カテゴリー別アーカイブ: 買い付け報告:2019年44次
第44次買い付け報告:最終回
ここヘルシンボリでは計2カ所でのマーケット。 なんとか今回も心折れずにパッキング完了しました。 少しパッキング材が足りなかったけど。。。。
最終的にはこんなボリューム感に!
梱包材が足りずに箱に突っ込んだままのものがあるので、おそらくあと2−3カートン増えると思います。
海岸線を走る。
平和な景色。。。のどかだ。。。。
ガンズをかけながら走るのは、やはり合わない。。。。
デンマーク到着!
再梱包!
また日本で会おう!
実は一つ忘れていたことがありました。
コペハーゲン中心から遠くない、静かな高級避暑地といった感じ。
そこにある小さな美術館。
デンマークの陶芸の歴史、ここ100年ほどを振り返る展示会。
インスタグラムでやけに良いコレクションばかり持っている人がいて、ちょこっと話したら、この展示を教えてくれました。
ほぼ忘れていてのですが(汗)、たまたまインスタに写真や情報をあげてくれて、なんとかスケジュールに組み込むことができました!
水辺に佇む美しい景色に囲まれた小さな美術館。
なぜか厨房からはガンズが。。。
まだまだ知らない作家も多く、物によっては個人的にもど真ん中のものたくさんあって、まだまだ奥が深いデンマーク陶芸でありました。。。
今回44回目にしても、まだまだその奥深さを探りきれない、北欧デザイン・クラフトの世界。
次回ハンティングの楽しみも尽きないという感じです。
ペアー・ウェイス。
さよなら北欧。
少しお休みをいただいて、日本に帰ります。
8月にまたお店でお会いしましょう。
第44次買い付け報告:スウェーデン編7
収穫品紹介続きます!
ウッド関連。
有機的なチークの器たち!
トーステン・ヨハンソン。美しいアンティークを売っているおば様からいただきました!
ピート・ハインの知的玩具。
そのクオリティーは玩具の域を超えてます。
古いガラスの器たち。
大きめのピッチャーのようなものもあり!
ガラスのブイ。
少しピンクがかったガラス。。。
こちらは前のコラムに紹介した、美しい古いものばかり売っているおじいさんからゲットした品。
全体的にブルーがかかっているのかなと思う、不思議な色目なんですが、、、
どうも透かして見ると、アンバーのような色目。。。
でも正真正銘、正面の切り口はブルーですよね。
基本的にはモダンデザインしか見ませんが、こういう一期一会も見逃せないですね。
なんとなくメタル系。
竹の取っ手のついた、水差し。。
鈴の茶筒。楕円です。
銀とウッドの組み合わせ。
昨日のコラムに、リーチ陶房の作品を載せましたが、実はそのディーラーが次々とケシカランものを出してきました。。。。
革のアヒル。。。(笑)
あひるというよりはカエルっぽい。。。
ドイツのDERUという工房のもの!
まさかスウェーデンで出るとは!
そして、、、
カイ・ボイスンスタジオの縄のライオン!!!(笑)。ヨーエン・ブロック。
一つ一つ手作りなんでしょうね。
ネットでチェックしたら、どれもこれも全然違う!
以外に顔の出来が悪いものが多いような気がしましたが、この子はハンサム!!!!
やっぱり人形は顔が命。(いや人ではないか)
ただならぬ雰囲気を醸し出していたディーラーでしたが、お家にあったコレクションの放出らしいです。
なかなかの収穫に大満足で、無事今回の買い付け終了となりました!
第44次買い付け報告:スウェーデン編6
収穫物紹介!
フィンランドもの。
アラビアで、ファエンツァのお皿。
エステリ・トムラのC&S、カイフランク 、ソインツなど!
スウェーデンもの!
こちらなどは手書きのシリーズ、グスタヴスベリ。
なかなか良い状態です、フルセット!
スティグ・リンドベリのペンシル?
