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第46次買い付け報告:スウェーデン編9

買い付け商品紹介続きます。

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グスタヴスベリの謎のカップたち!

シンプルな手書きがいい感じですよ!

 

 

 

 

 

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久々EMMA登場!

 

 

 

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BIBI BREGERのMAXIM.

 

 

 

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リンドベリのペンシル、シンプルな柄がいいですね。

 

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スピサのティーカップセット。

ほぼほぼデッドストック!

 

 

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これも珍しい!TERRAセット!

 

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HOTORGETのフリマで買ったPUB!

 

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HAGA、古いシリーズですが、とても状態良しです!

 

 

 

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BERSAがこんなに出たのは何年振りだろう。。。

まあ値段は高いけどね。

 

 

 

 

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レッドアスター、コーヒー。

 

 

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プルヌス、コーヒー。

 

 

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BERSA 少し大きめのタイプ!

 

 

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ブラ・ヒュサール、こちらも大量入荷予定!

 

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TURTUR。

 

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そしてリンドベリのトランプ。これもデッドストック!ワンセットはビニール袋入りです!

 

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ファイアンス、リーフプレートたち。

 

 

 

 

 

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リンドベリのスタジオピース!

まさに陶芸にグラフィックをミックスさせた作品!

 

 

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丸一日梱包して結果。。。

久々の梱包仕事だったせいもあるか、なかなか捗らずに結局朝から夕方までかけても終わらなかった。。。。

さらにさらに、屈んでは、立ち。屈んでは立つ作業を続けていたせいか、こ、、、腰が、、、

なんか悪い予感してたんですよね。

しっかりサポーター持ってきていてよかった!なかったらやばかったかも。

体力の限界に腰のダメージというハンデの中、なんとかヘロヘロになりながらやり切りました!

14箱!

多分8月くらいには着くんじゃないかと思います!

 

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第46次買い付け報告:スウェーデン編6

このマーケットに来るもう一つの目的ともいって良い、

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はい!会場のスタッフたちも待ち構えております。

 

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ワイン飲み放題!

まあ、元来の酒好きですから、こんなビンテージアイテムと素晴らしいインテリアを散策しながらワイン飲み放題なんて、金払ってでもしたいです。

ほろ酔いになりながら、アイテム探索。財布の紐も緩むってもんです。

それがこの会場の罠!

 

 

まあ、良いもの買えました。

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いきなり写真デカくなってしまいましたが、ここでまさに2年前、コロナが蔓延する前の最後のこの同じマーケットで、アトリエ・ファウニのデッドストック、人形たちを大量に売ってくれたおじさん登場!

前回はお菓子の箱だったか?

今回は靴の箱!

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スティグのファイアンス・リーフプレートに乗って登場のSNIFF。

まさにアトリエ・ファウニオリジナル、1950年代。それもここまでのパーフェクトコンディション!

実は週末にあったマーケットでそのおじさんに再会して、

「今回アトリエ・ファウニアイテム探してるんだよ」と伝えると、

「よし!」と、

「来週のマーケットに持って行ってやる!」

で、来た子がこのスニフ。

しかし持ってきてもらったはしましたが、お値段は?
驚愕の値段!!!!。。。。いや、今回はしょうがない、そう、しょうがないのです。

ただ、一つだとボリューム感というか、インパクトが足りないかな?
もう少しないのかな?と恐る恐る聞きましたが、スニフはダブってるんだって。

だから売れるんですって。他は売れんよ。と。
どこかで聞いたセリフ、いや、自分に心当たりがなきにしもあらず。

色々話をしていると、本当に色々なことに詳しくて、プリントなんかにも精通してそう!
今回もスニフと一緒にリンドベリを持ってきていて、モダンも集めてるのか?と聞くと、
「いや、これは交換要員だ」とのこと。
自分の欲しいものがあったときに、交換用として色々なマーケットに行ってはモダンも買って用意しているんだって(笑)。

すごいな!


