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Purje (プルエ) 奈良・宇陀市 デザートコースのお店 再び

そう!

以前もご紹介させていただきました、奈良県宇陀市にありますPurjeさん!

今回も京都から配達!行ってきました!

 

 

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確かオープン前の納品時も、とても良い季節の晴天の中、男二人で2時間弱の素晴らしい景色を見ながらのドライブでした!

今回も道中には藤の花が満開の風景が広がっていました!

 

 

 

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わたしなどは先日まで大阪での生活でしたので、一変!

なんとも長閑で、道中癒されましたよ。

 

前回納品時の詳細は以前のブログでどうぞ。

以前のブログ

 

 

 

 

 

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メインのお部屋にはローズのダイニングテーブルと、エリック・バックの椅子が並ぶ!

美しい庭を眺めながらの贅沢なコースが堪能できますね!

 

 

そして今回は、、、、

なんとなんと、その2階にギャラリーができました!

 

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グレーテ・ヤルク、P・Jeppesenのローズ3シーター!!!!

しんとした静寂のギャラリー空間の中に佇む、デザイナー、グレーテ・ヤルクの女性らしい繊細な少し緊張感もあるラインのローズソファー。。。。

そして目の前に広がる美しい緑豊かな風景。。。。

これはやばい。。。

コースを堪能した後に招かれるお茶スペースだそうです。(詳しくはお店まで)

 

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すみません、、、、

あまりのこの空間とこのソファーが美し過ぎて、激写し過ぎ!!

腕利きの京都職人さん達のお力添えで実現した完璧な木部のメンテナンスと、栃木レザータンニン鞣しのヌメ革張りのクッション。。。これからの経年変化も楽しみです!
そしてビージェネスタッフ、その若さにしての円熟味を増した木部磨き込み。。。その光沢感と、その素材そのままの風合いを生かしたナチュラル感!

もう現地でも出ないと思われるような絶滅危惧種と思われるこのモデルに
多方向からの力が合間って実現した、なんとも奇跡的なコラボレーション作品。やばいな。

ぜひぜひ、皆さん、Purjeさんにて現物!体感してみてください!

 

 

それにしても京都からだとGoogleマップを頼りにここまできますが、なぜか毎回道筋が違う!!

見覚えのない道筋できてしまいましたが、逆に実はPurjeさんのふもとには有名な吉野葛の老舗のほか、いろいろ古い歴史を感じさせる場所でもあることがわかりました!(いまさら)

早速わたしは大好きなお酒をゲット!!

京都からは少し遠いPurjeさんですが、何かいろいろ絡めて楽しく観光できそうな場所ですよ。

 

 

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阪急うめだ本店 コトコトステージ71 『Enjoy plants in may style』

阪急うめだ本店7階のコトコトステージ71での、『Enjoy plants in my style』
まさかの休業要請で最後の3日間をのこした状態で残念でしたが、
無事に京都に戻ってまいりました!


開催前から緊急事態宣言が出ていたこともあり、お客様の出足にも影響があるかなと思いましたが、まあ、いつものビージェネの「密でない」状態に比べたら、本当にたくさんの方とお話しできたと思います。 (こんな状況なので、積極的な接客が出来なかったのも残念!)

皆様においても、積極的に外出できる状況でもないと思いますので、会場の様子をご紹介いたしますね。

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上下階にエスカレーターで移動する際にとても目につきやすい場所での展示!

1番の場所にハンス・ウェグナーのデイベッド、GE258 チーク丸足!!
アンドレアス・タック社のAT10と共に展示。

個人的にはかなりイケてる(笑)組み合わせじゃないかなと思っております。

チークビューローの前には、ボーエ・モーエンセンのアームチェアー。
こちらもレアアイテム、1940年代のTARM STOLE社でのデザイン。

 

 

 

 

 

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ローズウッドダイニングテーブルと、アフロモシアチェアー!

そうそう、ウェグナーのデイベッド、この椅子とも、デンマーク・ケアロップ・ヴェヴァリ社の生地を使用!!

フリッツ・シュキーゲルのブラスランプや、ラグとの組み合わせも個人的な好み。

 

 

 

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ボーエ・モーエンセンの2254ハイバックイージーチェア、フレデリシア社には、HENNING NORGAARDのローズテーブル!

奥には皆さんご承知、ハンスウェグナーCH23とRY100。
RY100もチークバージョンです!!!

 

 

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カイクリスチャンセンのローボードや、その他小家具などいろいろ取り揃えておりました。

 

 

 

その他、小物もいろいろ持ってきていました。

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RY100チークに。

 

 

 

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ペア・ルトゥキン、グンナー・ニールンド、カール・ハリー・スタルハン。

エリック・ホグラン、オイヴァ・トイッカ。

 

 

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ビューローの上にはカイ・フランクたち!

阪急のスタッフさんにそれぞれのデザイナーを紹介するパネルも用意していただきました!

ビージェネではこういった洒落た親切なものはなく、全て私たちの「口頭」での説明ですから(笑)、あまり北欧ビンテージデザインを知らない方でも、解りやすかったのではないでしょうか?

 

優しい阪急のスタッフさんたちに囲まれて、二週間の会期は少し長いかなー、と思いましたが、結局あっという間に終わってしまいました。

毎朝の開店前の1分間、お客様をお迎えするその音楽とちょっとした緊張感。
開店と同時に7階まできこえてくる「かいてーん!!」という声が、すでに懐かしく思われます。

また何かの機会に阪急さんに呼ばれた際には、また皆様にお知らせしますね!

