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第45次買い付け報告:フィンランド編2

今日は朝一からヨウコ・レコラとお約束。

200201-2-01

 

毎日曇り空。。。

 

 

 

 

 

200201-2-02

宿から歩いて10分もかからない!こちらも行こうと思えば毎日行けるけど、ヨウコは常にはいない。。。。

 

 

 

 

200201-2-03

相変わらずのお宝満載!!!

欲しいものだらけですが、相変わらず売ってもらえるものは少ない!

 

こんな時は床に目を!
置き場所がなく、下においているものほど売ってもらえる可能性大!

 

 

200201-2-04

でもこれは無理でしょ。。。

ティモ・サルパネヴァのフィンランディアのシリーズ。

同じく木製のモールドの内側を焦がした部分をガラスの表面に押しつけ、氷のような質感を表現する技法。

凄まじく美しい!

この技法のものは一つのモールドでも何個も作れないので、同じものはそうは他にない!

まさに、アプライドアート、インダストリアルアートの枠を超え、芸術品です!

 

高さ50cmの超特大オブジェ、、、、え!売ってくれるの?

 

 

 

200201-2-05

そして、ルートブルック !

何回か聞いたことあり、これ売らないリストの中のものだったと思うんだけど。。。

ただし!!!ここまで予算はない!

半額だけ支払い取り置きしてもらうことに。

次回の楽しみが増えました!

 

 

 

 

200201-2-07

これはつい先日、ヨウコ・レコラが仕入れたアアルト の灰皿。

フィンランディアホールに元々備え付けられていたもので、昨今の禁煙の流れでいらなくなったものが流出したらしい。。。。時代を感じる、、、、

 

 

 

200201-2-08

昼過ぎにはヨウコとお別れしたので、そこから市内を3−4箇所回りました。

大きな場所で倉庫のような店をしているところも、、、
あの店もあの場所も、、、何もなし。。。
いけば必ず他の日本人がいる例のお店は閉店となっていました。

唯一、どこぞのセカンドハンドショップでシグネ・ペルソン・メリンのキャニスターがなぜかあったのでゲット。別にあまり興味ないので嬉しくない。何もないよりはマシ。

 

 

 

200201-2-09

私が15年以上前に初めてフィンランドで買い付け始めた場所にも、本当に久々に行ってきました。

もうそこら中が様変わり。。。

 

 

 

 

 

 

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けど、このおじさんのショップは健在だ!

たまに思わぬお宝があると言う、ヨウコも通う伝説のお店(笑)。

私も当時は毎回行くとないので、1−2年放って泳がしておいてから行くと掘り出し物がある!

 

200201-2-011

今回もほんと数年ぶりにきましたが、ミラクル再び!

タピオ・ウィルカラ祭り!

40sの渋いバブル&ツイストヴェイス と、メダル!!!!

でもメダルの色がおかしいぞ、、、、

 

 

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これ、企業とのコラボもので、普通はブロンズ。

これはなんと、なんとシルバー!!!!

 

オリジナルボックス付き!まじか!

オリジナルボックスは銅製に、ローズ!!

 

超・超レア、マニアックすぎる、買い付けても誰が買うのかアイテム。。。

 

こんな仕入れで大丈夫か。。。暴走しています。。。。。

 

 

 

 

第45次買い付け報告:フィンランド編1

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昼過ぎの便でフィンランドへ。

 

 

 

 

 

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デンマーク最後の食事はもちろん!

 

 

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ホットドック、トッピング全部のせ。

と、ビール。

これをこぼさずに食べるにはテクニックが必要。

 

 

 

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フィンランド到着。

地下鉄で市内へ。

 

 

 

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雨のヘルシンキ に到着。。。。

 

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今回もAIRB&Bで宿を予約。

今回も素晴らしいお部屋でした。

 

キッチン。

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リビング。

 

 

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寝室(笑)。

広すぎ!

古いアパートのリノベーションでしょうか。

絨毯やインテリアも好みです!

