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無添加たこ焼き こはく Hans Wegner FH4103

左京区、北大路通・東大路通り、高野交差点南西角に突如現れる美しい空間。

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無添加たこ焼き「こはく」さんです!

そう!この遠目からのショットでもわかる人にはわかる!

 

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オーナーのこだわりで、待合の椅子になんとなんとウェグナーのFH4103スタッキングチェアーを入れていただきました!

ニューヨーク近代美術館(MoMA)に収蔵されているハンスウェグナー7作品の中の一つである、
FH4103がこの店の待合にあるんですから!

 

 

 

 

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美しいこだわりの設計デザインとも相まって、素晴らしい空間になっています!

 

 

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開店のお祝いにお花も。

グナー・ニールンド先生のたこ焼きインスパイアーのうつわに、たこ焼きのようなアレンジメント!

未草さんの美しさの中にコミカルな要素も取り入れるところ、ほんと、大好きな作風です!

 

 

 

 

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そのこだわりのオーナーから椅子の足元に敷物を。。。というご要望で、試験的にラグを。。。
どこまでこだわるんでしょう!(笑)

 

 

 

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もちろんたこ焼きも琥珀のような作品になっております。

味付けにもこだわっていて、ソース・出汁醤油はもちろん、塩ごま油、柚子胡椒ポン酢まで!

まあ、いつの時代も子供たちたこ焼き大好き。嫌いな子、いないですよね(笑)。

うちの息子達(中学生)も御多分に漏れず。。。。

何舟持って帰っても足りませんわ。。。(一番人気は意外にも柚子胡椒ポン酢!!(笑))

 

店内にはカウンターもあって、オーナー曰く。

店内で飲食も可能になるかも!

いやー、「こはく」のたこ焼きにビール。。。想像するだに恐ろしいです。。。。
この災禍後の楽しみがまた一つ増えました!

ほんと!はやくこの災禍、終わってほしい!

 

 

 

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そんなに遅くまでやってませんし、売り切れごめんですので、お早めに!
夕方の夕涼み散歩がてらお立ち寄りになるのも良いかもですね!

 

無添加たこ焼き こはく

久々に家具をアップしました!

久々に家具をアップしました!

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まずはヴェルナー・パントンのワイヤーチェアー。

PANTONOVAシリーズ。
かのデンマーク・オーフス市に1971年に誕生した伝説のレストラン、「VARNA」でも使われていたシリーズです。

 

 

 

 

 

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そしてチークの小さめキャビネット。

 

 

 

 

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少し古めのものもアップしました!

寺町店の隅で撮影してみました。。。。

やはりなかなか機材や知識がないとうまいこと写真撮れませんね。。。

古いものなので実際に見ていただくのが一番と思っていますが、またもやこんな状況で災禍が拡がってきますと、いろいろ他も考えなくてはいけませんかね。

また無理のない範囲で、お店の方にもきていただければと思います!

 

 

続 スティーン・オステルゴー 阪急うめだ本店 2021時代マーケット

続スティーン・オステルゴー!
前回も書きましたが、やはり傷や、塗装の劣化が目立っていましたので、この際オール再塗装!!

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工場に入院中!!

 

 

 

 

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丁寧にパテ埋めなども施してもらいました!!

 

そして色目は。。。。。

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いろいろ見せてもらいましたが、似た感じの色目でジャガーのフレンチ・レーシングブルーというのがありました!

なんともカッコ良い名前!!

勢いで、もうこれに決まり(笑)!!

 

ということで、ピッカピカ!に上がりました!!!

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めちゃ嬉しい!

 

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これはやばいカラーだ!!!

 

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私の車にもピッタリ収まりました(笑)!!!

 

これから張り替えです!!!

 

Steen Ostergaard   阪急うめだ本店 時代マーケット2021

皆さま。スティーン・オステルゴーというデザイナーをご存知でしょうか?

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時代を感じさせるファッションと風貌がいいですね!かっこいい!

 

 

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北欧デザイン好きなら、まず持っていることでしょう。
TASCHENの「SCANDINAVIA DESIGN」、500ページ目からです。

また、織田先生の「デンマークの椅子」でも202ページ目に。

そして島崎信さんの「美しい椅子シリーズNO.5世界の合成素材製名作椅子」でも40ページ目に登場しております。

 

もちろんビージェネでも今まで取り扱いあり!こちらです。

 

 

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#290 チェアー。

上記参考書籍にもありますが、おそらくケアホルムやパントンの椅子からデザインを起こしたと思われますが、パントンチェアーより軽量化を図ったため、大きなデンマーク人を支え切ることができなかったようで生産は短期間に終わったようですね。逆にレア?

