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HANS OLSEN TV CHAIR ホームページに家具をアップしました!

hansolsen tvchair

ホームページに家具をアップしました!!

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ハンス・オルセンのTVチェア。

 

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もともとこの仕事を始めた当初はこの椅子を上記のイップ・コフォード・ラーセンの物と思っておりました。

上記のラーセンの椅子は1950年デザイン。

ハンス・オルセンは1954年ですので、多少の影響はあったかと思います。

 

元々はさかのぼって、イームズのLCWですかね。

LCWと比べると、ラーセンもハンス・オルセンもかなりデンマークらしいの木工・クラフトマンシップが感じられます。

 

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 成形合板で背もたれを作るのは良くありますが、さらにそこから3次元に曲げてひじ掛けを作ってしまうデザインは、なかなか無いのでは?

 

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 今にも羽ばたいていきそうなデザイン!

張替は栃木レザーのエコソフト。ベージュにて。

 薄い色目ですので、汚れには弱いですが、経年変化は目を見張るものが有ります。

 私のマイチェアーもこの革で張り替えたのですが、数年使うと、その飴色感が際立ち、きっと椅子を育てた感を満喫できますよ!

 

 正直言うとこの椅子をTVチェアーと言うことを長いこと知りませんでした。

 どの所以でそういう言われ方をしたのか?デンマークでは何回か見たことありましたし、仕入れたこともありましたが、そういう言い方を聞いたことがなかったです。謎ですね。

 小ぶりでアイキャッチなスタイルは、お部屋に置くだけで絵になりそうですね!

 勿論テレビ鑑賞にも最高かもしれません!

 

ホームページに家具をアップしました!

ホームページに家具をアップしました!(久々に。。。。)

 

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 デンマーク、ブラーミン社のおそらく1960年代、70年代くらいの椅子ではないかと思っています。

 材はマホガニー。

 この時代には良く見られる、ダークブラウン塗装です。

 個人的な見識ですが、デンマークのビンテージ家具でもたまに見かけるキューバンマホガニーは滑らかな 木肌に、黄・赤系のブラウンとでもいうのでしょうか。

 何とも言えない美しく均一な木肌ですが、その木材が枯渇した後は、アフリカからマホガニーを採取していたと聞いています。

 代用品としてサペリと言う木材も使っていたともききますが(ビンテージ家具ですと、よくひきだしの内側やキャビネットの裏側などにも使われていたようです)、個人的には別にそのまま塗装しなくてもきれいで美しいと思うのですが、なぜかこの時代、このダーク塗装が多いです。

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 この椅子も、すでにキューバンマホガニーはほとんど絶滅に近い状態になっていたはずで、そこまで良いマホガニーではないと思いますが、それにしてもこの曲線!

 無垢材をここまで有機的に削り込んで作られた椅子です。

 もちろん今の時代では作るのはかなり難しい椅子だと思います。

 

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 スタッキングさせたらこんなにかっこいい!

 

 北欧ビンテージと言うと、やはり皆様、チークやオーク、ビーチが一般的。

 今回の着色マホガニーはその分、現地でもお利口な値段でした。

 また塗装が良い状態で残っていたので、私たちの作業も少なく済み、かなりリーズナブルにお出しで来ているかと思います。

 

 ダイニングチェアー、お探しの方。

 もしよろしければ実際のいすをぜひ、見に来てください!!