買い付け商品の日本到着が遅れてしまい、納品スケジュールが非常にタイトになっていた中での、イベント参加などもあり、かなりバタバタな状況が続いておりました。
イベント自体は散々な結果だったのですが(涙)、ここにきてやっと落ち着いてきたので、逆にいろいろと商品をこの場で紹介することができそうです。
無事、阪急うめだ本店での催事終了いたしました。 やはりコロナ禍と言うのもあり、全盛期のお客さまの入りとまでいかなかった様ですが、今回もたくさんの方に見ていただき、またビージェネを知っていただける機会をいただけた事に、本当に感謝です。
会場での様子、遠方の皆様にも見ていただきたいのでここに報告いたします。
前回はまさに檜舞台に立たせていただいた様な感じでその広さに充てがうだけの商品を用意するのはとても大変でしたが、今回は阪急さんから、「6mx9mくらいの広さで。。。」と。
今回は商品の用意も楽かな?と、一瞬思いましたが、いえいえ、54平米。
まあ、普通に一店舗分くらいですよね。。。。
やっぱり大変でした。。。。
今回は少し毛色の違うものも用意しました。
正面にVERNER・PANTONのSYSTEM123チェアー。
国内の業者でも売られているのを見たことある方もいらっしゃると思いますが、
ビージェネバージョンはオール張り替え!
Danish Art WeavingのRoyalにて。
特殊な織り組織でこう言った変形タイプの椅子にはぴったりの生地。
内側のメタルボディーを覆うシート部分や、ウレタンももちろん交換済み。
ただ眺めているだけの椅子ではなく、しっかり今後永くこの椅子を使って欲しい!
ウェグナーコーナー。言わずと知れたGE236とGE370。
スウェーデンのロラカンカーペットを合わせて。
大人ピンク!
ローズ・キャビネット!!
ひとつ80cmのキャビネットですが、同じものを合わせて並べ160cmに。
160cm幅くらいのローサイドボードって今デンマークでは一番引き合い強いですよね!
その分、飛び上がるほど高い!
こうすれば、そこそこ値段に(汗)(安いといえないところが辛い。。。)
そして!
ついに完成!
Steen Ostergaardのプレジデントチェアー!!!
こちらもフルメンテナンス。
ジャガーブルーでの全塗装。
生地はDanish Art WeavingのHighland!
こう言った椅子って、オリジナルではボディーとクッションは対局の色になりますよね。
そこまでチャレンジできませんでした。。。。
大人気だったコーナー!!
アルネウォールイバーセンのローズビューロー。
エリック・キルケゴーのローズアームチェアー。
スベン・ランキレのローズバタフライローテーブル!!
ペアで出た、ローズベッドサイドチェストにロイヤル・コペンハーゲンタイル・ローズトロリー!
手前にヘニング・ノーガードのローズグラストップテーブル。
カイ・クリスチャンセンのチェストに、
奥にはアルネ・ホブマンド・オルセンのコーナーキャビネット!
チーク系もちらほらと。
クイストゴーのレリーフシリーズも相変わらず好評でした。
フリーベリ・リンドベリ。ニールンド、スタルハンなどを中心に。
そして中央にはローズダイニングセット。
アルネ・ヴォッダーの椅子と、アノニマスですが質の良いローズラウンドテーブル。
天板の木目も最高!!
合わせてゲルトルド・ヴィスゴーのGEMINAシリーズを大量に!!
そして、フィン・ユール!!!
チークウォールユニット!!!
本当に素晴らしい木目。
そして真鍮のパーツがとても効いています!
お客さま宅に取り付けも楽しみです!
それにしても今回は緊急事態宣言下での開催ということで、大阪出張のもう一つの楽しみが全くできなかったことが本当に残念でたまりません!
代わりに毎朝のローカル喫茶店でのモーニングと、阪急社員食堂のランチをエンジョイしてきました。
早くこの状況が良くなって、色々な意味で楽しめる世の中になってほしいです。
暑い日が続きますね。
災禍もまた広がりつつありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
八幡倉庫のこの扉の前あたりでいつも作業しています。
上部に多少のヒサシがあるのですが、午前中はこのように直射日光がガッツリ入り込む角度なので、かなり身体的危機を感じる状況です。(笑)!
ただ、昼過ぎからはだんだん日差しの角度が変わって、これまた中京などの街中にはないような風が吹き抜けるので、意外に快適?(ではないですが)マシな感じで作業が進められます。
なので午前中は多少の倉庫内作業、午後から外でガッツリ家具のお手入れ、、と言う感じですね。
(倉庫2階は天然サウナです。。。。)
まだまだ先の話かと思っていた、阪急うめだ本店での催事、「2021・素晴らしき時代マーケット」まで、もう二ヶ月を切っています!
