タグ別アーカイブ: KAJFRANCK

第47次 買い付け報告 フィンランド編6

朝窓から外を覗くとすごい状況が!

 

230328-3

辺り一面雪景色!

日本からのインスタなどのSNSだと、皆さん、桜を満喫している様で、うらやましい限りだったのですが、もうこの状況、、、、

最後にひとつ約束があったのですが、もういくのやめようかと思いました。

 

230328-4

まあ、ヨウコ・レコラの紹介だし、いってこようか。

 

 

 

230328-5

トラムで

 

230328-6

中央駅まで。

いつものキャリーを持ってきていない時点でやる気なし(笑)。

 

230328-7

構内の美しい照明に癒されます。

 

 

230328-8

少し郊外まで電車で。

ヘルシンキ市内の雪が少し小降りになっていたので、楽観的にいましたが、こりゃ外出どころじゃない。

 

 

230328-9

アラビアの食器が少し買い足せたらな、と思い頑張ってきましたが、どれもこれも高!!

SNSで売ってるし、SNS値段だし、もうここまで来る価値なしですわ。

すでにビージェネで定番のアラビア謎シリーズのみ。

あとは、カイ・フランクのトランペットと、タピオのキャプテングラス!

 

 

 

 

230328-10

帰りも吹雪いてます。

 

 

230328-11

もうどこにも出れる状況じゃないので、近くのパン屋さんでコーヒーブレイク。

その最中にもどんどん吹雪が強くなってきた。。。。

部屋で仕事するのもいいですが、気分転換できるこのパン屋さんがあってよかった!

今日の収穫

230328-12-1

カイフランク。

少し前まで、結構数出たんですが、もう最近は全然ないですね。

 

 

 

 

230328-12

カイフランク。

トランペットグラス!

 

230328-13

タピオ・ウィルカラのキャプテングラス!

これでうまいウイスキーを割ってハイボールとか、やばいです!

 

 

230328-14

 

アラビア謎シリーズ。

 

 

230328-15

この謎ボウルも個人的には好きな感じ。

クラッシックなプリント柄に銀の縁取り。

 

 

 

 

230328-16

 

刻印も古いもの。

味わい深いです。

 

 

 

第47次 買い付け報告 フィンランド編5

商品紹介続き。

あとはカイ・フランク祭り。

 

230327-01

1153.   こう言った小さなグラスすら美しい。

 

 

 

 

230327-02

 

1111, ワイングラス。

珍しいカラーリング!

 

 

230327-03

トランペット!  1725

 

 

230327-04

アイスバスケットとプリズマプレート。

 

 

230327-05-1

美しいデザートボウルセット。

クリスタルのグラスに、シャープに削り込まれたウッドプレート。

ウッドプレートだけでも美しいです。

 

 

230327-05

そして、1422。

それぞれ高さが違う。

よりハンドメイド感を出した作品です。

 

 

 

230327-06

たくさんのピッチャーたち!!!

これだけ揃うと圧巻です!

 

 

 

230327-07

こちらもなんとも美しい!!!

 

 

230327-09

ルビーレッドのピッチャー。初期タイプ!

 

230327-010

パンチボウルセット

掬う柄杓もグラス!

 

 

230327-011

 

KF106、 クリアの最大サイズ!

 

店の在庫と合わせると、かなりの見応えのあるコレクションになりそうです!

 

 

 

第47次 買い付け報告 フィンランド編4

先にアンティークフェアーの感動から、先ばしって商品紹介してしまいましたが、引き続き商品紹介!

230326-01

なぜ、デンマークの作家、アルネ・バンの作品がフィンランドに?
今日の雪模様の様な真っ白な釉薬。

デンマークミッドセンチュリーには余りみられない(と言っても少し古いですが)独特のアールデコな作風と、立ち姿。
ラタンの取手が合わさり無国籍な凛々しさを醸し出しています。

ヨウコより。

さすがです。

 

 

 

 

 

230326-02-1

フランチェスカ・リンドの釉薬皿。

直径約30cmの大ぶりなお皿だけに、モスグリーンの釉薬が大迫力。
フィンランドの奥深い森に潜んでいる大地の風景の様で、こちらも個人的には最初フランチェスカ・リンドとは思わなかった意外な大発見でした。

濃色のローズサイドボードの上とかに、飾っておきたいですね。

 

230326-02

グンネル・ニューマンのネプチューンショットグラス。

 

 

230326-03

ゴーラン・ホンゲルのシャープなデザイン。

 

 

 

230326-04

小粒なビヨルン・ウェクストロム。

 

 

230326-05

ティモ・サルパネヴァのグラスたち。

個人的にも大好きなアロマグラスもたくさん。

 

230326-06-1

ショットグラスたち。

オリジナルボックス付きも!

