ひさびさの北欧グルメ情報。 といってもまずい北欧料理の事しか書かないので (というか美味しい物にあたらないので書けない) 皆様うんざりかと思いますが今回は少し違います。 いつも両手に何十枚のお皿たち。 背中のバックパックには壊してはいけない陶器やら。。。。。その重量感にフラフラになりながら街中をうろついているのですが、目の中に入った瞬間に虜になってしまった物がありました。それがコイツらです。 このホイップクリームの上に帽子をのせたような。。。 どこかシュークリームの様相を呈しながらも、何か北欧の無骨なデザインを思い起こさせるようなこのスイーツ(?)たち。 またこれが大量にウィンドーにある様子は刺激的! その日は余りにも両手ふさがり状態のフラフラ状態だったので、これは後日必ずや!と思い、 最終日にいってきましたよ! 店の中にもたくさんいるじゃないですか! 大群をなして迫ってきます! 早速、この名も知れぬスイーツを指差し 「これひとつ!」 コーヒーとセットで(この店はコーヒー飲み放題)で53SKK。 まあこんなもんでしょ。 たまげたのが、店内! レジ前の狭い通路を抜けて奥に行くと、そのエントランスからは予想も出来ないこの広々とした空間。 なんとドーム上になった天井にはガラスが仕込まれ、店内に配してある街灯風の照明の雰囲気もあいまって店内にいながらもテラスにいるよう。 赤のビロード調生地でシートは統一され、少しクラシックな感じですが、席の配置ユニークでもとてもよく、京都にある古いコーヒーショップのような(イノダコーヒー本店か百万遍の進々堂か)以外にも落ち着きのあるお店でした。 聞くところによると、セムランというスイーツらしい。 色々調べてみたらセムラというのが正しい発音のようですね。 (ここではセムランの方が響きが可愛いのでセムランと呼びます) このお店の若いお兄ちゃんに色々尋ねると、 「セムランはこの店のオリジナルだ」とか、 「5-6年位前からあった」とか色々教えてくれましたが、実は伝統的なスウェーデンのお菓子のようです。 お兄ちゃん、、結構どうどうと答えていたんだがなあ。。。 セムランの内側はこんな感じ。 少しシナモンの効いたカスタードクリームとホイップクリーム満載で、まさに北欧の素朴な伝統的なスイーツという味(笑)でした。(この表現で、もし今後スウェーデンに行ってこれを食べた人には、なるほど!と理解してもらえるような感じがします) それにしてもゆっくり出来ますし、コーヒーもお代わり自由。疲れていた事もあり大分長い間まったりしてしまいました。 お店はこんなお店です。地下鉄fridhemsplanの出口を出て直ぐ。たしかDANSKE BANKの隣だったような。駅を出てあたりの人に聞けば、有名なお店らしいので直ぐ教えてもらえると思いますよ。 何でこんな場所に私が行くのか。。。ちかくに秘密のアンティークショップがあるかもしれませんね。 そうそう、ストックホルムで今回入ったレストランで伝統的なスウェーデン料理を食べたいと申し出たところ、ミートボールがでてきました。クリームソースにベリー系のジャムを合わせたソースはなるほどと思いましたが、店員の態度も悪く、別段特別な味でもないのでお勧めできる店では無かったです。トホホ。。。 わたしの北欧美味しい料理を探す旅はまだまだ続きます。。。。 (2007,3,25)
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