 

 

色々比較検討して子の宿を選んだのですが、1番の魅力はいつも活動しているエリアに近いから!

特にお気に入りのアンティークショップが目の前に!!!

 

 

200201-09

 

6時閉店ですが、ギリギリに滑り込み、いきなりこの結果!

サルパネヴァのバードボトルx2!スタッキングボトル!

 

 

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そしてタピオ・ウィルカラのシルバーボウル。

初日からこんなに飛ばしていいのか!

宿が便利な場所にあって良かったですが、違う意味であまりにも危険エリアでした。。。

毎日通うと思います(笑)

 

買い付けによる麩屋町店 営業時間変更のお知らせ

買い付けに出ているため、麩屋町営業予定は以下の様に変更になります。

1月25日から2月16日までの期間
土日祝日・13−18時まで
水・木曜日 お休み

通常、土日祝日は20時までの営業ですが、18時までになります。
また、通常水曜日のみお休みいただいておりましたが、買い付け期間中
木曜日もお休みになります。

宇多野福王子店は通常通り、土日祝日の予約営業となっております。
平日は弊社の予定を優先した上で、お客様から予約も承っていますので、
ご旅行などでも、あらかじめお時間お約束可能な方は一度お問い合わせ下さい。

引き続きよろしくお願いいたします。

代表:岩井

 

 

2020明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

昨年もみなさまのおかげでなんとか無事終わることができました。

去年は年男として老いも感じながら、びっくりするほど早く流れる年月に焦る毎日でした。

今年はお店的にも少しチャレンジな年になりそうです。

また詳細が決まり次第報告させて戴きますが、より一層引き締めてスタッフ一同頑張って参りますのでどうぞよろしくお願い致します。

 

毎年、特に印象的な商品を選んで年賀状にしております。
(恐らく皆様の所には未着だと思います。最終12月31日に投函していますので。。。
毎年のこと、、、こんなところから今年も改善できれば、、と、直せるはずもないのに思っています)

200101

 

カイ・フランクの試作品、ケトルです。
恐らく1959年にカイフランクがデザインし、当時部下であったイエラン・ベック(GORAN BACK)に指示し作らせたものです。
当時何種類か試作したものの中の一つです。
このケトル は真鍮の取手が直角に曲がったなんともモダンで潔い形ですが、そこにラタンが巻きつけられたデザイン。
どこか和のものに通じる部分があるように思います。

また、グリーンがかった黒の釉薬変化も大変面白いものになっています。

イエラン・ベックはその後アラビア社にて素晴らしいデザインのC&Sなどをデザインしたプロダクトデザイナーとして活躍した人物で、彼の初期、彼の手作りによる物です。

 

 

 

カイ・フランクの試作品は何種類かあって、どれもマニアの中では垂涎のアイテムですよね。ある書籍でカイフランクの教えを受けた方が違うタイプのカイフランクの試作品のポットを持っているのを見て、
『いいなー」と思っていましたが、「教え子である」と言う様な繋がりがないと手に入らないですよね。

ある時、なんのタイミングか忘れましたが、たまたまコペンハーゲンの超高級ビンテージ家具ショップのホームページを見ていましたら、そう!このケトル が「デザイナー不明」で載っているじゃないですか!!!(高級ショップですから安くはないが、高くはない!)

もうマジ急いで、まずホームページで注文を入れる!
すぐに現地の知り合いのディーラーに高級ショップの人間とコンタクトとってもらうべく連絡を入れる!

