HANS WEGNERのGe2803シーターをアップしました!
いままでの290のようにクッションを3列並べるスタイルから、
このようにそれぞれシートを独立させたスタイルへ。
木製のフレームでクッションを受ける仕様から、金具でシートをそれぞれ支えるデザインにすることによって、一気にシャープで圧迫感のないデザインに生まれ変わりました。
少し革新的な感じもしますし、アームの部分のデザインなんかは、ウェグナーにしたら攻めてるような気がします。
290にもあるような少し低めのシート配置がスペースをよりスッキリと。
また低重心の安楽性。
メタルのパーツも、ウェグナーらしくないような気もしますが、彼のCH23のような契りすらデザインに!というウェグナーなら、メタルのパーツやそれこそネジ一本までもデザインの一部としてしまう、、、考えると、彼らしいデザインなのかもしれませんね!
生地はデンマークのケアロップヴァヴェリを選びました。
白木のオークに逆にブラックのZIBAGO.
引き締まった感じがします。
ブラック単色ではなく、表面の糸に含まれる染まりきっていない繊維なのかが、
まとわりつくような感じに生地表面全体にあります。裏糸にはブラウンを使うなどして、表面感に奥行きと色めの深みをしっかりと表現できた、他に類を見ない生地だと思います。
椅子張り職人がじっくりと取り組んでくれたこともあり、なかなか他では見れない仕上がりになったのではないでしょうか?
ぜひ実際の商品をご覧ください!