タグ別アーカイブ: フィンランド

NEWに小物たちをアップしました!

NEWに小物たちをアップしました!

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毎日暑い日が続きますね。

そんな中、お盆期間中もご来店いただきましたお客様、有難うございました。

 

引き続き「スティグ・リンドベリ展」も開催中です!

 

また皆様無理のない範囲で是非お越しください!

 

お店の場所は寺町商店街の三条通と六角通の間。
通りの西側にスギ薬局がありますので、その2階です。

ただ寺町商店街からスギ薬局の2階を見上げますと、ババン!と、これでもか!というほど、テナント募集の広告が貼られています。
実は2階は二つに分けられていて、ビージェネレイテッドは通りから見えない奥側になります。

また、扱っている商品の特性上、とも言いましょうか。
少し皆様には馴染みの薄い商品たちであることや、人通りの多い商店街に大きな看板を出すのも店内の「3密」を防ぐために、今のところ控えています。

結果的には、こう言った商品がお好きなお客様が「密」を気にせずにしっかり楽しんでいただける様に営業できているのではないかと思っております。

引き続きよろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

 

ホームページに小物をアップしました!

ホームページに小物たちをアップしました!

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左からベント・セベリンのレインドロップシリーズ。LYNGBY社。
ウォータージャグ。
この写真ではわかりにくいですが、少し前屈みのデザインがGOOD!


そして LOTUSの両手鍋。グレテ・プリッツ・キッテルセンのデザイン。


キャサリンホルム社での人気の琺瑯シリーズですが、同シリーズの磁器たちは上記のベントセベリンのレインドロップシリーズ同様、デンマークLYNGBY社にて製造されていました。
話は前の商品に戻りますが、当時はロイヤルコペンハーゲンあり、ビング・オー・グロンダールあり、、、の競合に囲まれる中で、アクセル・ブリュエルのサーモダンに代表される様な素晴しい磁器たちを製造してい他メーカーです。

そして夏に向けて皆さん各家庭に揃えていただきたい、カールズバーグ・ノベルティー・ビンテージ・ビアグラス!
発泡酒でもデンマークに行った気分になれますね!

そして、ヒルッカ・リサ・アホラのブループレート、カリン・ビョークビストのブラックダイアモンド。ビビ・ブレーゲルのサリックス。。。。

買い付け初期には資料もあまりなく、現地に出向いて新しい柄物の C&Sを見つけては、ディーラーにそれぞれのシリーズの名前とデザインを聞いてメモメモしていたものです。

当時ベルサが流行っていて、現地の人に
「なんで日本人はベルサばっか、買うんか?」
『日本人は緑が好きなんか?」って聞かれたもんです。
みんな大好きBERSAですが、正直当時の私には、この大胆にプリントされた葉っぱ柄を食器として使うというのには、かなり衝撃的でした。
なんか話が今回紹介している商品とは違う方向に言ってますが、、、

 

 

 

 

でも、さすがみんな大好きBERSA!
うちの母親に先日送りましたら、早速使いましたとメールが。

 

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そんなに北欧デザインに馴染みがあるわけではないですが、かなり気に入った様子です(お箸ですが。。。)

 

 

 

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お店にも沢山BERSAシリーズありますので、ぜひまた落ち着いたらご来店くださいね!

 

ついに寺町生活へ! 新店舗:寺町店

ついに麩屋町店、引き渡し。

発つ鳥跡を濁さず。 本当にお世話になりました。

もちろんずっとここでもよかったのですが、五十を前にもう一踏ん張りしようかと。(こんな状況になってしまいましたが、、、、汗)

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もう一人の責任者も最終チェック!

 

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そして寺町店に初出勤。

この散らかり様。。。。。どうしたものか。。。

日々少しずつ整理しています。

整理するにしてももう少し家具が必要かも。

 

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マイデスク。設置しました(汗)。

バーント・ピーターセン、、だと思う。スーパーローズデスク!(笑)

脇には余っていたフィン・ユールのクレスコの下台を置いて見た!

な、、なんと!!!

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デスクと高さと、クレスコ下台の高さがジャストフィット!!!