 

今回は去年の時代マーケットと比べて、二週間という会期でしたので、もう思い切って大阪滞在。ホテルをその分BOOKINGCOMで予約しましたが、こんな時期だからか、そりゃまあ狭いホテルで文句も言えませんが、二週間で55000円!
これくらいの値段だったら、行き帰りの電車賃と時間を考えたらだいぶお得!!

 

 

 

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早速、ホテル近くで渋い喫茶店を見つけ、行きつけに!

モーニング、これで450円(税込)ですよ!

さすが大阪!!

 

そして大阪と言ったら。

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いつもお世話になっているELK KAFFEEさんに!
なんとか酒類自粛期間前に滑り込みました。

まさかの自分と同じ名前のウイスキーをいただきました。
しかもグラスはアアルト&ティモ・サウパネヴァ。コーヒーカップは!!!!!

 

 

 

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ほんと、もっともっと長居したかったのですが、大人しく20時で帰りました。

帰り際に名残惜しく写真撮りましたら、いい写真とれました。

 

Enjoy plants in my style コトコトステージ71

阪急うめだ本店での催し。

今回は7階のリビングフロアーでの企画展
 「Enjoy plants in my style」と題して、緑を取り入れた生活スタイルを提案。

ビージェネレイテッドからは北欧ビンテージ家具をガッツリ持っていきます!

今回は前回の時代マーケットほどの大きなスペースではなく、リビングルームとダイニングルームをコーディネイト。という感じの規模です。

ただ、場所はコトコトステージ71という、エスカレーター上り口・下り口正面のスペース!

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家具もたくさんの新作を仕上げて持っていく予定です!

 

お近くの方は、ぜひお立ち寄りください!

ただ、このところ大阪でも感染が広がっておりますね。

わたしなどはこの期間、また大阪を楽しめる!なんて思っていましたが、ガッツリ時短ですね。。。。(涙)あーあ。

まあ、販売頑張ります!

流石にこの2週間毎日は出勤しませんので、もし事前にご予定わかる方、ご連絡ください。
もしくは直前でも携帯、メール、SNSでのメッセージ、どれでも返答可能な限りさせていただきます!

どうぞ皆さまもお気をつけて、お越しください!

 

 

 

L’odeur de kyoto (ローデル・ドゥ・キョウト)

  京都・北山に新たにオープンいたしました、L’odeur  de  kyoto (ローデル・ドゥ・キョウト)さんにお伺いしてきました!

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北山通り、堀川から西に行ったところ。

通りから全面ウィンドウで、外からでも中の様子もしっかりと拝見できます。

 

 

 

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こだわりのバッグたち。

ヨーロッパで厳選したファブリックを中心にハンドバッグをデザイン、製作。

漆芸や京都の竹、西陣織、象嵌など…日本の伝統工芸を織り交ぜながら洗練された大人女性に似合う品格ある唯一無二のバッグ。

ある国のFirst ladyのお手にも、、、、、とのことです!

洋にも和にも合いそうな上質なバッグたちですね。

 

 

 

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これまた、ローズウッドチェストの引き出しを開けるとこだわりの品が!!!

 

 

 

 

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グレーテ・ヤルクのイージーチェア、ペアで。

ローズウッドネストテーブルと合わせて。。。

 

 

 

 

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今回の開店のお祝いも、いつもお願いしています未草さんに。

グナー・ニールンドの器に。

 

 

 

L’odeur  de  kyoto (ローデル・ドゥ・キョウト)さん
https://lodeurdekyoto.com

今回ご紹介しました場所は、店舗件アトリエとなっており、現在は完全予約制となっております。

ただ、各百貨店からのポップアップショップの依頼も多いようで、
もしかしたら、皆様のお近くでお目にかかれる事があるかもですね!

詳しくは、お店の方までお問い合わせくださいね。

 

 

 

 

 

ホームページにスティグ・リンドベリのファイアンスシリーズをアップしました!

ホームページに主にスティグ・リンドベリによるデザインのファイアンスシリーズをアップしました!

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ファイアンスシリーズとは9世紀以前よりあるファイヤンス焼きと同様、レンガ的な焼き物を素地に、装飾を際立たせるための白い釉を施したものに思い思いの図柄を書き込んで焼き上げた作品です。
似たニュアンスのものではマジョリカ焼きなどが有名ですね。

スウェーデン、グスタヴスベリ社では1930年台からウィルヘルム・コーゲがスタートさせてシリーズで、そのスティグ・リンドベリが引き継いでいます。

今回紹介している作品たちはどれも華やかで楽しくなる様な絵柄のものが多くありますね。

スウェーデンやフィンランドでこの時代花柄の文様が多く見られるのは、戦後の暗い雰囲気をこういった花柄などで明るくしていこう、という思いが込められていたとのことです。

また一方で、すでに大量生産により、より丈夫で安い磁器などの登場しているにもかかわらず、こういった古典的な手法により美術的表現をしていたというのは、当時の少し上から目線的な言い方ですが、必ずしも恵まれているとはいえない層の人々に、いわゆる「良い嗜好」についての教育を与える必要があるとした、国としての政策もあった様です。

ちょっとした洗脳政策ですね(笑)。

金任せのアートコレクターなんていうのは、よくありがちなどこの時代にもありそうな話ですが、無意識的に美しいものを見て、美しいものを使って生活をすれば、無意識的に芸術的な大衆になる!これは、今のどこかの国とは真逆のすごい政策だ!

日本でもいわゆる民藝運動というのは政策とまではいきませんが同様のものであって、当時の民藝作家と北欧デザイナーとの交流があったということは必然的であったと言えると思います。

スウェーデンでこのファイアンスシリーズを最策していた時期は、今のこの災禍と似た様な状況ですね。そんな状況の中で、こういった作品を生活の中に取り込むことで、より明るい楽しいおうち時間になればいいですね。