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第44次買い付け報告:フィンランド編5

さて、収穫のお知らせ。

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無名の小皿。

おそらく1930−40年代くらいのものじゃないでしょうか?

 

 

 

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イッタラやヌータヤルヴィにある、少しグレーがかったブルーで、プレス。

おそらくどこかの家族で使われていたお皿6枚セット。

ガラスの美しさや微妙な揺らぎ感はこの時代でしかないような,なんとも言えない質感。

おそらく当時はたくさん作られていたものだと思いますが、ほぼ100年経った今では一度に何枚も揃えるのは難しいです。

でもまたどこかで出会えるのを密かに期待しています。

 

 

 

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オイバ・トイッカ。

つい先日お亡くなりになってしまいました。

イタリアのギャラリーでオイバの作品展が開催されたようですが、その展示会前日、見ることなく逝ってしまったようです。

 

 

 

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ティモ・サルパネヴァ。

アロマグラスは裏面が磨かれた1STモデル。

スタッキングボトルは久々の入荷です!

 

 

 

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シンプルなカイ・フランクのグラスたち。

プレスシリーズ。

どれも極力作為を感じさせないデザイン、禅にも通じる無に近い潔さにいつも惹かれます!

 

 

 

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こちらも久々の入荷。

トランペットグラス。

レア・ヌータヤルヴィターコイズブルー、グリーン。

 

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左のグリーンのストレートグラスは初入荷。

60年代後半70年代くらいのものだったかと思います。

 

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こちらも久々の入荷!

カイ・フランク。

残念ながら、食器洗浄器使いすぎで曇っていますが、なかなかないモデル。

買い付け中はこれでずっとワイン飲んでました!(汗)

グラスの底のデザインが特徴的で美しいです!
(でも洗いにくい(汗))

 

 

 

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そしてバブルグラス。おちょこサイズ。

イッタラ時代の作品。

店にボトルがあるので、冷酒セットとして売り出そうかと思っています(笑)!

 

 

 

 

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ナニー・スティル。

なんとも言えない、リーヒマキのターコイズブルーが美しいグラスです。

通常あまり見ないのですが、、、、、

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こんなに集まりました!!!

 

 

第44次買い付け報告:フィンランド編4

同じエリアにある同様のマーケット会場に向かいます!

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古い煉瓦造りの工場跡地の再利用。

かっこいいですね。

左のほうはホテルやレストランとしても使われているようです!

古いものを積極的に使っていこうという考えが羨ましいです。

ヨウコは貫禄のいつものスタイルで入場!これからヨウコ・スタイルと言わせていただきます!

 

 

 

 

 

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周りはこんな環境。

このマーケットに集結するのは、ほとんどプロなので、アホほど安いことはないですが、
皆、やはり売りたいからここに来るわけで、値段交渉もありあり。
7月はだいたいフィンランドの人は夏休みを取りますから、ここで現金化して夏休みの旅行を楽しもう!というディーラーも多いんですよ!(笑)

そこが狙い目!(笑)

 

 

 

 

 

 

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さすがのヨウコ。

買い付けるモノが違います。

1800年代の刻印があったので100年以上前のロッキングチェアー!!

ディーラーのパーキングまで来て漁るこの根性、半端ない。

 

 

 

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私は、リサ・ヨハンソン・パッペのオルノ社オリジナル、見つけました!!!

 

 

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こんなところでフリマなんて、羨ましい限りですね。

日本だったら炎天下、死ぬ寸前ですよ!

ナニースティルのグラスも一層よく見えてきます!

 

 

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途中見つけた、えげつないオーディオセット・・・・

もちろん買わないですよ。

 

 

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例の漫画を意識した買い付け(笑)

 

 

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あまりにも美しいフォルムに立ち止まった!

惚れ惚れするタピオウィルカラ のミルクピッチャー&シュガーポット。

フィンエアーもの。

こんな美しいものが、企業で使われていたなんて!

なんて凄い国!フィンランド!

