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Profile in Delicate Porcelain 展

あっという間に10月も終わり。驚くべき、年末も近い!

それにしても良い季節になってきました。

久々の寺町店自己企画展です。

今回は「Profile in Delicate Porcelain」と題して、数ある北欧陶芸作品の中でも繊細で美しい作品たちを特集してみました。

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いつものポールキャドビアスのローズウォールユニットを多少棚の位置の配置換えをして展示しています。

 

 

 

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最初の写真では少しわかりにくいかもしれませんが、何点かこのフィンランド・アラビア社の
Friedl Holzer Kjellberg(フリードル・ホルツァー・チェルベリー)、ライスポーセリンシリーズを飾っております。

当時の職人さんたちが一つ一つのお米型をカッターで切り抜きこの美しい装飾を施していきます。

そして全体に釉薬を施し焼き上げ、装飾部分の穴を塞ぐというとても手の込んだ工程を踏んでいる作品です。

写真の様に光が透けた部分とのコントラストが美しいシリーズです。

 

 

 

 

 

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こちらは同じくフィンランド・アラビア社のアーティスト、アウネ・シーメスのデザインのC&S。これまた極薄のなんとも美しいセットです。

 

 

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そして光を翳すと透けるほどの薄さとその美しさ。

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文様が浮かび上がってくる。

 

 

 

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こちらもまさに地中から伸びてきた不思議な花?いや、きのこの様。

 

 

 

 

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内側の装飾。

 

 

 

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そしてこちらは、実はスティグ・リンドベリ。

まさに卵の殻の様に薄い一品です!!!しかも表面にはうっすらと縦縞が入っている!

すごい繊細な技術!

 

 

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通常のリンドベリサイン(1964年)と、「SW」が。

おそらく、SVAN WEJSFELTが作ったんでしょう。

『ここまでがんばったし、俺の名前も入れてくれ!」っていう彼の叫びが聞こえてきそうです。

 

 

そして

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ボディル・マンツ。

こちらも極薄の繊細な焼き物にグラフィック。

まだそんなにたくさんの作品がビンテージマーケットに出ているわけではないですが、
とても興味深いアーティストさんです。

制作風景はこちら。とても良いビデオです。

ちなみに娘さんが、セシリア・マンツさんですね。

 

 

 

 

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最後にそれぞれのアーティストサイン。

当時の陶芸家さんたちはそれぞれに皆個性的なサインを編み出してますね。
私も集め始めた当時は色々な本からサインを覚えて、現地買い付けにむかったものです。

当時はまだフリマにもアーティストのものがたまにあって、お目当てのサインを見つけた時には「君はこんなところにいたのか!実際はこんなお姿なのか!」と長年の探し人を探し当てたような感動がありました。

それにしてもマンツさんのサイン、ファンキーです!

 

選挙もありますね。

是非皆様、投票を済ませた上でいらしてくださいね!

 

 

ホームページにアートピースたちをアップしました!

またまたホームページに商品をアップしました!

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まずはボディル・マンツの超極薄のカップ。

鋳込みと言われる手法で作られます。

私が集めている北欧作家作品のなかで数少ない現役でもまだ作陶されている作家さんです。

先日YOUTUBEでも作陶風景の映像がありましたので、興味のある方は是非探してみてください。

なんかとてもデンマークらしい豊かな場所でお仕事されていて、とても羨ましい感じもしましたが、そんな中で生まれる素晴らしい作品です。

 

最初白幕の前で撮ったら白浮きして撮った写真全部ボツ!!!(涙)まじ自分の写真を撮る腕の無さを嘆きました。

なんで、この写真は隣で写真を撮っていたスタッフに、
「これも撮っといて!」って(店主権限)で丸投げ。

ついでに撮ってもらいました(涙)。

 

 

 

 

 

 

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そしてこちらはフィンランド、アラビアのアートデパートメント所属のリサ・ハーラマーの作品です。おそらく先輩でもあるサルメンハーラ さんの影響もあるのか、同様のシャモット陶土を使用しプリミティブな、ローマの遺跡から出てきたような作品です。

そして縁に施した彼女特有のピーコック(孔雀)グレイズが美しいですね。

少し写真が明るすぎる感もありますが、今まで1の綺麗な写真が撮れました。

 

