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GE236 OAK HANS WEGNER GETAMA

GE236 OAK HANSWEGNER GETAMA180927-1

 

先日、ハンスウェグナーのGE236が完成しました!
(写真のバックが現場感有り過ぎでスミマセン。。。。)

始まりはお客様からのGE236の在庫お問い合わせからでした。

たまたま倉庫に在庫があったので、ソファーはまだ手入れ前でしたがご来店いただき、
今後の木部のメンテナンスや、生地のセレクトまでお話しさせていただきました。

今回はデンマーク、ケアロップ・ヴァヴェリのZIBAGO2020を主体に気に入っていただき、内側のウレタンから総張り替え。個人的にもオススメですが、ほんとこの生地素晴らしい!!!

発送前にお客様に写真もお送りし、お喜びの声を頂きましたが、
まあ、個人的にも大満足の出来栄え!

張り替えもパーフェクト。

生地の柄合わせは当たり前ですが、正直たまに見られる、ありがちな縫い合わせ部分のパッカリング、縫い目の蛇行。。。。などは、全く無し!!
縫い代・合わせきっちり、縫い目直線!!
私なんぞは買い付けてるだけで、やはり、この辺りをきっちりしてくれる職人さんたちの手で、
一つ一つの素晴らしい家具が生まれてくるんだと思います。

 

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後ろから見ても美しい椅子。(周りの現場感が。。。)
角の部分なんかも、少しシャープに仕上げたいですね。

ゲタマのオリジナルの仕上げはラッカーでしょうか?

その塗装を全部取り除き、メンテナンス。

最終的にはオイルを含んだ、少し褐色のオークに仕上がります。

 

 

 

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後ろから見ても美しい椅子、、、と説明いれましたが、やはり家の間取りや、奥部屋のスペースによって、椅子の置き方はまちまち、、、、

今回は壁に寄せる感じで配置されるというので、少し写真では見にくいですが、小さなパーツを作成して一緒にお渡ししました。

後ろ足の先についている木のプレートです。
(ダンボールと同化してわかり難い?)

このプレートは1954年にデザインされたというこのソファーに、おそらくおまけでついていたものと思われます。たまに良いコンディションの236を買い付けると、このプレートもオリジナルの物がついてきます。

流石に最近ではこのプレートまでついているグッドコンディションのものは現地でも見つけることも容易く無いですが、今回はオリジナルを一個作ってもらいました。

これを壁とソファーの足元に挟んでおけば、背もたれの先の角が壁に当たってダメージを受けることもなく、壁にも安心!!!

いい感じの距離感でソファーを配置できます!

なかったらなかったでいい事ですが、あることに越したことは無いし、知っているのと知らないとでは差が出ますね。

 

 

 

 

 

 

 

W2 TEAK HANS WEGNER CM MADSEN

W2 TEAK HANS WEGNER CM MADSEN

ハンス・ウェグナーのW2。

チークバージョン。

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出来上がって出荷を待つ数日の間に、何人の人に「いい椅子ですね!」と褒められたことか!

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まさにシンプルイズベスト。

なんかシンプルというのも当てはまらないような気もします。

全てのパーツは無垢削り出しで。柔らかい曲線。温かみも感じられます。

また、シンプルに見えて、前足・後ろ足の組み。左足・右足の組みにそれぞれ2本ずつ抜きが入っていることになります。

合計8本!

何処かの国のデザインで、抜き8本なんて言ったら、ぶっといぶっといそれぞれのパーツに、これでもか!っという強度重視のなんともむさ苦しい椅子になりそうですが、どうですかこの見栄え。

 

張り替えはいつもの栃木レザー。タンニン鞣しブラック。

 

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なんか、木目も素晴らしい、、、惚れ惚れします。

今回もこの2台。あっという間に旅立って行きました。

 

HANSWEGNER GE240 GETAMA ホームページに家具をアップしました!

HANSWEGNER GE240

ホームページに家具をアップしました!180913

 

ハンス・ウェグナーのGE240。

アームがチークで、フレームがオーク。

張り替えはタンニン鞣しのヌメ革。

オイルを十分に含んだレザーですので、経年変化も面白いと思います。

 

長く付き合っていける、、、、そんな椅子に仕上がったと思います。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

第42次 買い付け報告 デンマーク編8

次の日の朝。

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美しい朝と、朝食。

朝食の時間まで、することは散歩か本読むことくらいしかできないですが、早起きは三文の得とはこのことかも。

長い時間油の弾ける音がしていたので何作ってるんかな?とおもっていましたが、カリカリのベーコン。

心づかいがとても嬉しく、食事もさらに美味しくなりますね。

 

 

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さあ、メインの買い付け。

一緒に倉庫まで!!

レゴブロックで作ったような、カクカク屋根の建物が教会です。

デンマークのどこの小さな村にもだいたい教会があるそうです。

 

 

 

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さて、まさに雲ひとつない青空の下、倉庫到着。

 

 

 

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久々のご対面。クイストゴーのRUNEシリーズ!!

 

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フリッツ・シュキーゲル。

これもどこかのパン屋と同じモデルです!!

 

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モーエンセンのプライウッドチェアー!

珍しいタイプ!

チークの化粧合板のシートにオーク無垢材のフレーム。

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ジョイント部分の作りが魅せてくれます!

 

 

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そして中央のブックケース。

こちらも、モーエンセン。

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しっかりFDBのマーク入ってます。

四方隅の作りも素晴らしく、奇を衒わない、まさにモーエンセン!と言える作りが感じられます。

しかも3台ありました!!!