古いおもちゃ関連の色々なコレクションをもっていて、

「そんなんんだったら、美術館作れるね!』っていうと、弟と美術館をしてたんだよ!って。
驚愕のコレクター!なにもの!

まさにスウェーデンのヨウコ・レコラ登場!ってとこでしょうか。

今度うちに来なよ!っていってくれたんで、また、その日が来るのを楽しみにしてます。

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おじさんと別れた後、ふとみてると、いやーなんとなんと。

パパじゃないですか!こんなことってあるんですね!

連れて帰ります!

 

 

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どこかでみたことある、さる。

ビージェネの方向性がコロナで変わってしまったのか?と思われてしまいますが、しっかり色々買い付けてます。

 

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チェルベリーのけしからん大皿!

 

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そして、カイ・フランク。ポカリセット。

こんなセット、フィンランドでもみたことない!

全部行っときました!

 

 

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2日間行きましたが、ちょっと寂しい結果。

以前までだったらこの2倍はあります。

このマーケットメインで来たんですが、たまたまその前にマーケットがあったのと、ヘレナ姉さんのおかげで2年買付していない分を補充できる問題ない量を買い付けできましたが、このマーケットだけだったらやばかったかもしれません。

前にも書きましたが、やはりコロナの影響か、少し出店も少なかった気がしますし、その前のマーケットでディーラーが分散してしまった感もありますね。

 

Kaj Franck 展 寺町店自己企画展シリーズ

京都もだいぶ春めいてきました。

店のあります寺町通は人でごった返しております。

ただ相変わらずビージェネレイテッド寺町店は静かです。。。。
その喧騒から10秒で離れることができますので、ぜひ人ごみに疲れた方は一息付きにいらしてくださいね。

 

久々に店内の展示スペースの模様替えをしました。

今回はカイ・フランク展です。

この2年買い付けに行けていない事もあり、あれだけあった小物たちもだいぶ数が少なくなってきていて、「カイフランク=美しい日用品」的な展示をするにもアイテム不足。

そこでカイ・フランクのガラスのアプライド・アート作品たちを並べてみました。

 

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ポール・キャビアスのウォールユニットにて!

 

 

 

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まずは、イッタラ時代の作品から。

クリスタルのぽってりとした質感のガラスにフィンランドの湖の底から湧き出てくるかの如くの気泡が表現されたシリーズ。

1947年からのシリーズで3226,3239,3191、3852?

他に3256、3311のプレート形も展示しております。

 

 

 

 

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こちらもイッタラでのシリーズ。

クリスタルに薄いカラーの幕が入っている様な、なんとも不思議雰囲気を持ったシリーズ。

ハート型のものが3111、1947年より。

花びらの様な器は3318、こちらも1947年。

 

タピオ・ウィルカラでもこの様なシリーズがあり、カタログにはケースドグラスと表記があり、またQカラーという表示もあります。ちなみに右前にある小さなボウルがタピオ・ウィルカラのQカラー。
じっくり見比べるとどことなく違う様な、同じの様な。。。

うちのお客さまの中でもガラス工芸が好きな方、焼き物が好きな方といらっしゃいますが、ガラス工芸は「これどうやって作ってるの?」という謎が多い事も魅力の一つだと思います。

ちなみに奥のグリーンっぽいグラスには、ヌータヤルヴィのサインが。。。

これはだいぶ前に仕入れたものなのですが、それ以降、カイフランク・ヌータヤルヴィでこのあたりの作品を見たことがありません!

 

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ここからはヌータヤルヴィ。

USVAというシリーズで、「霧」を意味しています。

どこか有機的な形の美しいガラスに霧が閉じ込められた様なデザイン。

KF106かな?1951年です。

 

 

 

 

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こちらもヌータヤルヴィ。
HARSOシリーズ。HARSOはガーゼという意味らしいです。

究極のレースグラスです。

規則正しく気泡が(しかもこれでもか!というほど細かい!)並んでいます。

こんなの本当、どんなしてつくってるん?と、お聞きしたいです!

