STEENOSTERGAARD
スティーン・オステルゴーのプラスティックチェアーをアップしました!
NO.290 チェアー。CADO社での1968年デザイン。
FRP(ガラス繊維強化プラスティック)です。
シート部分は栃木レザー・タンニン鞣し、エコソフト・ベージュにて。
経年変化が面白い本革です。
4台ありまして、一台だけ張り替えています。残りは未張り替えですので、お好きな色目に張り替え可能です。
また、オレンジのものやグレーのものも合わせて10台以上は保有していますので、もしご興味ある方はおしらせください。塗装も可能です。
アームチェアも10台くらい持ってますので(オレンジとかですけど。。。)、お問い合わせください。
デンマークでプラスティックチェアーといえば!!
まあ、間違いない。VERNER PANTONさんですね。
このパントンチェアー、オリジナルはベースの背後部分がシュッと後ろに伸びていて、写真などでみるより存在感があり、本当にかっこいいです!
パントン大先生もプラスティック素材の新たな可能性を模索して、どうしたら一体成型の椅子ができどろうとずっと考えていたようです。1957年あたりのスケッチに色々悩んだ痕跡があったようです。
そんなパントンチェアーの発売は当時もやはりセンセーショナルだったようで広告も刺激的!!
時代もあって、かっこいいです!
そんなパントン大先生にも、どうも元ネタがあったようで。。。
そう、巨匠、ポール・ケアホルムの1953年。これはプロトタイプ。
製品にまでにはなっていませんが、パントンさんとケアホルムさんはお友達だったようで、この辺りのお話もしていたんでしょうね。
さて、肝心のスティーン・オステルゴーのイスに戻りますが、パントンチェアーからの脱却、オリジナリティーの追求や軽量化を目指した結果、特徴的なベースの部分のデザインになっていますが、やはりいかんせん、強度が持たなかったようで、早々に生産中止になっているようです。
(その割には、まだうちは在庫持ってますね)
そんな曰く付き(?)の椅子ですが、椅子好きにはたまらないですね!!
一脚持っておいても良いかもです。