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こちらはグナー・ニールンドのフランベシリーズ・カップ。

1937年くらいの生産品のようですね。

アール・デコ。

金彩の文様が美しいです。

この写真もいまいちですね。。。すみません。。。

 

こんな感じで定期的に、私(店主)の好みで毎回デンマーク・スウェーデン・フィンランドのものを一個づつ。。。紹介できればなと思っています。

スタッフの撮影するビンテージの日用品たちの最終チェック後アップ。

そういえば先週は家具の方もたくさん手入れ完了していたので、13アイテムほど撮影してます。

 

それに私のマニアックシリーズが加わったら、ホームページ作業だけでも超忙しくなってくるなあ。。。。

 

まあこの災禍の中だけで、またお客さんが自由に来てくれるようになれば、なかなかこういう時間も取れないでしょうから、今のうち頑張ろうと思います!

 

 

AXEL SALTO BODIL MANZ ホームページにアップしました!

今日は北欧の夏の空を思い起こさせるくらいの、真っ青な青空でしたね!
京都は少し暑かったですが、寺町通にはかなり人が戻ってきている感じです。

今日も商品アップしました!

マニアック商品たちです。

 

 

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アクセル・サルト。

少しグロテスクでもある作風からは遠い、渋い感じの器です。

ロイヤル・コペンハーゲン製です。裏に20693とあります。このナンバリングから製造年月日が分かります。1944年製です。

 

 

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こちらがボディル・マンツ デザインのミルクピッチャーです。

ビング・オー・グロンダールの生産品です。

プライベートスタジオものはまた後々紹介できたらと思います。

 

第44次買い付け報告:デンマーク編5

この日も晴天! 朝が少し肌寒いですが、昼からはかなり温度が上がって暑くなる位です。

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ほんと爽やかな日が続きます!

 

 

 

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今日は例の場所。

 

 

 

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一応、前もってこの日に行くね、というインフォメーションは出しているのですが、
いつもこの状態。。。。ケイオス!

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少しは準備していてくれているのか、車の中にも色々入ってました。

 

 

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店内からめぼしいものを出して、車からも出せば、以外に買えそうなものたくさんありました!

 

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ジョー・ハンマーボーグ?

 

 

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ルイスポールセンのデスクランプ。

やはりなんかカッコ良い。。。。

一般的なビンテージ家具など、そこそこ買い付けることができました。疲れるけど。。。

 

 

 

昼ごはんはノールポート駅のマーケットに行きました。

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少し前までは有名な珈琲屋さんや、クラフトビールのお店などのおしゃれな店はありましたが、
食べるものはどちらかというと、ローカルの魚屋さんのさかなフライが1番目につく程度で、なんとなくどこでもあるような、おしゃれなファーストフードが多かったですが、ここに来て、やたら美味しそうなチョコレート屋さんや、雰囲気の良い紅茶専門店。

かなりバリエーション増えてきました。

 

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中でも何と無く気になったのが、段ボールのカウンターチェアーを揃えた意識高い系レストラン。

 

 

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なんとも美しい食べ物を並べていました。

 

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3つセットで111DKKだから2000円弱くらい。

デンマークで言ったらアホほど高いということではないと思います。
けどやっぱりそこそこします。

 

 

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味については、、、、聞かないでください(汗)。

個人的にはいくらが超美味しい、とか、肉がうまい!とか、それで白ご飯が進む!とか、
そのようなダイレクトに伝わる方が得意分野で、なかなかこういうの、わかりません。。。。

なんせ、一昔前にフィンランドで行ったレストランをこのコラムで「イマイチ」的な発言をしていたのにも関わらず、今やそのレストランは超有名店!

正直、こういう面では自信なしです。

 

 

その足でデンマークビンテージ家具超高級街も偵察に!

 

 

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ニューハウンはすごい人混み!

 

 

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超高級店視察!

高いけどデンマークビンテージの魅力を再確認できる場所!

 

 

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少し前までは正直あまり気にならなかったこの通りなんですが、最近少し回るようになりました。

しばらく行かないと、その間に目が変わるというか、見方が変わるというか、
あえて久々に回ってみると出物があることが多いです。

 

 

 

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クイストゴー!!

 

 

 

 

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ボディル・マンツ!