Timo Sarpaneva Aroma Glass


Timo SarpanevaのAromaグラス。。。
先日の十周年記念のイベント時にも、ワインをこのグラスでお出ししました、わたしもお気に入りのグラス。
ティモ・サルパネヴァのカタログを見ると、10・20・30clの3サイズ展開。
サルパネヴァのデザイングラスの中でも1956年発売と初期グループ。
なんと1983年まで生産が続いたロングセラーです。
ここまで長いのは、ほかではメタルハンドルのついたティーグラスくらいですね。 
   カタログにあるように製法としては、Turned mould blown にbase cutとありますが、通常見るものは(今回のうちの商品もそうですが)写真左のおしり。カタログ風に言えばTurned mould blownのみ。
実はレアな初期物には右側のお尻、いわゆるbase cut(グラスの底を磨き上げる)処理の入ったグラスもあります(この右グラスはアロマではありません)。
うちも以前は仕入れていたのですが、最近めっきり見なくなりました。。。
現地のディーラーでも知らない人が多く、たいてい磨きがあっても無くても同じ値段です。
磨きに関しては初期ものだけですが、普通のグラスにそこまで手をかける。。。。
フィンランドデザイン・モノづくりが見えるとても良いシリーズです。
ちなみに今回このグラスをお買い上げいただいたお客様は、これで、「シングルモルトを。。。」と言われていました。
そんな大人になりたーい!!!