお願いしていますが、張り替えには数万円かかります。。。
まだその職人さんを知らない時に、ネットで色々ラタン家具を扱っている家具屋さんに張り替えの問い合わせをしたものです。
(結構あるもんですよ、ラタン家具屋さん。)
ただ総じてみなさん言われるのは、「うちでは張り替えはしていません。。。」
いえいえ、、売るだけで、のちのメンテナンスはほっぽり投げですか?、、とまでは言いませんが、なんかいやな感じ。。
流行りでラタン家具を提案しても良いですが、その後のアフターケアーも責任持他ないと、後々ゴミになるものを売ることになります。
まあ、職人さんもよくここまで綺麗に張ってくれると思います。
こんな技術がずっと続いたら良いと思っています。
私だったら、「倍払う」と言われれても、こんなに綺麗に張るための精神力が続かないと思います。。。。
続いてピータービッツ 、オルラ・モルガード・ニールセンのアームチェアー。
埋め込みのローズがなんともケシカラン!
それにして上記モーエンセンの新品のラタンと、今回のこのビンテージのラタンの色の違い!Soborgにて1957年のデザインですから、どうでしょう?このラタン。。。
60年前?そんなことないか、、、いや、、でも、、、そんな雰囲気を醸し出しています!
モーエンセンで今後60年の経年変化を感じ観るか。
ピータービッツ で60年前の風格をそのまま感じるか。
またぜひお店にてご鑑賞ください!
お陰様で43回目の買い付けとなりました!
また、しばらくお付き合いくださいね。
まずはデンマークに向けて出発!
いつものようにFINNAIRでまずはヘルシンキに向かうのですが、ヘルシンキでの大雪のため、便の現地出発が大幅に遅れたようで、いつもならもうとっくの前にスタンバイしているはずの機体がいない!!
本来ならかなりの余裕を持ってスタンバイをして出発!ということだと思うのですが、機体は到着してすぐに出発。1−2時間くらいの遅延ですみました。
無事出発!
!!!!!
フィンランドは数年ぶりの大雪のようです。
通常ヘルシンキから乗り継いで、もちろんその日じゅうにコペンハーゲンにつきますが、今回はハラハラでした。
乗り換えでコペンハーゲンに向けて離陸する際もかなりの雪が降っていましたが、
最終的には、特に大きく遅れることもなく到着しました。
明日、朝一でオーフスに行く予定なので、この日は本当に泊まるだけ。
可能であれば空港近くのホテルに泊まりたかったのですが、さすが北欧・コペンハーゲン。私のレベルでは泊まれる料金の部屋がない!
諦めてメトロで少し行った安ホテルに泊まりましたが、これまた、中々ユニーク。
カード式の鍵は何度やってもエラーが出る。
部屋にはインターネットが繋がっていない。。。等々。。。
こんな時に限って、麩屋町店のビル一階でボヤ騒ぎが!
状況確認やスタッフへからの連絡。こちらからの指示や、関係者への連絡、、、、等々。。。
あまりのネット環境の悪さに、ストレス溜まりまくりでした。
ホテルのフロントが併設の酒場の店員とを兼ねているので、フロント業務なんて有って無いもの。。(笑)
まあ、コペンハーゲンでこんなホテルも今の時代、激レアな存在だと思います。
2度と来ないと思います。
なので、次の日は早起きして、大手チェーンパン屋に行きました。
ネット環境はバッチリ調っていて、何とか無事スタッフとも連絡もつき、すっきりとした気分で朝食をとることができました。
コペンハーゲン出発!
オーフス到着間近!!
ディーラーの倉庫に向かいます!
相変わらず、のんびり田畑風景が広がります。
180CMくらいのちょうどいいサイズ。
チークサイドボード。蛇腹付き!!!
ピータービッツのソファー。
現在、在庫で、例のコーナーフルセット1セット。
2シーター、両袖付き1台が在庫にあるんですが、まあこの際買っときます。
美しい木目のローズ!!!
そして何処かの誰かの椅子のように足から貫がテーブル中央部分に向かって伸びる!
木目も半端ないです!
そしてのびる!
完成形。
しかもこの伸張板は真ん中半分位たためて、この天板の下に収納可能です!
デザインも素晴らしいですが、作りもよく、合理的です!!
お客様の中で宇多野店に行かれたことのある方はご存知だと思いますが、あの在庫量。。。実は、郊外にももう一つ倉庫があり在庫は山のようにあります。
なので、スタッフとも話していましたが、今回は少し仕入れを抑えよう、、、
みたいな話をしていました。
最低でも20Fのコンテナ(コンテナの中でも小さいサイズ)での買い付けを目指していたのですが、どうも初日、1件目のディーラーでもうそれは叶わなくなってしまいそうです。。。
そうなんです、こんな出会いが、私の心をたやすく曲げてしまうのです!
レザーソファーセット!!!
もうピータービッツも在庫あるのに買ったじゃん!ソファーいらないやん!
と思っていても、このくったりとしたブラックレザーの感じがたまらない!
上質レザーとクッション中身は羽毛です!!
しかも足はローズ。。。。
座ってみたら、そのくったりとした上質な本革と内側に配された羽毛のクッションから、スーっと空気が抜けていく感じのこれまた最高の座り心地に、もう買い付け量を抑えるという当初の考えも頭から抜けていってしまいました。
ホームページに家具をアップしました!
どちらも素晴らしいテーブルです!
一つはソーレン・ウィラドセン工房製。
かのフィンユールもここの工房にデザインを提供しております。
あのひねくらかしたデザインを製品化するにはそれなりのテクニックも必要です。
そんな技術を持った工房のもの。まあ、一筋縄ではいかないデザイン・つくりになっています。。。
また、もう一つはピーター・ビッツ、ウラ・ミュルゴー・ニールセンのデザイン。
こちらはフランスアンドサン製。
ねじ込み式の足で取り外しも簡単ですが、ねじ込みの受けの部分をこのように美しいパーツとして表に出している。ピーター・ビッツたちの意匠を感じさせます。
どちらも希少なローズウッド製です。