タグ別アーカイブ: DENMARK

ホームページに花瓶達をアップしました!と、阪急うめだ本店での展示のお知らせ。

ホームページに花瓶たちをアップしました!

210305-01

210305-02

ホルムガードのカーナビーヴェイスたち。

ペア・ルトゥキンやマイケル・バンが多用した、カラーガラスと白色ガラスの二重構造の作品で、その製造工程がややこしかったようで、数年しか続いていないシリーズです。

その分、現地でも数も少なく、人気のコレクターズアイテムになっています!

 

店にはまだまだ他の形など多数ありますので、またぜひ実物をご覧になりにきてくださいね!

 

 

そして少しクラシックなホルムガードでの作品。

 

 

 

210305-03

波打ったような凹凸のあるガラスを少しねじり上げたような作品。

非常に美しい揺らめく水面のような効果が生まれています。

 

 

 

210305-04

 

ホルムガードの作品年鑑には全く同じものはないのですが、どこか似た雰囲気のあるものが1934年のヤコブ・バンの作品にありました。

デンマーク語ではっきりとはしませんが、ヴィオラブルーというシリーズ。

リムの部分の感じとなんとなくシリーズ名からくる雰囲気が合っているような気がします。

ブルーがかったグリーンのうつくしい花器です。

 

 

 

そしてこちらもホルムガード謎シリーズ。

 

 

210305-05

こちらもグリーンの色目がなんとも言えずうつくしいシリーズ。

通常型吹き技法でしたら型の内部にガラスを吹いて作成しますから、型とガラスの接地部分、ガラス器の外側表面に型が出るはずなのですが、こちらは内側に凹凸ができている。

それがうつくしい表面効果をもたらしています。

ペア・ルトゥキン1940年代の初期作品やそれ以前のヤコブ・バンの作品にはサインがないのでなかなか判別が難しいです。

 

 

 

210305-06

ホルムガード作品年鑑には1937年のヤコブ・バンの作品が近いような感じです。

 

 

210305-07

 

ただ形的には個人的にはペア・ルトゥキンのものに近いと思うのと、こちらはペア・ルトゥキンの作品集、『GLASS OF LIFE』の最後にある自筆の作品データより、1943年のものではないかと思っています。

 

 

 

 

そしてフィンランドに飛んでカイフランク、サルガッソシリーズ。

210305-5

 

210305-08 210305-09 210305-010

気泡を含んだガラスを使用した少しプリミティブなデザインのシリーズです。

 

 

そして、オイヴァ・トイッカの作品たち。

 

 

210305-011 210305-012

 

これから春に向けてお花も美しくなる季節ですね。

それらに北欧ビンテージの花器たちはいかがでしょうか!

 

そして、なんと4月には再度、阪急うめだ本店にて展示させていただきます。

今回は7階のリビングフロアーにて4月14日から27日まで!
コトコトステージ71というスペースにて『Enjoy plants in my stlye』という題目にて。

グリーンを取り入れたライフスタイル提案で、自分のお気に入りに囲まれてグリーンを楽しもう!
という企画です。

そのインテリアコーディネートにビージェネのビンテージ家具・雑貨たちをピックアップしていただきました。

まだまだ安心できない時期が続きますが、4月にはもう少し落ち着いた状況になっていること祈りながら、お近くの方はもちろん、もし遠方の方でも関西方面にお越しのことがありましたら、ぜひ覗いてみてください!

 

 

 

 

ホームページに小家具たちをアップしました!

ホームページに小家具たちをアップしました!

210226-1 210226-2 210226-3 210226-4 210226-5 210226-6 210226-7 210226-8 210226-9 210226-10

 

可愛らしいミラーや壁付けの引きだし。

ブックシェルフはソリッドチークの硬派な作りですが、どこかウェグナーのRYでのブックシェルフを思い起こさせる、素晴らしい逸品。
もしRYのものだったら、チークバージョンなんてなかなか見ないですね。

これらの小さな家具たち、玄関先に、ベッドサイドに、、、、色々使い道が、頭の中で思い巡りそうですね。

ガラスのものはヤマト楽々家財宅急便では発送できませんので、佐川急便などで送る予定です。

送料については個々にお問い合わせくださいね。

 

京都も、ちかく緊急事態宣言も解かれそうです。

さすがに7時でアルコールの販売停止・8時営業終了だと、
平日は6時まで、土日祝日は8時まで営業している店の者としては、居酒屋にも行けない日々が続いていて、ストレスたまりまくり。

自粛期間中だと、季節のものも食べられず、ほんと損した気分!

はやくまた美味しい季節の魚なんか食べたいですねー。

買い付けにもいきたい!

あまり浮かれないように、引き続き気を引き締めてみんなでこの災禍、乗り切っていきましょう!

 

ホームページに小物たちをアップしました!

ホームページに小物たちをアップしました!

210221-1 210221-2 210221-3 210221-4 210221-5 210221-6 210221-7 210221-8 210221-9

 

今回は春に向けてのおうち時間気分盛り上げるアイテムたちです!