お皿はペンシルですが、カップが違うかも。。。
そしてアルメニア。
手書きの飾り皿でしょうか?使っても良い感じです!
ニールンドとスタルハン。
同じ形のものが揃うと嬉しいです!良い形!
リンドベリのスタジオピース。
お店にもファイアンスが結構揃ってきました。
ベールント・フリーベリ。
エッジの部分がシャープ!
こちらもフリーベリ。
蓋つき
釉薬の変化も良い感じです。
そして驚きの掘り出し物!
まさかのセント・アイブス、バーナード・リーチ陶房
まあ、小品ですが、こんなの見つけたら嬉しくなります。
一個は割れて修復してましたけどね。
第44次買い付け報告:スウェーデン編5
なんとか今回も心折れず、無事パッキングも済ませました!
少し広めの部屋がなんとなく安心感を与えてくれたのが、勝因かもしれません(笑)。
朝一から次の地、ヘルシンボリへ向かいます!
ナビが少し古かったのか、、、、何かいつもと違う道を通っているような。。。。
しかし、逆らうことはできません!
去年のカーナビは意外にやさしい可愛い声だったのですが、今回は結構厳しい女性な感じ。
低いドスの効いた英語で「そこ曲がれ!」とか、「次のランドアバウトの2番目の出口で出ろ!」とか、、、、、今は、従うしかない。。。。
こんなとこ、前通ったかな?
まあ無事、ヘルシンボリ到着。
安宿なので、中心街には少し遠い、移民街。。。。
スウェーデンの有名観光地に来たのに、周りにはケバブ屋さんしかない!
早速マーケットへ!
ストックホルムのマーケットにもいる、美しいものしか売らないおじいさんのお店。
色いろな意味で少しデンジャラス!
美しい絨毯もありました!
スティグのペンシル?
色々見ましたが、意外に欲しかったのがこれ!
まさに北欧ビンテージ家具のためにあるような道具!誰か作って!!!お願い!
そして、、、、
実はこの上に毛布がかかっていました。
悩ましげな足の部分しか出てなかったのですが、まあ、バイヤーとしてこのスペシャルな足の形だけでピンと来なかったら失格ですわ。
まあ、それを見て飛び上がりました!!!!
しかも木目完璧、傷ひとつないパーフェクトコンディション。
今更超珍し!!!!
どうするか。。。。悩みどころ。。。。
こちらは恐ろしく高かったサイドボード。。。。かっこよすぎる。。。
ベルギーのものらしい、、、おそらくブナの着色、、、
また趣向が変わってかっこいい!
話は変わりますが、数年前でしょうか。
ストックホルムのマーケットで、なぜかアラビアのアートデパートメント作品やデンマークの工房ものなどを含め、たくさんのスタジオピースのみ扱っているディーラーがいまして、それはもう私の好みにぴったりですから、毎年のようにそのお店が出ていたら色々と買っていました。
ある時、「俺、今度日本に行くんだ!」って彼が言うもんで、「そうですか、まあ、日本観光では有名な京都ってところで店やってるし、もし来るんだったらついでになんか商品も持ってきてよ!」なんて、軽口叩きましたら、マジで来た!!(もちろん商品なしですが)
それくらい日本好き。
実は先日も日本に来ていて、どこに来ていたかと言うと、なんと「高松」!!
うどんが大好き!
栗林公園が日本でいちばんの公園だ!と、なんともレアな自慢話をしていたので、そんな高松つながりで今回も会いに行きました。
そしたら。。。
な、な、なんて言うことででしょう!!
わざわざこのTシャツ!!!(笑)
まあ、この場に集っている私たち、バイヤーもディーラーもみんなこういうものが大好きで、売りに来ていて、買いに来ていて。。。。
その中に、うどんが好きで、栗林公園が好きで、そのためだけに日本に来る「スウェーデン人」と会えるなんて!!!
共通言語多すぎ!
もう「兄貴」と呼ばせていただきます!
そんな兄貴からの掘り出し物。。。
他にもあるんだけどね(笑)。