買い付け商品の日本到着が遅れてしまい、納品スケジュールが非常にタイトになっていた中での、イベント参加などもあり、かなりバタバタな状況が続いておりました。
イベント自体は散々な結果だったのですが(涙)、ここにきてやっと落ち着いてきたので、逆にいろいろと商品をこの場で紹介することができそうです。
買い付けは続きます。。。
次の日、、、、
相変わらずの曇り空。。。
朝一待ち合わせ場所に向かう途中の公園内の通り。
前日の雨などで、土の部分は見た目かなりぬかるんでいそうですが、完全に土ごと凍結している!逆に歩きやすい!!!
そんな凍土が固める中、この季節に出てくるいつもの黄色い小さな花たち。
顔面凍りそうな中ですが、かすかな春の訪れも(???)感じられます(???)。
何時ものパン屋にて。。。
このゴマ系のやつがおいしい。。。
早速出発!!
彼の倉庫に行く途中に何軒か週末にしか開かないマーケットに寄って行くことに。
でもこのマーケットは何回か連れてきてもらっていますが、相変わらず何もない。
さらに進みます!!!
そして2軒目。
こちらは多少期待できる。
何点か買うものありましたよ!
そして彼の倉庫到着!!
極寒の中、探します!
モーエンセン!
ハンス・ウェグナーのネストテーブル!!!
なかなか良いテーブル。
シバスト!!
そして、モーエンス・コッホ!
マホガニー!
ルド・ラスムッセンのラベル入!
そして!
ピータービッツセット!!
やばいもの出ましたねー。。。
でも個人的に気になるのは。。。。
ウェグナー、超初期モデル。
1941年位のアルネ・ヤコブセン事務所時代。
オーフス市庁舎建築時のデザイン!!その名も「オーフス・シティーホールチェアー!」
そのままですが、、、
オークのその素材感もなかなか迫力ありました!!!
プラス、このファンクション!
シート座面内に椰子の繊維や獣毛などの天然素材!
ばりばりのオリジナル状態で残っていました!!!
そんなこんなで日が暮れてきました。雪もちらほら。。。
帰り道は雪の中、高速を飛ばして帰りました。
PETER HVID AND OLRA MOLGAARD NIELSENのイージーチェアーをアップしました!
1953年デザインのモデルです。
モデルナンバーはFD-144、ハイバックは145のようです。
張替生地はデンマークのケアロップ・ヴァヴェリ社のzivagoを使いました!
ここの生地、なんというか、、、上質なウール特有の何か糸自体に空気を巻き込んだようなふっくら感と、天然素材のしっとりとした感じがかなり気に入ってます!
そこここに配されたチーク材がポイントです。
足の部分には先っぽに。
アーム部分は何枚かにスライスされた5-6MMのオークの板(おそらく3枚)の上に一枚だけ、チークのスライス(4MMほど)を重ね、曲げて形造られたものです。
背たれのスピンドルも美しい。
通常、椅子は後ろから見ることが多いと思います。後姿が美しくないとねー。やはり!
商品説明には書いていますが、スピンドル数本にダメージが有ったのと、アームの部分と前足・後ろ足の接合部分がゆるくなっていたようで、何と現地ではそれを木ねじで固定していた!!!スピンドルは新しいものを作成。どれが新しいもので、どれが古いものか、、、、解らない状態です。
また接合部分はしっかりと固定した後、その穴はなんと同様のチーク材を使いキャップを作り、オリジナルに近い形に戻しました。
現在麩屋町にて展示中。。。。ぜひ見に来てくださいね!
そう、スウェーデンでの買い付け結果はこんな感じ(笑)。(意外に顔が笑っていない)
大漁大漁!
でも待ち受けているのはパッキング地獄!さすがに疲れました。
現地到着日の次の日から買い付け開始。
買い付け二日間にて買い付けとパッキングをしっかり済ませ、
次の日にデンマークに出発です!!!
短期決戦。
デンマーク着。
結局出発朝までパッキングは続きました。
それを済ませてからの出発で、コペンハーゲン到着にはもっと時間かかると思いましたが、
意外に余裕の到着です。
何時ものデンマークマイホーム(いや、マイルーム)にもどります。
まだまだ時間もあったので、市内をぶらぶらしに行ってきました。
知る人ぞ知る、超高級デンマークビンテージ工芸ショップ。
ニルス・トーソンのミニチュアを飾ってありました。 いいですねー。。。。。
明日は例の場所に行ってきます。
次の日。
薄曇り。
とりあえず電車で朝食を食べに向かいます。
何時ものノールポートのマーケット。
もう、コレクなんとか・コーヒーは飽きたので隣のパン屋さんへ。
というか、もう観光地化しているのでこの施設もオサレですが、本当のデンマーク魂はもうここでは感じられるお店は少なくなっています。
気を取り直して。
そうです、ケイオスへ!
家具を見せる気有るのかと、問いたいです。
「今回はあまりないで。。。」と元気なく言うディーラーに、今の買い付けの難しさを再認識します。
でも、見つけ出しました!
ローズチェスト!!!
ディーラによると、これが外に出たのは3-4年ぶりだと(笑)。
まあ、誰もそこまで探さんわな。。。もう私は食いついたら離さんで。
Jo Hummerborg?
けしからん感じのローズが付いたフロアーランプ!
?誰の椅子だろ。
ピーター・ビッツですかね!
チークの合板の曲木アームと、フレームのオークの組み合わせ。
ティピカルな50sデニッシュモデルですね。(違ったらすいません。。。)
そして、フリッツ・ヘニングスゥェ~~~ン。(アッシュだけど)
なかなかのラグじゃないですか!
聞いたら、フリッツ・ヘニングセンを買い付けた個人宅で一緒に出てきたものらしい。
たぶん間違いないですね。
探しゃあ、どんどん出てくる!
コニー・ヴァルター!
一方はブルーのどろっとした釉薬が美しいコニー・ヴァルターらしい作品。
そしてもう一つは、質感は彼女らしいですが、小さなモチーフが。
またそこに自然釉が。
どちらも何とも言えない作品です!!
そしてロイヤル・コペンハーゲン。
ちょっと左のボウルは誰のか解りませんでした。(いやー奥深いなあ)
右は、ニルス・トーソン!
いやー、いいですね!
ローズウッドの小箱。
右手前は、イェンス・クイストゴーでしたよ! ダンスク!
こちらもローズのS&P.
シルバーの飾りのついたデザイン。
ディーラーと二人で、カイ・クリスチャンセンのS&Pということにしました!(わかる人には解る)
(いやそもそもこのブログ自体、解らない人には解らない。)
まだまだ出てきました。
ディーラーの真紅のバン。
出てくる出てくる!実はクルマの中もケイオスでした!
エリック・キルケゴー!
まあ今回はこれでおわりかな?(許してやるか!)と思ったところまだなぞの箱が。。。
つい先日買い付けたんだよ。。。と。
じゃあ、開けてみよう!と。
(正直、この状況の中で箱を開けるのはかなりの危険も伴う)
なんとなんと!
なんとロイヤルコペンハーゲン、100年ほど前の物!
そう、デンマーク・日本外交150周年の展覧会でも展示されていたジャポニズの流れを汲んだカップ!
また、ソーサーも極薄!
かなり雰囲気有ります!
この落書きのような(スミマセン)のサインはバッチしその証拠!
いやー次から次へと!楽しすぎる!!
ここまでほりつくしたら次回どうなるか!
ケイオスシリーズ!2月もお楽しみに!(買い付け自体に行けるかな?)