カテゴリー別アーカイブ: デンマーク 家具

第42次 買い付け報告 デンマーク編1

デンマークに到着しています!

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近くヘルシンキにはトランプとプーチンが揃い踏みするので、万が一に備え脱出できてよかったです。でも、大好きなフィンランド、何もなければいいのですが、、、

 

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デンマーク、まずはいつもの常宿へ、

コペンハーゲンのB&Bです。

 

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まさかのローズウッドソーイングテーブルとDIGSMEDのスパイス入れ!!
(しかもあまり見たことない感じの大きさ!)

ここのオーナー、、、侮れない。。。

 

 

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早速次の日。

オーフスに移動です。

 

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飛行機が中途半端な時間なので、朝ごはんもゆっくりできました。

ノールポートのマーケットへ!

 

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クロワッサンの焼きたての匂いに引き寄せられ。

 

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小型のパン焼き器でこまめに焼き上がりを出しているようです。

 

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実際店先で焼いています。

 

飛行場でも時間あり。

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景気付けにとビールを頼むも、午前中なので流石に小サイズをオーダーしたんですが、デニッシュサイズ!!

 

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オーフスに向かいます!

 

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到着!!!

 

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ディーラーのテスラで倉庫に向かいます!

この農道にはどこか不釣合いな気もしますが、先端を行くデンマークだからこそ!かもしれません!

つい先日まで電気自動車購入に際し、かなりの税金の優遇が有ってテスラがコペンハーゲンでもかなりの数走っていましたが、ここ最近、その税制優遇処置もなくなってしまったそう。。。

 

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倉庫到着。

写真で見る限り、皆さんは「たくさん家具がある!」と思われるかもしれませんが、実は、もともとこの中央には家具だながあり、棚の下に家具を収納、棚の上には椅子がアホほどの数、積まれていたんですが、それがもう無くなっているんです!!!!

棚自体、取り払われている!!!!

こりゃ、もうやばいです!!!

 

 

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ディーラーと一緒にちょっくら近くのアンティークショップに寄った時に見つけたグラスランプ。なかなか良い出来栄えです!!!

 

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ヨハネスアンダーセンのローズ・ソーイングテーブル!

 

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チークです。2台ありました。

 

まだ続きます!!

 

 

 

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 7月4日にまた楽しみなレストランがオープンします!

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北山通、東洋亭の角を北に数百メーター。

ぽつんとたたずむ洋館の一階にお店を開くのは、 miyama162.

京都南丹の美山出身のオーナーシェフご夫妻が開くイタリアンです!

 

生まれ故郷の美山をもっと盛り上げたい!という、友たちと共に、既にに色々なプロジェクトを立ち上げている様。
今回はオーナーシェフ神田さんの番。

美山のジビエを主に。

イタリアンレストランをオープンです!

 

 

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彼ら仲間で今まで地道に一つづつパーツを組み合わせていく様にプロジェクトを進めていっている様で、嫌味のないクレバーさが、話していても心地よく、なんか一緒に頑張りたいなという気にさせてくれます。

京都市内はバブル。様々な絢爛豪華な馬鹿馬鹿しいプロジェクトが進んでいますが、こういうボトムアップ的な取り組みが、やはり、彼ら若い世代、さらにいえば次の世代に合っていると思います。

メディア総動員のトップダウンなマーケティングはダサダサです(笑)。
(まあいわゆる、あと何年かの一発屋。)

 

そうなんです!!神田さんもとても若くて、確か30歳くらいと聞きました。

という私も、実はビージェネ立ち上げは31歳くらいだったと思います(大汗)。

まあ、15年前の私とはビジョンの持ち方も全然違う若者ですから、きっとこれからもいろいろ楽しいことを考え、提案してくれるレストランになっていくと思います!

 

まあ、本題(汗)に入りますが、どうですか!

これから飾りつけ、、、と言う前の、何もない状態で写真を撮らせてもらいました。
時間がなかったのでここまでですが、また、まとまった姿を紹介できればと思っています。

選んでいただいたけしからんビンテージローズウッドチェアーたち・チークテーブルたちが彼らの取り組みの味付けになればな、、、なんて思ってます。

 

それにしても今回も気付かされました、人とのご縁というものがどんだけ凄いものかと!

神田さんを紹介してくれたこの建物のオーナー様がいつも本当にお世話になっているお客様。

いつもお世話になっている方が、神田さんともとても親しくしている方だったり。。。。

 

こんなご縁を感じていると、別に肩肘はってカッコつけて大きく出なくったって、そこそこ幸せに楽しくみんなで仕事できるのになー、、、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

STEEN OSTERGAARD CHAIR をアップしました!

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スティーン・オステルゴーのプラスティックチェアーをアップしました!

