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///新店情報:2////2005.9.27 

なんだかんだの問題発生や色々な妥協を重ねた結果、今日現在やっとここまで作業が進みました。 新店オープン日程決定いたしました。 2005年10月1日 土曜日 13時からです。 今後、火・金・土・日・祝は13-20時。 月曜日は15時ー20時。 水・木は不定休でアポイントの方のみとさせていただきます。 10月3日から7日・9日は、店内の再整理等で不定休とさせていただきます。 今でも、ほんとに間に合うんかい!と自分自身に突っ込みを入れたくなるような状況ですが、がんばって開店にこぎつけたいと思っております。 皆様のお越しをお待ちしております。 〒606-8383 京都市左京区二条川端東入る新先斗町133  サンシャイン鴨川 101 電話075-751-2827 05092701.jpg

///新店情報////2005.9.9 

お陰様でこの2005年10月より少し大きめの場所に移る事になりました。 元々この場所の契約時に大家さんから出ていた 「短期間使用の条件」をすっかり忘れていて、内装を少しいじろうとした時に、たまたまその話が出、そのことを忘却の彼方に置き忘れていた事に気付きました。 当初はもう店を出すという事のみに一点集中突進していて、そんな事、気にも留めなかったんでしょうね。 (おいおい、大事な事だぞ!いのしし年!) 時期的に契約更新もあり、だったら他に移動しようかなあと思い始めたときに偶然出くわした物件。 その物件は二条・川端を一本北に行った路地を東に入った、これまた目立たない場所にあります。 05090901.jpg 店の内部です。大分広くなります。 でも、外からは中の様子はぜんぜん見えません。 元々将棋センターを25年(!)続けていた物件で、名うての棋士が多数輩出されているとの大家談。 いやー、いままでより大分広いのと、ラッキーな事に大きな釣下げのクーラーがついてるじゃない! これだったら、家具屋のクセに店に置く事のできなかったダイニングテーブルや、サイドボード。 ソファーとセンターテーブルなんかもセットで置けちゃうじゃないですか! センターテーブルなんて売れるのは奇跡的! と思うくらい積み重ねている状況のなかで、お客様にご購入して頂いていたので、本当に申し訳ない気分でいたのですが、今後はちゃんとお見せ出来るかもしれませんね。 05090902.jpg でも、さすが25年間の長い間、硬派の方々が使われていただけの事はあります。 タバコのヤニがおそらく25年分付いていると思われるギトぬらベトのサッシ!マジックリンを吹きかけるとその泡がみるみるどす黒くなっていく。。。。。 これを綺麗にするのに2日かかりました! それでも借りる事にしたのは写真にもありますように箱庭が付いているところなんです。 オープンまでにはお手入れも出来きずじまいでしょうが、せっかくですし、ぼちぼちとガーデニングもどきでもしてみようかと思っております。 とりあえず、壁と床を綺麗にするだけでエエカナーと思っております。 10月の1日から開店できるか、はたまた15日位になってしまうか。。。。 また詳しくはこのホームページでお知らせ致します。 みなさま、秋の行楽シーズン、京都にいらした際には、ぜひ、お立ち寄りくださいね!2005.9.9 05090903.jpg