 

 

 

 

230326-06

カラフェとグラス。

 

 

230326-07

余り見ることのないグラス。

こちらもティモ・サルパネヴァ。

なぜ見ることがないか?
それは子供用だから。
何千個と壊されていたことでしょう!
でもそれでいいんです!日用品ですから!

フィンランドの子供たちはこんな素晴らしいグラスを使っていたんですね!

 

 

 

230326-08

こちらもティモ・サルパネヴァ。

なんてことないグラスですが、底ポリッシュのサイン入り。
こちらもビージェネ初登場。

 

 

続いてタピオ・ウィルカラ。

230326-09-1

ショットグラス。美しいです!

 

 

230326-09

こちらは珍しいスタッキンググラス。

 

 

 

230326-010

オリジナル木製ボックス付きのセットが2点ほど。

デザインも大好きですが、この木製ボックスのクオリティーがけしからん!!

 

 

 

230326-011

LOYTO。

英語名はディスカバリーです。名前すらかっこいい。

小ぶりなタイプ。綺麗ですね。

タピオ・ウィルカラが当時、サイン入りのグラスたちが高価だったこともあり、サインなしの作品で数点デザインされたシリーズの中の一つ。

製造工程になるべく手間をかけず、コスト削減した上で美しいものを作る。
美しく良いものを作る上で、外せない部分は残した上での思考。

どこかのモノづくりとは逆の思考。

 

 

 

230326-012

こちらは逆かな(笑)

私も初めてみた。これも、タピオ・ウィルカラ。

上部に行くに従ってブルーになっていくクリスタルと、美しく彫り込まれた紋様。

凛とした立ち姿は、これは小品ですが、ある意味タピオ・ウィルカラらしい作風が出ていて、外せない逸品です。

 

 

 

 

230326-013

そして、カンタレッリ大。

みた感じ、どこか普通の大サイズより大きい様な。。。。

こんな誤差でどこか価値観が上がってしまうのも(個人的な視点)、魅力の一つです。

 

 

 

230326-15

そしてサルメンハーラ。

 

230326-16

後期の作品。

何故サルメンハーラの作品の値段が高騰しているのかは、残念ながら彼女のキャリアで早いうちに事故で作品が作れなくなってしまったから。

世界的評価が高い中、作品数が少ないゆえに、高騰してしまう。

事故後、彼女は後進を育てるためにフィンランドだけでなく、アジアにもその活動の場を広げていった訳ですが、その中でも作品を作れないという葛藤といつも戦っていたのでしょう!

その魂が、過去のあの燃えるように熱い炎の中から出てきた、フィンランドの大地の様な作風から、一転したこのシンプルな作品へ。

やはり、あの作品が欲しいですが、私もこの作風のものとは初対面。
というか、買えるとは思わなかった。

とりあえず、日本に持ち帰ります!!!

 

 

 

 

そしてなんとなんと!!!

 

230326-18

サルメンハーラが使っていたという道具を手に入れました!

 

230326-19

道具の一部にはあのサインが!

 

 

230326-20

 

フィンランドに竹はないよな?

ということは、おそらくアジアでの指導の時、もしくはその前から、、、もしかしたら日本から取り寄せて?使っていた?

 

なんて想像膨らみます。

日本でも仕事柄、職人さんの道具や仕事場など見る機会もありますが、やはり素晴らしい職人さんは道具を大事にされていますし、まずその道具や仕事場が美しい。

我が尊敬するサルメンハーラ女史もその作品からも分かる様に、道具すら美しいのです。

 

第47次 買い付け報告 フィンランド編1

フィンランド買い付け初日。そこそこ晴れている

230323-1

今回の部屋も比較的アクセスも良い、街中に位置しています。

 

 

 

230323-2

数軒隣に感じの良いパン屋さんが。

コーヒーを片手に。。。。。

 

 

フィンランドにくるのはこの人に会うことが目的。

230323-3-1

ヨウコ・レコラ。

相変わらずのこれ見よがしのほぼほぼ閉まっている店。

 

 

230323-3

ほんとすごいな。

ほぼ非売品だけど、それでも生きていっているというのがすごい(笑)。

 

 

230323-4

 

このお店の中で私の買い付けた量というのは、ほんの雀の涙ほどですが今回も良いもの分けてもらいました!

アルネ・バンなんて、かれはどこで仕入れるんですかね?

謎多き男。それが魅力!