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NO.290 チェアー。CADO社での1968年デザイン。

FRP(ガラス繊維強化プラスティック)です。

 

 

 

 

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シート部分は栃木レザー・タンニン鞣し、エコソフト・ベージュにて。

経年変化が面白い本革です。

4台ありまして、一台だけ張り替えています。残りは未張り替えですので、お好きな色目に張り替え可能です。

また、オレンジのものやグレーのものも合わせて10台以上は保有していますので、もしご興味ある方はおしらせください。塗装も可能です。

アームチェアも10台くらい持ってますので(オレンジとかですけど。。。)、お問い合わせください。

 

 

 

デンマークでプラスティックチェアーといえば!!

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まあ、間違いない。VERNER PANTONさんですね。

このパントンチェアー、オリジナルはベースの背後部分がシュッと後ろに伸びていて、写真などでみるより存在感があり、本当にかっこいいです!

 

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パントン大先生もプラスティック素材の新たな可能性を模索して、どうしたら一体成型の椅子ができどろうとずっと考えていたようです。1957年あたりのスケッチに色々悩んだ痕跡があったようです。

そんなパントンチェアーの発売は当時もやはりセンセーショナルだったようで広告も刺激的!!

時代もあって、かっこいいです!

 

 

 

 

そんなパントン大先生にも、どうも元ネタがあったようで。。。

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そう、巨匠、ポール・ケアホルムの1953年。これはプロトタイプ。

製品にまでにはなっていませんが、パントンさんとケアホルムさんはお友達だったようで、この辺りのお話もしていたんでしょうね。

 

さて、肝心のスティーン・オステルゴーのイスに戻りますが、パントンチェアーからの脱却、オリジナリティーの追求や軽量化を目指した結果、特徴的なベースの部分のデザインになっていますが、やはりいかんせん、強度が持たなかったようで、早々に生産中止になっているようです。
(その割には、まだうちは在庫持ってますね)

そんな曰く付き(?)の椅子ですが、椅子好きにはたまらないですね!!

一脚持っておいても良いかもです。

 

 

 

ホームページに家具をアップしました!

ホームページにチークダイニングテーブルをアップしました。

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本当に一般的な1960年代のものですね。

 

 

 

 

 

 

 

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チーク木目も美しい。

チーク化粧合板仕様です。

足は無垢材を仕様。

 

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こういった一般的なものでも、よくよく見ると、四方隅の化粧合板の始末が本当にそれぞれです。

このテーブルなどはおそらく四方隅に無垢材を配しているのですが、その上にも化粧合板を施し、丸く削って納めている!

なので合板なのか無垢なのか、特に木目のあってる幅方向は近くで見ないと分からないですよ!

日本って、結構なんでも家具は無垢みたいなのありますよね。

どうなんですかね。

めちゃくちゃ重いし、引越しの際などは大変ですよ。

その点、デンマークビンテージは足とれる、天板取れる、エクステンション板取れる、、、、
分解したら女性でも一人で運べます。

ライフスタイルにもぴったりです。

最初はお二人用❤️。家族が増えたら伸ばせばいいんです。

そして、最終的にたくましく育って独立して行った際には、、また小さく。。。

合理的、まさに理に合っています。

 

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どうでしょうか、1960年代のものだとすると、50年以上。

経年変化というか、使い込まれた風格というか。

天板にかなりの使用感の差がありますね。

 

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全体で見るとこんな感じ。コンディション自体は良いので、気にしない方が良いと思います。

 

値段もちょっとリーズナブルかな?

実は数年前に現地で10枚そこらの数量を一度に同じ場所から仕入れた事がありました。

ただ、どのテーブルとどの足が組みなのか記していなかったので、当時入ったばかりのスタッフには解らず、この数年間、そのテーブル達はペンディング状態で埃をかぶった状態だったのですが(いや、私がやれよと言われそうですが)、今回少し時間があったのか彼が再チャレンジしたところ、案外スムーズに問題解決。

 

いやー、やはり経験は大事ですねー。
長年の懸案が解決してスッキリ、宇多野玄関前もスッキリしました(笑)!!

 

バタフライ(跳ね上げ式)のテーブルも上がっていました!

ホームページにアップするにはもう少し時間も掛かりそうなので、もしお探しの方いらっしゃりましたら、是非見に来てください!

 

 

 

 

MAHOGANY SMALL TABLE

MAHOGANY SMALL TABLEをホームページにアップしました!

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正直現地で見つけたときには、オリジナルラッカーがかなり劣化して、退色していたのでピンと来ていませんでしたが、やはり剥がしたらすごいことになりました。

 

 

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まさに赤褐色とでも言いましょうか、見事な色艶と滑らかな木肌。

特に無垢の部分はマホガニーの経年変化による暗色化まで見られていると思います。

 

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天板は化粧合板仕様。

 

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四方隅の作りも素晴らしく、少し丸みを帯びたデザインですが、どこか少し重厚なイメージもあります。

元々はネストテーブルの一番上のテーブルで、両サイドから引き出せる少し変わったタイプのネストテーブルです。

この素材、作り、雰囲気から、どうでしょう?カール・クリント、フリッツ・ヘニングセン。ルッド・ラスムッセンなどじゃ、ないかなあ〜と思いながら、どこぞの書籍でなんか見たことあるような気がするのですが、ハッキリとしないので無名としました。

良い家具です。