究極の技法でなんとも美しいオブジェになっています。

KF108、KF109ですね。

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こちらもヌータヤルヴィのシリーズ。

KF206かな?
重量感ありながら、中に美しく気泡が閉じ込められたシリーズ。

 

 

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ヌータヤルヴィのカットシリーズ。

ガラスの塊から切り出した様!

KF210(1953年)とKF233(1956年)。

 

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KF234、1955年。

 

 

 

 

 

 

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上部はKF278。インカルモ・テクニックで制作された作品。
もう10年以上前に現地でたまたま見つけたもので、今ではかなりレア?

下部はカタログにないですね。
どこかKF215に似たカラーリング。1960年のサイン入りです。
ぽってりとした丸みがかわいいです。

 

 

 

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そしてポカリ。
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こちらもインカルモですね。

 

作品群を見ていただいてもわかる様に、個人的にやはり1950年代、60年代でも前半の作品が好きですね。
まあ、ポカリをはじめとした60年代後半からの作品群は時代を反映させたポップなデザインが多く、ただ、オイヴァ・トイッカの人気にもある様に、どちらかというとそれらの作品の方が現地でも高いですね。

お店に来ていただいているお客さまたちはご存知だとは思いますが、いつもこれらの作品群は棚の奥にしまってあり、なかなかお目見えしておりませんでした。

こういう形で外に出して展示してみると、初期のガラス作品たちにはどこか、陶器ではキルタ・ガラスではカルティオなどの機能美を備えた日用品を生み出していた反面、アプライドアートデザインの方ではより装飾的で柔らかく、ファンタジーな印象のものが多いですね。

カイフランクの作品集を見ますと、もともとテキスタイルデザイナーだったことなども彼のデザインの幅広さを感じさせますね。

個人的にカイ・フランクについての写真で印象的なものはデザイナーのタウノ・タルナさんのお子さんたちに絵を描いている写真です。

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そのデザインや経歴から皆から尊敬され、フィンランドの良心とも言われ、なんとなくお堅い方というイメージがあるかもしれませんが、頭の中はファンタジーでいっぱいだったのかもしれませんね。

 

 

 

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これもカイフランクのファンタジー。

1943年の木の人形。奇跡的な生き残り!

それにしてもこの表情たるや!

これもTHE カイ・フランクです。(残念ながら非売品(笑)いつもこんなオチですみません、)

 

 

Purje (プルエ) 奈良・宇陀市 デザートコースのお店 再び

そう!

以前もご紹介させていただきました、奈良県宇陀市にありますPurjeさん!

今回も京都から配達!行ってきました!

 

 

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確かオープン前の納品時も、とても良い季節の晴天の中、男二人で2時間弱の素晴らしい景色を見ながらのドライブでした!

今回も道中には藤の花が満開の風景が広がっていました!

 

 

 

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わたしなどは先日まで大阪での生活でしたので、一変!

なんとも長閑で、道中癒されましたよ。

 

前回納品時の詳細は以前のブログでどうぞ。

以前のブログ

 

 

 

 

 

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メインのお部屋にはローズのダイニングテーブルと、エリック・バックの椅子が並ぶ!

美しい庭を眺めながらの贅沢なコースが堪能できますね!

 

 

そして今回は、、、、

なんとなんと、その2階にギャラリーができました!

 

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グレーテ・ヤルク、P・Jeppesenのローズ3シーター!!!!

しんとした静寂のギャラリー空間の中に佇む、デザイナー、グレーテ・ヤルクの女性らしい繊細な少し緊張感もあるラインのローズソファー。。。。

そして目の前に広がる美しい緑豊かな風景。。。。

これはやばい。。。

コースを堪能した後に招かれるお茶スペースだそうです。(詳しくはお店まで)

 

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すみません、、、、

あまりのこの空間とこのソファーが美し過ぎて、激写し過ぎ!!