 

 

 

そして彼の秘密の倉庫へ。

230323-6

カイフランクいっぱい。

後ろのアアルトは買ってないです。

カレリアンバーチの素晴らしいドレッサーも買ってないです、念の為。

しかし、このデスクをセカンドハンド・ショップで見つけたというんだから、彼には神がついています。

 

 

230323-7

そして極め付けは、もう教科書で見るくらいの代物。

エリエル・サーリネンの椅子(笑)。こんなのあるんだ。

しかもかなりのグッドコンディション。

もうその仕入れストーリーは神懸っています!

 

 

ヨウコにアパートまで荷物と一緒に送ってもらって、まだ時間があったので、街を調査に!

 

230323-8

 

まずは腹ごなしに大好きなフィンランドパンとコーヒーを!

 

230323-9

潰れた耳と言う名のパン。最高に好きですね。

 

 

230323-10

かもめ食堂が近くにありました。入ったことないけど。

 

 

 

230323-11 230323-12 230323-13

 

230323-14 230323-15

初日でもう買い付け終わってもいいくらいの収穫でした。。。。

 

 

 

230323-16

 

カイ・フランクのグラスたちをはじめ、後ろの方にあるのがやばいやつ。

ちょっと信じられない出物でした。

もうこれで資金いっぱいいっぱいですが、これがまだ序章であったことは未だ知れず。

第47次 買い付け報告 デンマーク編9

230321-1

なかなかすっきりと晴れないです。

 

 

 

 

230321-2-1

っていうか雨です。。。

寒空の中、行ってきます!

 

 

230321-2

いい感じのお店ですね!

 

ということで、かなりの満足感のある仕入れとなりました!

 

 

230321-3

サルトのリトグラフ。

 

230321-4

こちらはHenry Heerupのリトグラフ。

 

230321-5

ぼやぼやの写真ですみません。

パントン、フラワーポット。

ミントコンディション!

 

 

 

 

230321-6

そしてまたキルタ!

フィンランド行かなくてもいいかも(笑)!

 

 

230321-7

そしてスウェーデンもの。

ハンス・アルネ・ヤコブソン!

 

230321-8

もう一台!!

 

 

230321-9

久々のプレーベン・ダル。

色々面白い照明を探していたのですが、今回の買い付け通してかなりの手応えあり、これまた到着が楽しみです!!

 

 

 

230321-10

 

時間余ったので、少し街歩き。

こういった雰囲気のある古い駅の方が好きなんですがね。

 

 

 

230321-11

もう誰もが知っているようなセカンドハンドショップですが、ここまで品揃えがあればいくらでもやり方がある様な気がします。

流石にモダンデザインなどが高騰して手に入りにくくなっていますが、最近デンマーク現地のディーラーの中でもホットなのが(笑)、70−80年代のオークの家具。これがまた個人的にはウケつけないデザイン。。。ひどい。。

もちろん好みもありますよ。好きな方は買えばよろしい。アメリカでは流行ってるらしい、知らんけど。

ただ、なにかモダンの次はこれだ!的な、ディーラーの動きがなんか違う感じで、そりゃ、80−90年代にフィン・ユールが叩き売られていたことを考えれば必然的な流れなんですかね。

それまで高価だったデンマークアンティークマホガニー家具が一気に値下がりし、今までゴミ同然だったチーク家具がもてはやされる様になった。そんな激流の様な流れに今まで対応してきたデンマーク家具ディーラーたち。これも生きていく為の選択ですね。

ただ言えるのは、ビージェネがもしそのオークをやり始めたら終わったと思ってください(笑)。

 

 

 

230321-12

どことなく京都っぽい、と思うのは私だけでしょうか?

 

 

230321-13

なんとなく春がちかい。

 

 

 

 

230321-14

ビールで休憩

どこもやたらうまい。

 

 

 

230321-15

 

 

 

230321-16

曜日も悪かったか、相変わらず死んでいるコペンハーゲンアンティークストリートのランスボーゲード。昔の面影はもうないです。

 

 

 

230321-17

さむいです。

 

230321-18

 

相変わらずの自転車天国ですが、最近やばいのはこの前カゴ付きのでかい自転車に、電動が出ていること!

京都でもそうですが、自転車に乗っているおばあちゃんが、なんかやけに元気だな!っていうスピードで走っていたらほぼみなさん電動自転車(笑)。

こちらデンマークでも、え??! やけに早いカゴつき自転車だな!と思ったら、電動!
私も若かりし30代の頃は、コペンハーゲンをレンタサイクルで走り回ってアンティークショップを探しまくりましたが、その頃ですら足の長いデンマーク人には(女の人にですら)かないませんでしたから、もういまやママさんカゴ付電動自転車加入で、こりゃ、もうレンタサイクルでの日本人デンマーク自転車レース参戦は無理ですね(笑)。