 

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同じモデルで、チークもありました!!!

 

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こちらは少し高かったんですが、ウェグナーのブックケースキャビネット。

 

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取っ手の作りがなんとも言えないですね。

通常のシンプルな本棚も3台入ります!

なので壁沿いに4連が可能!(いや、いま麩屋町店に一台在庫ありますから、5連が可能!)やばい!

 

 

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アルネ・ヤコブセン。

ムンケゴー、チークで4台!

三大巨匠、揃い踏みです!

 

 

 

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アクセルケアーズゴー、ローズミラー。

 

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作りが泣かせる!!!

 

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そしてこれ。

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まさかのスピーカー。。。。

使えそうにないですが、買ってしまいました。ローズだったなんでもいいんかい!!!

 

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ヨハネスアンダーセン!!!

ローズ。

 

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ポントピダンのネスト!!

オールローズ!!!

 

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こいつ、四方隅の作り、半端ない!!!

 

 

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締めは、バーカウンター(笑)!!!!BY ヨハネスアンダーセン!!

これ、少し前まで在庫持っていたんですが、売れてしまった、いや買っていただいたので非常に残念、いや嬉しく思っていて、どうしてももう一台探したかった!!!

神はいますね!!!

本当にこのディーラーにはお世話になりました。

何から何までありがとう!

 

 

 

第42次 買い付け報告 デンマーク編2

そして目についたのが。。。。

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スタイル的には1930−40年代のヤコブ・ケアー、オレバンシャー、フリッツヘニングセンあたりでしょうか。

時代的にもクラッシックな落ち着いた雰囲気の家具が多い中で、、、、

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この挑戦的なローズウッド!!!!

 

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無垢ですよ!!!!!

なんだかよくわかりませんが、物凄い粋な心意気を感じます!!!

6台あり!!!

 

 

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そしてそのテーブル。。。。

すごい木目なんですが、なぜかこのサイズ。

エクステンションもあるのですが、なんてことない木材を使っています。

使用時はテーブルクロスを使っていたのではないか?と言うことですが、それにしても小さい。。。対面で二人が限度。

伸ばして今回のセットの椅子、6脚分になります。

 

 

 

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そしてこちらも、半端ない作りのローテーブル。。。

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エッジの立った作り。。。。

無垢材で。。。(汗)

 

 

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このジョイント!!!

よく見たら分かりますが、誰がわかるんでしょうか!!!
どんなターゲット層だったのか!!!

当時のデンマークの人はみんなこんなのが「こりゃ、けしからんねー」、、、みたいなこと言っていたんでしょうか?

 

 

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おまけに足の先っぽ、真鍮です!!!半端ないな。

 

 

 

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そして、カイ・クリスチャンセン、ダイニングテーブル3台!!!!!ローズにて!!!

 

 

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ポール・ハンドバッド。

 

 

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しばらくぶりの再会。。。。一台だけです。。。

 

 

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そして、ヘンリー・ウォルター・クライン!!!

 

なんと!12台入ります!!!

 

 

 

 

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この繊細さにおいて、この木目。。。。クラフト感。。。

屈強なローズだからこそできるデザイン。唯一無二!

現在の弊店在庫と合わせて、20台ほどになる予定!

当時でしかありえない、今で言い換えれば地方中小企業(木工所)が作り出した斬新で挑戦的なデザイン。。。

有名メーカー、デザイナー物ではない分、出回っていないので、他にはない空間にできる椅子だと思ってます!!!

 

そして、さらに

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ハンス・ウェグナー、GE290。チークハイバック!2台!!!

 

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チーク3シーター!!!!

こんなに出るなんて信じられません!!!

 

 

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こちらもウェグナー、AP621.

ローズバージョン。。。これ、革で張り替えたら、半端ない座り心地に。。。。

羽毛クッションですから!!

以前お客様に納品した同タイプのソファーの座り心地が今でも忘れられません。。。。。

 

 

 

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ローズの木目も間違いないです!!!

 

 

そしてでてきたのがこちら!!!

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ローズアームチェアー!!!

 

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一体誰のデザインなのか!!!!

構造を見ると、現地のディーラーの中にはイップ・コフォード・ラーセンではないかとか噂も。。。

私は、シート部分の造りは、カイ・クリスチャンセンのユニバースにいているな。。。

と思っています。

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アームの部分のデザインがこれまたえぐい!!!

 

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細部にまでこだわっています!!!!

 

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これまたジョイント部分に真鍮のパーツが鈍く光る!

実は、オーフスシティーホールからの出物だとか。。。

え!オーフスシティーホールって、あのヤコブセンデザインの?

ウェグナーの初期デザインのイスが置かれているところ????

これらのイスに合わせていた、3−4mにも及ぶローズのカンファレンステーブルは残念ながら(いや、前からおいて合ったけどかなり高額で手が出なかった。。。)売れてしまっていましたが、そのアームチェアーを10台!!!買い付けました!!!

これこそ他ではありえない!!

前述のクラインの椅子もそうですが、唯一無二のデザイン。椅子たち。

さらにこの重厚で圧倒的で余裕すら感じられるデザインは、きっと素晴らしい空間を創り出すお手伝いができ、更にはその座り心地はご自身の、また、お招きするお客様への最高の居心地を約束する椅子ではないでしょうか!!!

 

 

 

締めはこれ!

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オレ・バンシャー、セネターセット!もちろんローズ!

初日からやりすぎました。。。。