腕利きの京都職人さん達のお力添えで実現した完璧な木部のメンテナンスと、栃木レザータンニン鞣しのヌメ革張りのクッション。。。これからの経年変化も楽しみです!
そしてビージェネスタッフ、その若さにしての円熟味を増した木部磨き込み。。。その光沢感と、その素材そのままの風合いを生かしたナチュラル感!

もう現地でも出ないと思われるような絶滅危惧種と思われるこのモデルに
多方向からの力が合間って実現した、なんとも奇跡的なコラボレーション作品。やばいな。

ぜひぜひ、皆さん、Purjeさんにて現物!体感してみてください!

 

 

それにしても京都からだとGoogleマップを頼りにここまできますが、なぜか毎回道筋が違う!!

見覚えのない道筋できてしまいましたが、逆に実はPurjeさんのふもとには有名な吉野葛の老舗のほか、いろいろ古い歴史を感じさせる場所でもあることがわかりました!(いまさら)

早速わたしは大好きなお酒をゲット!!

京都からは少し遠いPurjeさんですが、何かいろいろ絡めて楽しく観光できそうな場所ですよ。

 

 

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ホームページに小物たちをアップしました!

ホームページに小物たちをアップしました!

 

まずはビージェネレイテッド的には少し珍しいアイテム。

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ビヨルン・ウィンブラッドのLOTUSシリーズ。

ドイツ・ローゼンタル社のもの。

ローゼンタル社は当時、各国のデザイナーを招聘して色々なシリーズを出しています。

有名なところでは、フィンランドのタピオ・ウィルカラやルート・ブルック、ティモ・サルパネヴァのスオミシリーズもどれも歴史に残る名作揃いです。

今回紹介したウィンブラッドのものもすごく繊細でうつくしいです。

デザイナー当人の本国ものとは少し違う雰囲気のもので個人的にも大好きなシリーズです。

 

 

 

 

 

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そしてデンマークの至宝、ヘニング・コッペルのその名も、「ブルーコッペル」。

ケーキ皿サイズです。

どこか和とも通づる作風が素敵ですね。

 

 

そんな感じで、民藝調なものを今回は少し紹介することにしました。

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HOGANUSの焼き〆調ショット。

 

 

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シグネ・ペルソン・メリンのピッチャー。

 

 

 

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デンマークのコニー・ヴァルター。

 

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こちらはアラビアのアートデパートメント所属の作家、ポール・エンバラス。

なかなか個性的な北欧作家の作品たちです。

 

 

 

京都はすこしだけ自粛が解け、夜の飲食店さんも1時間営業を後倒しできることになりました。

一方北欧の方は、デンマークはやっと少しロックダウンが解け始め、とは言っても、一部の個人商店が営業できるようになっただけで、レストランや美容院、百貨店などはまだ営業自粛。

フィンランドはついにロックダウンになってしまったよう。

スウェーデンも感染者の増加や変異株の影響で、国初のロックダウンに言及したそうです。

 

 

そんな北欧各国の状況の中、なぜか恵まれている感のある日本。
何かワクチンの供給も後手後手だし、少しびっくりしたのは、少し前の話ですが、ワクチンのボトルから6回分供給できるのに、日本にある注射器は5回分しかできない、、、っていうのが、????

え?いまわかったの?

私もたまに有ります。

椅子の張り替えで、2メーターくらいかなと思って生地手配したら、
『いやービージェネさん、この椅子張るには2.1m必要だよ」って、職人さんに突っ込まれます。

なんとも言えない私の仕事を見ているようで(笑)、いやー、もう少し学のある人が私の同じレベルのことしちゃダメでしょ!って、まあ、医療については何も知らない門外漢ですが。

 

こりゃ、この夏も買い付け無理やね。