秋の夕暮れ迫る大徳寺前。
少し前になりますが、新装開店の古美術 鐘ケ江に納品に行ってきました。
ニルス・モラーが並ぶ。。。
まだ開店前。開店準備中です。
テーブルにはローゼングリン・ハンセン。ローズ。
設計は5HOUSEの尾崎君です。今回もご紹介いただき、本当に感謝です。
提案時から新装開店まで時間的余裕もありましたので、こちらでも在庫数も少ない中ですが中でも素晴らしい木目のものを選んで、お施主様と建築家のご期待に添えるよう、しっかり納品に向け準備してきました。
納品時は開店準備でおおわらわの店内に入らさせていただきましたが、
後日、新装開店後にもお邪魔させていただきました!
田辺竹雲斎によるインスタレーション。
こんなすごい作品を組み立てている最中に私たちは納品に来ていたのですが、想像するにおじゃまだったとおもうのですが、とても優しい感じの方々で、やはり作品の素晴らしさはお人柄にもよるのですね。
その他、本当に素晴らしい作品たちを見ることができました。
この作品などは、りんごと台座含め木の一本彫りだそうです(だからくっついてるんです)!!!
アラフィフを迎えている私ですが、このような素晴らしい超絶技巧の作品を見るのは初めての経験で、大変貴重な機会でした!やばいです!
自分で言うのもなんですが、何百万の椅子を買うなら、こちらが欲しいです!(汗)
新装開店後のうちから嫁入りした子たちの様子。。。。
お店の看板わんこも気に入ってくれたのでしょうか?
床の傷を抑えるのにビンテージラグなんかどうかという提案を建築家の尾崎君がしてくれて、試しに敷いてみました。
最終的には住宅感が出てしまうということで持ち帰りましたが、
個人的には雑多なビージェネではこのような美しい場面にはならないので、大変勉強になりました。
このような場でプライベートなことを言うのもどうかと思いましたが、今回のお施主様である古美術・鐘ケ江の2代目は、建築設計の5HOUSEの尾崎君と同級生。
またこの美しい庭を手がけたのも、学校卒業後長く下積みをして庭師の一人親方として独立したばかりの同級生(ビージェネのお客さまでもある!)。
もちろん鐘ケ江さんの旦那ぶりが大きいとは思いますが、この仕事に際して、この3人はそれぞれ全く違う業を営んでいて、度々会えるような関係ではないですね、、、、ただ、こう行った場面で、ものすごくタイミングが合う!
なんかこう、繋がる時は繋がるんですね。と私は思います。
無駄に酒飲んで愚痴はべらかすのは馴れ合いでしかないです。
私のような親父はこういった若い世代の仕事や美しい友情、自然なる導きをしみじみと考えると、秋の夜長のお酒も進むもんです。。。
ビージェネに来るマニアックな皆様は興味津々だと思いますが、ぜひ、一度足をお運びください。
古美術 鐘ケ江
京都市北区紫野下門前町43番地
(大徳寺総門前)