今日はいつものお世話になっているディーラーさんと会う約束。
陽が上がるとだいぶマシですが、風が吹くとやはりまだ3月のストックホルムは寒いです。
クリーニング屋から引き取りできなかった買い付け必須のジャケットがなくても、なんとか耐えれる感じです(涙)。
早速ディーラーさんの倉庫へ。
残念ながらこのディーラーさんは、このアンティークの商売から身をひくそうです。出会ったのはもう15年以上じゃないですかね。わたしも当時は30代。お互い歳もとりますよね。ディーラーさんはいつも一人でこの仕事をしているから、さすがに身体的にも家具を運んだりというのは難しくなってきたそう。
ふと紹介してくれた商品が、ばっちり私の琴線に触れてくる様な仕入先っていうのはそうはないですよね。
世の中も私が始めた頃の様なアナログな感じから、かなりネットを中心とした情報戦ににありつつありますし、今後もなかなか難しくなてっていきそうです。
まあそれにしても、サラッと出してくんね!
アクセル・ケアーズゴー。デンマークでも最近見ませんよ。
定番のPH4なんかも。
また数日後にもう少し倉庫を整理してからもう一回会おうということで、取り急ぎ手前にある物たちから発掘していきます!
SIGURD PERSSONのデザイン,カトラリーたち!
ヘルシンボリのH55で発表されたデザインです。
なんていうんですかね、こういうのって初見で「あ、いいな」と思います。
シンプルなデザインという言葉では表しきれない、私が尊敬する人たちがよく使う言葉で、デザインに色気がある、、、とでも言いましょうか。
たまたまホテルで借りたスプーンと並べてみました。
躍動感が違う!
というか、ならべちゃダメでした。
写真の様にたくさん入荷しますよ!
そしてまさかの。。。。
ローズにブナ材を挟み込んで、究極に薄く削り込んでペーパーナイフに!
ジョニー・マットソンさん、そこまでやるか!という変態的なデザインです。
意外にもストックホルムでローズにまみれてます。
謎のグスタヴスベリのカップアンドソーサーたちと可愛いテーブルランプ。
また次回のミーティングで何が出てくるか楽しみです。