///噂のフィンランド料理//// 

今回の買い付けの少し前だったか、某仏国の某大統領の失言を覚えている方いらっしゃるでしょうか?元々、某英国と仲の悪いこの国の人らしい発言だったのですが、「料理のまずい国の人間は信用できない」と。。。。。某英国に対する皮肉ですが、そのときにヨーロッパで一番料理のまずい国はフィンランド、その次が某英国ということおっしゃっていました。 私の場合何度もフィンランドに行っていますが、正直買い付けではケチった食生活の中、町のケバブ屋さんか、スーパーで売っているパックをチンして食べるくらい。噂の、ヨーロッパで一番まずいといわれている国の料理は食べた事ないなーと思い、今回初めて挑戦してみる事にしました。 写真はいつも行く水辺のカフェの様子。特に本文とは関係有りません。 さんさんと注ぐ日差しの中、近所の人たちがカーペットを洗って干してました。カーペットも気持ちよさそう! なおこのコラムは完全なる個人的な意見ですので気にしないで下さいね。 05082301.jpg そういったわけで今回私の完全なる個人的批評のターゲットになってしまった店「KUU」です。 ホテルのお姉さんに紹介してもらった、フィンランドの伝統的な料理をリーズナブルに出すお店。 (リーズナブルっていうのが大事ですよね!) トラムの通る大通りから一歩は入っただけなのですが、写真のように正面が公園になっていて、テラスだとこの季節本当に良い雰囲気で食事が出来る場所です。夜7時くらいにお店に着いたと思います。 すでにテラスの席はほぼ埋まっていて、入り口近くの小さなテーブルしかあいていませんでした。人通りもとても少なく落ち着いたロケーションですので、それでも十分です。 ただ、座ってみて気付いたのですが、後ろのおばさんが結構きついタバコを吸っているのと、正面のおばあさんの香水がとてもきついのがかなり気になりました。 05082302.jpg まず一皿目。(もちろん既にオーダーしていたフィンランドの生ビールは一杯空になっていて、辛目の白ワインをグラスで頂いておりました。) 左端のスモークサーモンは、日本で出る物より、より魚の熟成しているようなうまみがありワインとも合いました。奥のサワークリームチーズのような物とあわせても美味しかったですよ。 中央はニシンのフライを南蛮漬けのような形で酢に漬けてあったもの。特筆するような物でもなく、ただ、頂きました。 特筆する物は隣に添えてあるにんじんです。 これは、食べている時に「ふっ」と頭に浮かんだぴったりな表現なのですが、しばらく冷蔵庫に入れっぱなしで、しわくちゃになったニンジン!! 特に味付けもない、「フニャガリッ」っとした何とも言えない食感の悪い物でした。 05082303.jpg うーむ。。。。さすがっ!と色々な思いを頭の中で馳せながらいると、パンが運ばれてきました。 「べつにパンはどこもそー変わらんやろ!」と一口食べた瞬間、これはちゃんと写真に収めなければという衝動にかられました! 実際良く考えてみるとこの手のパン(というかパンではない、というか呼べない)はヨーロッパでたまにお目見えする、食べるとボロボロかすが落ちるくらい乾燥しているヤツ。昔、ヨーロッパ貧乏旅行をしていたときにナケナシのお金をはたいてスーパーで買ったパンがこれで、捨てるわけにもいかず、我慢して食べたつらい思い出がよみがえってきました。 食べた瞬間は、いくら伝統料理だからって、たとえば日本の伝統料理を食べにいって、本当に昔食べていたヒエ・アワは出んやろ!って思ってしまったんですけどね。。。。 おなか減っていたんで、今回も全部残さず食べましたけど。。。。。 05082304.jpg 書いてませんでしたけど、今日の魚料理「DAY OF THE FISH」を頼んでいたのです。 ウェイトレスのお姉さんに「どんな魚?」と聞いた所、「WHITE FISH!」との事。 ほわいと・ふいっしゅー?!?って。。。 多分白身魚の事だと思うんだけど、魚のうんちく大好きの私としてはフィンランドの海に住む謎の白い深海魚を勝手に想像しておりました。 実際は背中は濃色、おなかにかけて白くなっているタイプの少し細長の魚。白身もカレイやタラ系のものではなく、青魚系。多分サワラに近い魚だと思います。新鮮なのか、身もとてもジューシーで、身割れも少なく、少しも魚くさくないところを見ると、とても新鮮な魚なのでしょう。 添えてあるジャガイモがこれまた美味しい!ホクホクというよりは、もっちり甘い!これは美味しいと、喜んで食を進めていくうちに、写真にも有りますような魚の上に添えてある緑のハーブような物を食べてしまいました。これが、苦くて青臭くてとても食べられた物じゃない!たんなる「草」! さすがにこれは残してしまいました。 以前スウェーデンで同じように魚料理に乗っていたハーブのような物を食べた時はとても美味しかったのでつい食べてしまいました。というかこれは食べる物なのでしょうか? 05082305.jpg 結局、本日の魚料理とビール1杯、グラスワイン2杯で39.8ユーロ。大体、5500円くらい。。。。って5500円!つい、いつもお酒を飲んでしまうので高くついてしまうのですが、ご当地ではリーズナブルなお店ということなので、もし少し高めのお店に行ったらそれこそ1万円くらいになってしまうのでしょうか。 やっぱり北欧は高い。。。。。 考察すると、素材的には良かったが、味のほうは。。。。。。というところですかね。また、きついタバコや香水を食事をするにもかかわらず使うという事は、それだけ食に対する思い入れがないのでしょうか? やはり、一見は百聞にしかずとも言いますし、実際に皆様も食べてみるに限ると思います。食べた時に、某大統領の言葉が真実かどうか、写真のようなフィンランドの澄み切った青い空のように、すっきりはっきりする事でしょう! ちなみに大統領の発言後、フィンランドに住んでいるイギリス人とフィンランド人の夫婦がぜひうちに来て本当のフィンランド料理の味を知って欲しいと、招待状を出したようです。大統領が行ったのかどうかはわかりませんが、もし、美味しいフィンランド料理を私にご馳走したいと思っている方はぜひお声を! 即、駆けつけます!(笑) 2005.8.23 05082306.jpg