まさに最近は、三寒四温。

先日もひさびさに1日外で家具と格闘してきましたが、アホほど寒かったです。
その日は風も強く、体感温度はより低く感じられました。

 

一転、今日京都はとても暖かい穏やかな晴れの1日でしたよ。

気温が上がるにつれ、ウィルスも減ってくれたら良いですね。

 

 

 

ホームページに小物たちをアップしました!

ホームページに小物たちをアップしました!

今回もバリエーション豊かな品揃え!

210209-1

まずは、スウェーデンの1800年代後半から1900年代前半のグラスボトル。

ガラスの宙吹テクニックを駆使した職人技。

当時こうしたアイテムはもちろん販売用としてくられたものですが、また、ガラス職人たちの腕を上げるのにも一役買っていたようです。

 

 

 

 

210209-2

そして、オイバ.トイッカのMUKURAグラス。
なかなかレアなアイテム、らしい。

 

 

 

210209-3

こちらはロイヤルコペハーゲン。

おそらく1800年代のアンティーク。
ブランドマークの中心にスラッシュが入っているので、当時の2級品のものですが、そのディフェクトすら愛おしく思われる素晴らしい作品です。

 

 

210209-4

そしてアラビア。

陶土から色がついているシリーズ。

 

 

 

 

 

210209-5

VIVI・BREGER(ビビ・ブレガー)のMAXIM.

 

 

 

 

210209-6

ビヨルン・エンゴのエナメル・ヴェイス。

 

 

 

210209-7

 

アイモ・オッコリンのウォーターリリー。

狂気なまでに全ての面を削り出している、恐ろしく手間のかかった作品です。

デザインだけでなく、もとはガラスカットの職人だったアイモ・オッコリンだからこそ生み出せた時代の産物です。

もう少し自粛期間が伸びそうですね。

ホームページにアップしているビージェネの商品は古いものですので、やはり実際に見ていただきたいの山々ですが、遠方のお客様は申し訳ございません。

この災禍が収まって、また皆様にゆっくりと見て頂く事ができるようになるのを心待ちにしております。

 

 

名作ランプ ターヘル・アナトミア

デンマーク、いや今や世界中の食卓をかざるデンマークの名作ランプといえば、
ポール・ヘニングセンデザインのPH5ですよね。

ビージェネではオリジナルのビンテージアイテムのみの取扱。
(ビンテージショップですから)

今のPH5との主な違いは、やはり、最下部のプレートがガラスでなく『金属プレート』であること。(いまでも金属のものあるんですかね?)

ビンテージでしかないカラーバリエーションも魅力ですね。(一部復刻したものもある)

ビンテージ市場で一番レアなカラーはやはり、レッド。

そして、パープル < ブルー < ホワイト、って順番。

レッドは、一見少しきついかな?と思いますが、実際に点灯してみるとこれまたシックに、大人な雰囲気がでてとてもヒュッゲ!!ビージェネでも人気!

本当にどのカラーもとても美しく、魅力的です。

 

210205-01

ビージェネでもこの災禍で買い付け行けてない割には、まだまだバリエーションありますので、また、是非皆さん、見に来てくださいね。

 

 

それにしても、この約20年。
長年ランプのお手入れなどしていますと、おなじPH5でも色々なタイプがあることに気づきます。

 

 

210205-02

まずは、仮にこの写真のものをタイプAとしましょう。

 

 

210205-03

 

今の現行のモデルと同じボディー。

もちろん最下部はメタルプレート。

 

 

 

 

210205-04

ただし、トップのパーツがとても簡単な感じ!!

コードの長さを多少調節することによって、ボディーの内側の電球発光部分をどれだけ下部に近づけるかで微妙な光量調節ができます。

 

そして次。

210205-05

タイプBとしましょう。

タイプAの1枚目の写真、上部から見た図で中央の赤い筒状の部分が、タイプBではトップの部分になっています。

 

 

 

210205-06

こんな感じ。

タイプAと比べたら、Bの方が作るパーツが一つ多いですね。

上の写真のBのトップパーツの下部の筒部分をなくして、Aのようにボディーの上部のパーツとジョイントさせてしまったほうが、合理的に生産できそうです。

なので、おそらくこのBの方がAよりも古いものだと思います。

 

 

そして最後。

 

 

210205-07

 

タイプBと同じトップパーツなんですが、、、、

 

210205-08

 

内側には謎のバネつきのパーツが!!!!これはタイプCとしましょうか。

電球の大きさって、ワット数が違うと変わってきますよね。
100W電球の方が20W電球より少し大きい。

まあ、100wと60wの大きさはおそらくそんなには変わらないと思いますが、そういった多少の大きさの違いををこのバネで調節。というよりは、全ての電球をバネでボディー下部のメタルプレートに押し当てるイメージだと思います。

タイプCのバネを省略したのがタイプBですね。ということでCの方が古い!

もしかしたら!これがPH5デビュー当時の1958年モデルかも!

 

名作ランプ ターヘル・アナトミア、、、、次回があるかどうかは未定です。