ということで、無事私の手元に来たわけであります。

どうもジョン・ベデル・リッパーという方、デンマークでプロダクトデザイン、また、展示会のキュレーターなどされていた著名な方だったようで、その方の遺品だったそうです。

デンマーク高級店でもフィンランド 物はわからなかった様です。
(裏に薄くサインありましたけどね(笑))

どうでしょう、ここ最近というより、ビージェネレイテッド立ち上げ以来のお宝の中でもかなりの上位品。

フィンランドで各方面(いや、師匠ヨウコ・レコラですが)に話しましたが、流石の師匠もこれには少しびっくりしてくれました(笑)。

 

2019年には神奈川県の美術館で「カイ・フランク展」が開催されていました。

残念ながら遠方で行けませんでしたが、多くの方々が高評価されていて、なぜ関西でもやってくれないのか!という、とても残念な思いが募りました。

カイ・フランクはとても日本が大好きだったようで、何回か日本を訪れています。
だからなのか彼のデザインにはどこか日本の匂いがするというか、親みを覚えるというか、、、、
なんとなくフィンランドと日本っていろいろな意味で似てるな?と思わせる根っこの部分でしょうかね。私も大好きな、いや、大好きというよりは尊敬するデザイナーです。

カイ・フランクは教鞭も取っていて、日本からの学生には「茶室に帰れ、無を求めなさい」と教えたそうです。

日本が大好きで理解も深いカイフランクさんには尊敬と共に、ありがたい、という感謝の気持ちすら生まれてきます。

そのデザイナーの考えや当時の足跡、こう言ったことを教えていただける当時のデザイナーと直接関わった人とのご縁など、当初は普通にウェグナーの名前すら知らず中古家具を輸入して販売していた頃からは考えられいほど、北欧デザインの奥深さにはまってしまっています。

てな、感じの商品でしたが、恐らくこの葉書を見られた方はまさかこれが、カイフランクのデザインだとは思わないかもしれませんし、ましてや、「カイフランクって誰?」っていうかたも多いと思います。

恐らく今年もこんな感じでゴーイングマイウェイな仕入れをして、私自身どんどん深みに嵌って、。

そんなマニアックなお話をまた皆さんに出来たらなあ、と思っております。

引き続き今年もどうぞよろしくお願い致します!

 

 

 

 

コンテナ入荷とNordic Life Market at ブーランジェリーヤマシタ PART3

先日のコンテナ入荷からスタッフの休日出勤もあり(汗)、ほぼ小物に関しては全部出てきました!

ヤバイ数。。。。

 

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店内中央にあるローズ、しかもオーバルな感じの良いダイニングテーブルの上には、スウェーデンからの商品たちがどっさり!

既に下のテーブルが何であるかの説明は不要。。。

 

 

 

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違う角度からの様子!!!

約140cmx90cmのテーブルに50cmの伸長板を入れてこの状態!!!

 

 

 

 

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そしてこちらはアラビアやホルムガード のグラスいっぱい!
ルスカ 大量発掘!

贅沢にもハンス・ウェグナーデザインのAt312テーブルの上に山盛りです!!!

 

 

 

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そういえば、デンマークでアクセル・サルトのカップたちも見つけたんだっけ!!!

 

 

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そして既に置く場所もないので、クイストゴーのレリーフ たちは床おき!!!

なんかもう、いつもこんなごちゃごちゃな状態で申し訳ないです。

日本の店は皆様やっぱりどこか綺麗にコーディネイトされますね。

でもうちはこんなスタイル。。。

個人的には北欧に買い付けに行った時に目にするあのごちゃごちゃ感!
ケイオス感が好き!まさにい、今、ケイオスになっています!

そしてそこから宝探しをするような感覚で買い付けするその瞬間に感じる、アドレナリンが湧き出てくる感覚を皆様にも感じていただけないかなー、なんて思っています。

中には、沢山あり過ぎてわからない。。。っていう方もいらっしゃいますので、せっかくご来店いただいたのに申し訳ないなーと思いつつ、まあ、それはもう、しょうがないですね。

 

この週末も皆様のお越しをお待ちしております!

そしてそろそろイベント用にもパッキング始めたいと思っています。

 

そう!

ノルディックライフマーケット!!

 

191031-06

191031-07

 

これらの中から厳選して持って行きますので、お近くの方、是非、お立ち寄りください!