買い付け報告2005夏第一弾

買い付けから帰ってきました。 とたんに京都では祇園祭。夜にはいつもひと気ない店の周りでさえ何かいつもと違う人々の流れが。。。。。 やたらと、いつものお客さんと違う人種が店に入ってきたり、時差ぼけと戦いながらの日が続いています。 デンマークで私の滞在していた7月1日から10日まではコペンハーゲン・ジャズ・フェスティバル。町中をを歩くと、そこかしこでジャズの生演奏が。。。これらをじっくり聞いているひまなどまったくなく、フェスティバルがやっていようが、いつもと変わらない買い付けの旅。 ただ、正直、夏の時期の北欧買い付けは待ちわびていました。昨年は雨・雨・雨のデンマークだったので、”テラスでビールをグイッと”出来なかったリベンジを果たさなければいけなかったのです。 毎日毎日、暑い暑い!30度位はあったようです。 ブッシュ君が彼の誕生日を引っ掛けてデンマークに滞在した一日半だけ天気が悪く凄い雨も降りましたが、その他の日はほぼ晴れ! それでも日陰を探して歩けばまだ快適。この時期バカンスを取っているディーラーが多いので比較的余裕を持ってアポイントをこなす事が出来ました。 05071001.jpg 今回の滞在中の金曜日にフリーマーケットがあるとの事だったので、少し遠方だったのですが頑張っていってきました。この写真はコペンハーゲンから2-30分くらいの乗り継ぎ駅風景です。 なんと穏やかな情景でしょう! 時折聞こえてくるカタカタという電車の音以外は主に鳥の声。日向では直射日光がきつく汗ばむくらいですが、日陰に入るととても快適です。 人口も少なく、税金も高いのになぜか国際競争力ランキングなどでも常に上位のデンマークなどの北欧諸国。それなのに都心から少し離れただけでこれだけの環境。 べつに直接日本と比べるつもりはありませんが、同じ島国、特に資源も持たない国として見習うべき点が多々あるような気がする今日この頃です。 05071002.jpg ここはそのフリーマーケットが開かれると言うヘルシンガーと言う港町です。 対岸はもうスウェーデン。 街中いたるところに町屋デンマークバージョンのようなかわいい家屋が並んでいます。 なぜか、ここヘルシンガーでもアブラムシ大発生!日本のどこかと同じような状況でしたが、情報集めに町に繰り出しました。 情報は「駅の近くでやってるよ!」というコペンハーゲンの陽気なデンマーク人の話だけ。 周りを見渡せど、特にそんな雰囲気があるわけでもなく、とりあえず駅員に聞いてみるとなんと「知らない。解らない」一言。 うーむ。。ここでへこたれてはならぬと、きっとアンティークショップで聞けば何か情報があるはずだ、と思い、探してみると早速駅前にアンティークショップ発見。 なんと、ショップのオーナーも知らないと! さらにレストランの若そうなお兄さんに聞けども情報なし。 05071003.jpg キャリーバックを引きずりながら、石畳の道は歩き難く、日差しも結構厳しい。 うざいアブラムシと格闘しながら、これはもしかしたら単なる観光になってしまうかもしれないと言う最悪の事態も考えながら歩いていると、かなり怪しげなショップ発見! 正直、うちの店もかなり怪しいと言われますが、この店ほどではないと思いました!(笑) この思い扉を開け、エントランスをくぐって出た庭先に小さな納屋が建っています。そこがお店! 中にはイップ・コフォード・ラーセンの椅子やSAXBOのレアーな物もありましたが雰囲気の割には高かった。さすがここのオーナーはフリマの情報を知っていて「近くのお城の前でやってるよ」との情報を得る事に成功しました。 05071004.jpg そういえばさっき街中を歩いている時にお城らしき物あったじゃないですか!と歩みを速め早速お城らしき建物へ向かいました。 どうもこのお城は海から攻め入ってくる敵の侵入を阻む為の物のようで大砲などの火器なども備えてある古いお城です。 (ぜんぜん詳しい事は解らないのですが。。。。) このお城の周りを観光気分にもなれない気分でほぼ一周したところに会場はありました。 なんと効率の悪い事!反対側に回っていれば物の5分で見つけられたものを城全体を歩き回り約1時間かけてやっと見つけました。 05071005.jpg やっとこ見つけた会場。 でも、みんな夏のキャンプ状態。 キャンピングカーで乗り付けて、その横で物を売っている人。バーベキューをしてる人。 このフリマの事を教えてくれたディーラーも、奥さんと二人で仲間と談笑しながら、既にビール片手に上半身裸状態! 私を見つけて「オー!来たかっ!」と手を差し伸べる。 その手を握りながら、ここまでの道のりがどれほど遠かったか説明しようにも、彼のとても楽しそうな姿に、そんな事話す気にもなれず、その場を離れ、物探しを開始します。 うーむ。。。みんな力抜けてるなーって感じで、言う程の収穫もなく、みんなとビールを飲んで帰りました。 他今回の収穫はまずOTHERのページに更新していきますね。 05071006.jpg