後から考えたら、ミルク&シュガーでこの値段はありえんな。。。興奮しすぎ。。反省。

 

 

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前回このマーケットで、ほぼデッドストック状態で見つけたこのセット。

今回は状態はイマイチだけど、良い値で見つけられました!!!

 

などなど、収穫多数!!!

この場で紹介できればブログ映えしそうな、彼女の作品や、彼の作品など。
見つけた時とその後の値段k交渉の場であまりの興奮で(汗)写真に撮れていない獲物まだまだ多数!!

 

引き続き紹介していきますね!

 

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なんとか満足のいく買い付けできました!

 

第44次買い付け報告:フィンランド編3

さてマーケット当日!

朝6時の待ち合わせ!

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まだ誰も歩いていないので、カモメが悠々と道路を歩いています!

 

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ヨウコレコラ参上!

これからマーケット会場へ出発!

時差ボケのため、朝早起き楽勝です!!

 

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天気予報ではあまり天気が良くないという予報だったようですが!

さすがの晴れ男!

 

 

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どんどん田舎道になっていきます!

 

 

 

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会場到着、まあ一番乗り。

っていうか、店の人が来ていない。。。笑

ヨウコレコラ曰く。「難民キャンプのようだな!」

朝から毒舌も冴えてます!

 

 

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中にはすでにテントを蹴ている人もいたので、早速買い付け開始!

ヨウコはいつもの吉田類スタイルで貫禄の入場!

 

 

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早速ヨウコが見つけたサーラ・ホペア。

レアカラー。

って言ってもまだ日本じゃメジャーじゃないしそんなに売れないです。

 

 

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でもどうですか!

なんとも美しいガラスの塊!

正統派50sカイフランク スタイルとでもいいましょうか。

正統派カールゴッチのストロングスタイルを引き継ぐ、アントニオ猪木の作品とでも言えばわかりやすいでしょうか?

決して安くはないですが、これを見逃して日本に帰るわけにはいかない!

持ったときのこの重量感と、なんとも緊張感のあるこのデザイン!

ヨウコのお勧めもありますが、是非とも皆様にも感じていただきたい!という思いで日本に連れて帰ります!

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そんなんで、ヨウコの行くところに人だかりができます。。。。

(こいつが何を探しているかって、みんな見てるんですね!笑))

 

 

 

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だいたい8−9時くらいにはみんな揃って、会場もより活気のある雰囲気になってきました!!!

 

 

 

 

 

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ホールにはおしゃれなバーができていました!

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とりあえず一休み!

レコラビールといって、同じ名前!

 

 

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お約束のムイック焼きもガーリックソースで!!!

 

続きます。

 

 

 

 

第43次買い付け報告:フィンランド編2

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帰り道。。。。

よく見ると池の上に氷が張っていて、みなさん氷の上の散歩を楽しんでいます!

じゃあ私も!!!

 

 

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以外にどこからでも氷の上に行けそうでしたが、念の為、みなさんが使っていた桟橋辺りからの入場!

まじ、氷が割れて水の中に落ちたらシャレにならないですからね!!

 

 

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氷の上を歩くなんて、何年ぶり、、、いや何十年ぶりかも。。。

 

 

 

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ところどころに穴がありました。

 

 

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街中で釣りしているおじさんたち。

寒そうだけど楽しそう!!!

 

 

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先週のドカ雪の名残。。。

 

 

 

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早速買い付けたものの紹介。

カイフランク、イッタラ時代のバブルヴェイス。

形が珍しい!!!

確か麩屋町に何個か在庫もあったので、並べて飾ってもいいかもしれませんね。

 

 

 

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カイフランクの初期、、、美しい!!!

フィンランドの湖の底から湧き出てくる湧き水のよう。。。

 

 

 

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こちらは小ぶりなコームカットヴェイス。

全て手作業のカット。

当時どんだけの手間がかかっていたことか!!!

 

 

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そして、ヤッカラ。中サイズ。

作品の上にライトを灯してみましたら、その光の漏れ具合がまた美しかった!!!