先日から、スティーン・オステルゴーのプレジデントチェアー&オットマンセットのメンテナンス状況をお知らせしていますが、今回紹介するのはこれまた展示の目玉!
フィン・ユールのウォールユニット!!BO71です!
約80cm幅の壁3枚と両脇に幅60cmのパネルが付いていますので、
横幅トータルで約360cm(たかさ200cm)のチークウォールユニット!!!!
写真上記のように、買い付け時には160cmのサイドボードと80cm幅のキャビネットが2台(一台ガラス・一台木製扉)、そして確か5枚ほどの棚板がついていたはずですが、コンテナ入荷後の検品にてしっかりと全てのパーツの確認ができました!!
椅子に見て取れるような流れような有機的なフォルムと言うことではありませんが、
シンプルな中にもフィン・ユールらしいディテールが感じられる家具だと思います。
やはりこのブラスのパーツが効いていますね!
やはり特筆するところは、このチーク材の木目でしょうか?
専門家の方にお聞きしても、今はもうなかなか良いチーク材が出てこない、、、、と言うお話をよく耳にします。
そのダイナミックな木目を見ると、やはり当時でも選りすぐりの一級品を使っていたと思われ、どこか圧倒されるような迫力を感じます。
もちろん無垢材の家具ではありませんが、このウォールユニット。
きっと催事会場でも引き立ってくると思います。
皆様のお越しをお待ちしております!
超快適、北欧の夏から戻った私には辛いです。。。。
あっという間に帰国後一週間が立ちましたが、暦の上でも初めて秋が立つ「立秋」が過ぎた頃から、どこか夜には少し涼しい風が通り初め、日中のあの激暑からあまり感じられませんが、少しずつ季節も変わってきているようで、なんとなく秋を感じる空気になってきています。
買い付けではたくさんの嬉しい出会いがありましたが、お別れ(売り上げ)なしには、出会い(買い付け)は無い。。。(汗)
悲しいお別れが、、、、
みなさん、写真だけですが、堪能してください!
私も堪能する暇もなく。。。
デンマークのケアロップ・ヴァヴェリの生地にて張り替え!
当初は革張りで、と思っていましましたが、お客様の意向でこの生地に。
フレームのクオリティーにマッチし、色目は柔らかいベージュ色ですが、ケアロップならではの深みというか重厚感。ピッタリはまりました!
あと特筆は、この木部の手入れ!如何ですか?
オイルフィニッシュでこのツヤ感と素材感。しっかりと木目が立っています。
ラッカーベタベタ・塗装系ツヤツヤフィニッシュが好きな方もいれば、ビンテージなのにオリジナルの劣化した塗装が残った手入れなしの椅子を購入し、夏の暑い時に木部を触ったら垢のようなものが限りなく出てくる椅子に座っている方。
好みはあると思いますが、個人的にはここのところの出荷品は満足度100%に近い仕上がりです。
このFD133は少し前に現地で見つけたのです。
当時、私もここまでのものはその時まで仕入れたことがなく、まさに清水の舞台状態でしたが、こんな出会いはない!と、思い切って飛びました!
お別れ(売り上げ)も嬉しい反面、複雑です。。。(笑)
次回このモデルを見ることは可能なのでしょうか?
いや!また頑張って探してきます!
先日納品に行ってきました。
そう!ご承知のように、フィン・ユール!クレスコキャビネット!
木目もやばいです!
(隣のイージーチェアーもやばいです。。。)
フランス&サンから1960年代に発表されたディプロマットシリーズのキャビネットです。
お客様には待って待ってもらって、やっと仕入れることができ、やっとやっと納品です!
でも意外にこのキャビネット、、、高さがあったんです!
またお客様の設置したい場所が通常の天井高より、2段ほど下がって低くなっている!!
でも見てください!
低い部分にぴったりと治ったではないですか!
もう1cmの隙間もありませんでした!
感激!神ってます!
キャビネットは何かただ箱を乗っけているような感じに見えなくもないですが、
実はしっかりと木ネジ付きのダボなどで、しっかりとつながっているんです!
そして天井とのこの隙間!!
地震で倒れることもなさそうですね!
でも、ほんと、古いモノって不思議です。。。
待ってもらってもお客様の希望するものが全然出ない場合が多い中で、たまたま現地で見つけたと思ったら、天井との相性もこれですよ!!!
全てのご縁に感謝です!!!!