神ってる!

悪いこともあれば、良いこともあるものだ!

宇多野にもう一台あるので、もう片方にも置く予定!!

 

さて、こんな調子なのでいつオープンかは未定です。

しかもこんな社会状況ですしね。

こんな社会状況ですので、実質的にこちらも宇多野福王子店も休業状態でした。

今後どうするか、もう少し考えてからお知らせいたします。

 

みなさま、ステイ・セイフ、ステイホームなのでしょう。
今まであまりネット問い合わせはなかったのですが、ここ数日、お問い合わせが増えてきました。

引越しで商品全て梱包状態でしたので、実物の写真なども送れずにいましたが、そろそろ準備できそうです。

もうしばらくお待ちくださいね。

せっかくの新たな第一歩がこんな状況下の中でのことになってしまいましたが、皆さんが安心してお越し頂ける様になるまで、頑張って参ります。

みなさまもくれぐれもお気をつけて、また新店舗でお会いできるのを楽しみにしております。

 

第45次買い付け報告;スウェーデン編2

今日は少し郊外の場所でマーケットが開かれるというので、行ってきました。

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朝5時起床は年寄りには堪える。。。

まだ真っ暗な街中。待ち合わせ場所に向かいます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今、北欧、いやどこでも流行っている電動キックボートレンタル。

まあ、最終的にはこんな感じですよね。

人類、どこもかしこも誰もが、一度便利さを手に入れたら、それにどっぷり使ってぬるま湯の中で快適に過ごすことが当たり前になってしまいます。
最終的には借りたキックボードもこんな感じで捨てるんですね。

今、北欧どこでも、いく先々、訪れる場所場所に放置キックボードが見受けられます。
(本当にどこでもです!冗談じゃないです)

まあ、美しくないですね。

正直、倫理観のある北欧各国かと思っていましたが最近残念です。
便利な世の中になるのは良いですが、同時に倫理観も普及すると良いですね。

 

 

 

 

 

 

 

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人気のないバスで移動!

 

 

 

 

 

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早めの到着と言うことで。。。

スタート!

 

 

 

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マジですか!

先日初めてお見かけした、アトリエ・ファウニの黒いモフモフたち!!!

12体!!!

 

 

 

 

 

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そしてスティグの白磁のセットと、カイフランクのプリズマボウル!たち!

建築家が使っていたらしいです!

流石のセンス!

 

あれやこれやと意外にたくさん買付できました!

 

これは持って帰るの辛いな!と思っていたら、一緒に行ったディーラーさんのお友達の車で送ってもらえることに!ラッキー!

 

 

 

 

 

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部屋に帰り記念撮影。

こんな収穫だったので、本当に車で送ってもらえて助かった!感謝!

 

 

 

 

 

 

収穫品はこんな感じ。

 

 

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また個々に紹介しますね!

 

 

 

 

 

 

北欧買い付けであまり日本の人と飲みにいくことはないのですが、

 

 

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ビージェネ取引先の金融機関さんが取り組んでいるヤングアドベンチャーと言う研修で来ている方と、私の大好きなスウェーデン・ミートボールのお店でお会いしました。
(肉とベリージャムソースの相性の良さを堪能してもらいました(笑)

彼はうちの担当ではなく、後輩さんなのですが、実際の担当さん自身も同様に取り組みでもう一人の方で実は今、アメリカで研修中!

っていうか君が北欧やろ(笑)!と言いたくなりますが、もう一方の研修先の彼の後輩さんが北欧!ということで、そういった繋がりです。

 

いやー、話していても若いですね!私より20歳若い!
私が忘れかけているアグレッシブな行動力、そのモチベーションの高さには羨ましさを感じるとともに、良い刺激になりました!

ご縁に感謝!