パントンチェアーはデビューが1967年とありますが、構想は1958年より。
オステルゴーの290チェアーは1966年とか68年とか、色々説があります。

なかなかのすれ違い具合。。。。

 

 

 

 

それはそうとして本題。

だいぶ前から倉庫で眠っていた「けしからんプラスチックチェアー」がありまして。

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こちらでございます。

上記、290チェアーも同一のシリーズ、A-LINEシリーズ。

「プレジデント・チェアー」

まさにプレジデント!

 

何故、倉庫に眠っていたかというと。。。。クッションがない!

オリジナルはこんな感じ。

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いやー、、、カッコ良いですねーー!!!

私の持っているブルーの椅子は、写真ではなかなかわかりにくいですが、傷あり、塗装も一部はげていたりと。。。。

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2セットあります。

表題にもありますがこれらをなんとか復活させ、今年の9月にあります阪急うめだ本店での「時代マーケット」に出展させたい!!!

これらをどこまで綺麗に仕上げられるか!

ところで、290チェアーはパントンやケアホルムのデザインと、、、、という話の続き。

今回のこのスツール。。。。

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そう、柳宗理さんのバタフライスツールに!!!
バタフライスツールは1956年デビューだそう!

 

普通にスティーンオステルゴーさんの公式ホームページ(?)多分こちらが見つかりました。まだご存命なのかな?

 

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Berndt Friberg展 (寺町店自己企画展その5)

久々の寺町自己企画展です。
いつも通りの、『いつ始まって・いつ終わるのか』も適当な展示なので、自己満足企画展とでもいいましょうか。

かなりフリーベリが集まってきたので、並べてみました。

 

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こんな感じで大小、各色、かなりの数量集まりました。

奥に立っている辰砂釉の大きな花瓶で30cm弱。

黄色の大きなボウルで直径32cmくらいです。

 

 

 

 

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ポール・キャドビアスのウォールユニットに飾ってみました。

 

 

 

 

 

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それぞれのカラーごとにグループ分け。。

 

 

 

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かなり入荷数で70年代のものが、今回の仕入れでは多かったです。

今回の仕入れのものと、いままでのコレクションを合わせて展示しております!

 

 

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こんな感じで書いたように後期の作品が多いですが、色々な色目、形が揃いました。

なかなかここまでの数量を一度に見ることは難しいのではないでしょうか?
ただあまり肩肘張らずに、皆様お気軽にみにきてください!

 

 

そして参考資料にはこの三冊。

 

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こういった陶芸が好きな人にとっては今や伝説ですかね。

2003年に大山崎山荘美術館にて開催された展示資料。

民芸作家と北欧の作家たちの作品が色々並べられていました。
(当時の私は、といえば、脱サラで2002年にビージェネを立ち上げたばかりのよちよちでしたので、フリーベリやリンドベリなど知る由もなく、後日この展示会の存在を知っただけです汗)

日本の民芸作家たちと北欧の作家たちとの交友があったことなど、河井寛次郎記念館が近いこともありこの辺りにどんどんのめり込んでいくきっかけになりました。

 

当時は何も知らなかった私がお客様のご依頼で初めてこの辺りの陶器たちを買い付けに。

パルシュスって知ってる?とディーラーに聞くと、はあ?なにそれ?という反応。

スペルでPALSHUSと書くと、あー、ハイハイ、「パルスフス」ね、、、みたいなやりとりを何十回、何百回としたことか!家具デザイナーの名前もまだそんなに知らんし、北欧の人の名前は兎に角覚えにくいし、工芸作家の名前なんて、ほんとに覚えるの大変でした。。。

買い付けにしても図録を持って買い付けするわけにはいかないので、事前に底のサインを懸命に覚えて買い付けに備えていましたね。

良い思い出ですが、その結果が、今のこの膨大な在庫量!

ヨーロッパの人はこれらのミッドセンチュリーの作品たちを、tomorrows antiqueって言いますね。未来の骨董という感じでしょうか?

私もそれを信じて突き進んでいっています(笑)。

 

ぜひ皆様お時間ありましたら、お立ち寄りください!