引き続き良い椅子上がってきています!
カイクリスチャンセン のユニバースチェアー。
モラーの78番。
4台ともお客様からのリクエストによる張り替え。
タンニン鞣し本革 黒・グリーン。
まずは、カイクリスチャンセン
マグヌス・オルセン。
シンプルな作りですが、背もたれの部分がかなりの重厚感・素材感にあふれています。
グリーンの革もローズに良く合っています。
そしてニルスモラー、78番!
どれもえげつない木目のものでした!!!
先日、ハンスウェグナーのGE236が完成しました!
(写真のバックが現場感有り過ぎでスミマセン。。。。)
始まりはお客様からのGE236の在庫お問い合わせからでした。
たまたま倉庫に在庫があったので、ソファーはまだ手入れ前でしたがご来店いただき、
今後の木部のメンテナンスや、生地のセレクトまでお話しさせていただきました。
今回はデンマーク、ケアロップ・ヴァヴェリのZIBAGO2020を主体に気に入っていただき、内側のウレタンから総張り替え。個人的にもオススメですが、ほんとこの生地素晴らしい!!!
発送前にお客様に写真もお送りし、お喜びの声を頂きましたが、
まあ、個人的にも大満足の出来栄え!
張り替えもパーフェクト。
生地の柄合わせは当たり前ですが、正直たまに見られる、ありがちな縫い合わせ部分のパッカリング、縫い目の蛇行。。。。などは、全く無し!!
縫い代・合わせきっちり、縫い目直線!!
私なんぞは買い付けてるだけで、やはり、この辺りをきっちりしてくれる職人さんたちの手で、
一つ一つの素晴らしい家具が生まれてくるんだと思います。
後ろから見ても美しい椅子。(周りの現場感が。。。)
角の部分なんかも、少しシャープに仕上げたいですね。
ゲタマのオリジナルの仕上げはラッカーでしょうか?
その塗装を全部取り除き、メンテナンス。
最終的にはオイルを含んだ、少し褐色のオークに仕上がります。
後ろから見ても美しい椅子、、、と説明いれましたが、やはり家の間取りや、奥部屋のスペースによって、椅子の置き方はまちまち、、、、
今回は壁に寄せる感じで配置されるというので、少し写真では見にくいですが、小さなパーツを作成して一緒にお渡ししました。
後ろ足の先についている木のプレートです。
(ダンボールと同化してわかり難い?)
このプレートは1954年にデザインされたというこのソファーに、おそらくおまけでついていたものと思われます。たまに良いコンディションの236を買い付けると、このプレートもオリジナルの物がついてきます。
流石に最近ではこのプレートまでついているグッドコンディションのものは現地でも見つけることも容易く無いですが、今回はオリジナルを一個作ってもらいました。
これを壁とソファーの足元に挟んでおけば、背もたれの先の角が壁に当たってダメージを受けることもなく、壁にも安心!!!
いい感じの距離感でソファーを配置できます!
なかったらなかったでいい事ですが、あることに越したことは無いし、知っているのと知らないとでは差が出ますね。
W2 TEAK HANS WEGNER CM MADSEN
ハンス・ウェグナーのW2。
チークバージョン。
出来上がって出荷を待つ数日の間に、何人の人に「いい椅子ですね!」と褒められたことか!
まさにシンプルイズベスト。
なんかシンプルというのも当てはまらないような気もします。
全てのパーツは無垢削り出しで。柔らかい曲線。温かみも感じられます。
また、シンプルに見えて、前足・後ろ足の組み。左足・右足の組みにそれぞれ2本ずつ抜きが入っていることになります。
合計8本!
何処かの国のデザインで、抜き8本なんて言ったら、ぶっといぶっといそれぞれのパーツに、これでもか!っという強度重視のなんともむさ苦しい椅子になりそうですが、どうですかこの見栄え。
張り替えはいつもの栃木レザー。タンニン鞣しブラック。
なんか、木目も素晴らしい、、、惚れ惚れします。
今回もこの2台。あっという間に旅立って行きました。
henrywalterkleinrosewoodsideboard
ヘンリー・ワルター・クラインのローズウッドサイドボードをホームページにアップしました!
す、、、すごい迫力。。。。(自分で言うのも)
幅225cm。
素晴らしい木目のローズウッドを全面に使用!
これまた、アルミの引手が効いています!
さらにこの迫力ボディーに不釣り合いとでも言えそうなほどの、繊細でシャープな足の作り!
シルバーの引手とこの繊細な足が、この大きな家具の圧迫感をだいぶ和らげている感じがします。
また細部にも細かい工夫・デザインが施されていますが、蛇腹は縦どり。引き出し部分の木目は横取り。。。芸が細かいです!!
そして、なんとも言えないのが、内部ですよ。
こちらはシンプルにオーク。。。
結構色合わせで安マホガニー(サペリ?)、を使ったりする場合もありますが、さすがですね!
ウェグナーやフィン・ユールなどの第一線のデザイナーでは無いですが、現地でも希少な一品として紹介されることも多いこのサイドボード。
値段もここまであがってしまいましたが、まさにこの一台で完結!という感じの存在感。
また希少な家具です。
ぜひ、お店まで現物見に来てくださいね!