こちらはフィンランドの森の中を思い起こさせます。。。。

 

 

 

 

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そしてこちらが超巨大サイズ!!!

 

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ついにやってしまいました。。。。。

あとは、バンブーか!!!

 

 

 

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ヨウコレコラのところで最後に見つけた品。

 

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トイニ・ムオナ。

こちらもシンプルで美しい白磁の花器ですね。

戦後間もない時代のフィンランドの女性作家の作品です。

 

 

 

 

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こちらは美しいブルーの器。

ライヤ・トゥーミ。

これらの作品たちをみていると、ますます6月の東洋陶磁美術館のフィンランド陶芸展、楽しみになってきます!

 

 

 

 

第43次買い付け報告:スウェーデン編4

買い付けたあと、荷物を持ち帰って部屋で開けるのも楽しみの一つですね。

見つけた時の興奮を思い出したり、焦って商品の詳細を確認せずに買ってしまって、
この場で後悔の念にかられたり。。。。

買い付け当日はもう疲れて何もする気が起きないので、次の日に開けて最終チェック。

日が短いのでせっかくパッキングする前に写真に収めようと思っても、色々と作業していると
もうだいぶ日も落ちて、写真を撮るには適さない感じの明るさ具合です。。。

もう少し良い写真でお見せしたかったですが、まあ、またお店の方に是非いらしてください。

買い付け中の写真にあるもの以外の商品と、さらにもう一度お見せしたい商品を紹介しておきます!

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アラビア。

グンバー・ウリン。

 

 

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フリードル・ホルツァー・チェリベリー。

特に真ん中のボウルは、形といい、そこの部分にも彫り込みが!!!

 

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カイフランク!ポカリ!

インカルモ。

 

 

 

 

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そして、タピオ・ウィルカラ!

改めて見ても、その美しさ!

(隣にゴミが。。。)

 

 

 

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そして、ホグラン。

カイ・フランクのサルガッソシリーズに似ていますが、

このブルーはなかなかの良い色でした!

 

 

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グナー・ニールンド。

盃のような形!!!

 

 

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スタルハン。

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小ぶりですが、フレーベリ。

 

 

 

 

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そしてスティグ。

ピンタ。

 

 

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コロラドのポットセット!!

 

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ファイアンス。

最近かなり高くなってきていますが、やはりどこか雰囲気がありますね!

 

 

 

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そして、バックル。

ディーラーは今まで一度しか見たことない!といっておりました!!

 

そして問題の2点。。。。

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魚?

 

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リンドベリ自身がモチーフらしい。

また、お相手は、元の奥さんがお亡くなりになった後にお付き合いをしていた、
スウェーデンの某有名女優さんらしいです。。。。

ということは、晩年の作品?

イタリアでその彼女と一緒に過ごしていた、、、とディーラーは言ってました。

確かにリンドベリはイタリアで亡くなっているはずですね。

やけに詳しいディーラー、実はグスタフスベリの会社のエリアにあったアンティークショップをやっていたんだよ。、、と。

はいはい!ありました!

何か小高い丘の上にあるような所に!

でも一回入ったことあったかな?でも、あまり良いものなくて、タピオ・ウィルカラのガラスを買ったような気が、、、、でももう10年以上前。。。

ディーラーは「お前とあったことある!」と、自信ありげに言うもんだから、
『はいそうですか」と返しておきましたが、おそらく、同じ日本人で違う人でしょう。。。

このアイテムもプロダクトではなく、誰かへのプレゼントだよ。。。と。。

色々お話ししたんですが、ちっともおまけしてくれなかったので、本当は買うの止めようかと思ったのですが、最後の最後、買うの決めました!

最後ちょっと、まさにスズメの涙ほどのおまけをいただきました。

いやー、このアイテム、やばくないですか?

 

 

最後、モナ・モラレス・シュルト!

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私の師匠、ドミノアンティーク。

なんだか、このアンティークフェアーで受賞してました!!