 

 

 

 

 

 

2020明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

昨年もみなさまのおかげでなんとか無事終わることができました。

去年は年男として老いも感じながら、びっくりするほど早く流れる年月に焦る毎日でした。

今年はお店的にも少しチャレンジな年になりそうです。

また詳細が決まり次第報告させて戴きますが、より一層引き締めてスタッフ一同頑張って参りますのでどうぞよろしくお願い致します。

 

毎年、特に印象的な商品を選んで年賀状にしております。
(恐らく皆様の所には未着だと思います。最終12月31日に投函していますので。。。
毎年のこと、、、こんなところから今年も改善できれば、、と、直せるはずもないのに思っています)

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カイ・フランクの試作品、ケトルです。
恐らく1959年にカイフランクがデザインし、当時部下であったイエラン・ベック(GORAN BACK)に指示し作らせたものです。
当時何種類か試作したものの中の一つです。
このケトル は真鍮の取手が直角に曲がったなんともモダンで潔い形ですが、そこにラタンが巻きつけられたデザイン。
どこか和のものに通じる部分があるように思います。

また、グリーンがかった黒の釉薬変化も大変面白いものになっています。

イエラン・ベックはその後アラビア社にて素晴らしいデザインのC&Sなどをデザインしたプロダクトデザイナーとして活躍した人物で、彼の初期、彼の手作りによる物です。

 

 

 

カイ・フランクの試作品は何種類かあって、どれもマニアの中では垂涎のアイテムですよね。ある書籍でカイフランクの教えを受けた方が違うタイプのカイフランクの試作品のポットを持っているのを見て、
『いいなー」と思っていましたが、「教え子である」と言う様な繋がりがないと手に入らないですよね。

ある時、なんのタイミングか忘れましたが、たまたまコペンハーゲンの超高級ビンテージ家具ショップのホームページを見ていましたら、そう!このケトル が「デザイナー不明」で載っているじゃないですか!!!(高級ショップですから安くはないが、高くはない!)

もうマジ急いで、まずホームページで注文を入れる!
すぐに現地の知り合いのディーラーに高級ショップの人間とコンタクトとってもらうべく連絡を入れる!

ということで、無事私の手元に来たわけであります。

どうもジョン・ベデル・リッパーという方、デンマークでプロダクトデザイン、また、展示会のキュレーターなどされていた著名な方だったようで、その方の遺品だったそうです。

デンマーク高級店でもフィンランド 物はわからなかった様です。
(裏に薄くサインありましたけどね(笑))

どうでしょう、ここ最近というより、ビージェネレイテッド立ち上げ以来のお宝の中でもかなりの上位品。

フィンランドで各方面(いや、師匠ヨウコ・レコラですが)に話しましたが、流石の師匠もこれには少しびっくりしてくれました(笑)。

 

2019年には神奈川県の美術館で「カイ・フランク展」が開催されていました。

残念ながら遠方で行けませんでしたが、多くの方々が高評価されていて、なぜ関西でもやってくれないのか!という、とても残念な思いが募りました。

カイ・フランクはとても日本が大好きだったようで、何回か日本を訪れています。
だからなのか彼のデザインにはどこか日本の匂いがするというか、親みを覚えるというか、、、、
なんとなくフィンランドと日本っていろいろな意味で似てるな?と思わせる根っこの部分でしょうかね。私も大好きな、いや、大好きというよりは尊敬するデザイナーです。

カイ・フランクは教鞭も取っていて、日本からの学生には「茶室に帰れ、無を求めなさい」と教えたそうです。

日本が大好きで理解も深いカイフランクさんには尊敬と共に、ありがたい、という感謝の気持ちすら生まれてきます。

そのデザイナーの考えや当時の足跡、こう言ったことを教えていただける当時のデザイナーと直接関わった人とのご縁など、当初は普通にウェグナーの名前すら知らず中古家具を輸入して販売していた頃からは考えられいほど、北欧デザインの奥深さにはまってしまっています。

てな、感じの商品でしたが、恐らくこの葉書を見られた方はまさかこれが、カイフランクのデザインだとは思わないかもしれませんし、ましてや、「カイフランクって誰?」っていうかたも多いと思います。

恐らく今年もこんな感じでゴーイングマイウェイな仕入れをして、私自身どんどん深みに嵌って、。

そんなマニアックなお話をまた皆さんに出来たらなあ、と思っております。

引き続き今年もどうぞよろしくお願い致します!