ホーローアイテム タジン

うちの店でも定番で扱っているホーローアイテムたち。 シンプルな鉄鍋をカラフルに装飾したホーロー技術。 60-70年代の代表的なアイテムですね。 以前よりホーローが欠けてしまうとその部分から毒が出るという話を聞きます。もちろんそんな事はまったくの間違いで、私もお客様に説明しております。 ただ、潜在的にその毒の噂が結構広まっているようですので、その誤解を解くべく、下記サイトをご紹介いたします。”日本琺瑯工業会 ホームページ” ホーローは鉄のさびを防ぐ為にガラスのコーティングをしていると考えていただければよろしいかと思います。そのため、ホーローが欠けた場合は、元々の鉄の部分が露出するだけです。鉄鍋を使っていると毒が出てくるって言う話は聞いた事有りませんよね。 ただ、ホーローが欠けてしまった場合、その部分を修復する事は出来ないようです。 鉄が露出した部分のさびを完全にとめる事は出来ませんが、日ごろのお手入れで、まだまだ使っていただける物です。 こんなかわいいアイテム達、欠けただけで捨ててしまうのは余りにも可愛そう。なんでも、少し手がかかる方がかわいい物です!お手入れをして、末永く使っていただけたら彼らも喜ぶ事でしょう。 05062501.jpg 京都は暑い日が続きます。 愛車の軽トラにはクーラーがなく、最近ではこの暑さで車内はサウナ状態。 以前モロッコでクーラーなしのバス旅行をしたとき以来の経験を今日本でしています。 モロッコと言えば名物伝統料理”タジン”。 クラフト感あふれるタジン鍋で煮込まれた料理は、スパイシーでモロッコ気分満喫できます。 いま、この”タジン”を以前このコラムでも紹介したteeneiさんで味わう事が出来ます。 ここはどこ?って言う雰囲気の写真ですが、正真正銘teeneiさんのカフェでの写真です。 モロッコ人のいいかげんな指導のもと、オーナーが試行錯誤の結果やっとたどり着いたアジです。 セットで1500円くらいの設定と言う事。 オーナーの根性とこだわりの一品です。 もちろん、お店にある服飾アイテムのセンスのよさは、いまや独走態勢です。ためしにホームページからどうぞ。”teenei ホームページ” song of the dayの曲とかっこいいコメント。 そんなオーナー辻野氏がセレクトした商品たちが並ぶお店です。 05062502.jpg