この日はディーラーとのお約束。
彼らも明日から夏休みで7月いっぱいずっとお休み。
なんとか休み1日前にアポイント滑り込ませました。
良い天気!
少し郊外まで電車で移動!
いつもは自家用車で迎えに来てくれるんですけど、今回はあらかじめ「グラフィックのあるトラックで迎えに行く」とのこと。。。
「どうしたん、これ?」
どうも夜のうちにやられたらしい。。。なんて笑って言ってたけど、もし自分がやられたらマジ許さんけどね(笑)。
オーフスのディーラーもそうなんですが、最近、アメリカでこれが流行っているらしく、デンマークのディーラーたちがこぞってこんな変な椅子集めてます。
いやいや、モダンデザインがもうデンマークに無くなりつつある状況ですが、これに関しては何が良いか理解不能。
わたしは今後もしこれしかもう買うものがない!となったら、きっぱり廃業します。
家具は流行りじゃないですから。
ハスレヴ・スモールテーブルたち!
3シーターと、ここにはないけど1シーターが2台セットであるようですので、セットで全部買いました!
そして!
オーレ・バンシャー!
コロニアル。もちろんPETER JEPPESEN。やばい!どんどん資金が。。。
なんでトラックで迎えに来たかというと、つい前日に仕入れた家具たちが満載で倉庫まで持っていくのもあったよう!
早速ウブだしを見る(笑)
まあ、そこそこの値段言うなあ〜。
いいのでてますよ。
オーレ・バンシャー、ロッキングチェアー!!
めちゃ高かったけど、行っときました。
まさにオーレ・バンシャー祭り!
そして更なる危険地帯へ!!
今は小さなスペースですが、一時はその名を轟かせた男!
ピート・ハインと、
ヘンリー・ウォルター・クライン!
半端ない。。。
そしてこの後、今日の締めを飾るにふさわしいアイテムを発掘しているのですが、こちらはここでは非公開。今しばらくお待ちください。
先ほどの3シーターのペアの椅子たちを探しにもう一つの倉庫へ!
すごい物量。。。。。もう全然見れない。ビージェネレイテッドの比ではない。(いや、うちも同じくらいやばい状態)
ディーラーが奥の方まで家具の上を伝い入って行って、やっと私の椅子を見つけたようです。
わたし自身での確認は、もう諦めています。
ディーラーを信じます!
ディーラーが探している間、暇だったので色々漁っていると、どんどん欲しいものが出てきて危険です。
謎の美しい絵とか、絨毯とか、少し買い足しました。
そして次は街中のショップへ!
前回はいろいろあったのですが、今回は明日からお休みということもあり、あまり充実してなかった。
まあそれにしてもこのディーラーも奥の段ボールスペースを整理すれば、よりすっきりとした店になるのに、全く気にしている様子はないですね。
人の振りみて我が振り直せ。的な感じでしょうか。
他にも定番的な家具もいろいろ良いものが出て、充実の買い付けでした!
あっちのディーラーが良ければ、こっちが悪い。こっちが良ければ、あっちが悪い。
なかなか世の中そうはうまくいきませんよね。
まだ時間があったので、セカンドハンドショップに!
日差しが強く、日向は暑いくらいです。
これまた洋服やガラクタばかりのショップで、欲しいものが全然なくて、やっとこ探しだしたのが、このホルムガード、ペア・ルトゥキン一枚。
それでもこんなに美しいものがセカンドハンドショップにあるなんて!
一つでもあってよかった!
鞄も重たくならない程度で帰ります!
部屋に帰る前に近くのバーで一人祝勝会。
それぞれの家具との出会いも、こちらデンマークにきて、見て、それぞれのディーラーと話したからこそのものだと考えてます。
なんてしみじみ飲んでたら、酔っ払ったバーのおじさんが話しかけてきたので仕事の話しなどしたら喜んでくれていろいろ教えてくれました。
ロイヤル・コペンハーゲンのマークに1本線が入っていたら2級品、2本線だと三級品なんだと。何で俺がこの事を知っているのかというと、俺は昔、ロイヤル・コペンハーゲンで働いていたんだ!と。
なにか、集めているものがあれば、俺に言ってくれ!
と、なんとも心強い仲間ができました!!!!
KLOR DAME、爪の女? by グーグル翻訳。
この建物が建った時からある、お酒とタバコが吸えるバーだそうで、今でもこの界隈の強者たちがいつも集まっているようです。
店自体は当時と大差はないようですが、経営者は何回も代わっているようで、実は今の経営者は中国人の女性なんだって(笑)。
そういえば、店の名前のKLORで爪といえば、フリッツ・フォン・エリックの鉄の爪ですね。
若かりしジャンボ鶴田がアイアンクローで大流血なんて、このアイアンクローで流血なんてどんな力?って、恐怖に慄いていたわたしの幼少期にも、すでにフリッツなんていう(フリッツ・ハンセン)デンマークが少しかすっていたんですね。
(注1、調べたらフリッツ・フォン・エリックはドイツ系という事らしいです)
(注2、アイアンクローのクローはKLORではなくCLAWでした)