月別アーカイブ: 2023年1月

圓融菴 小林

久々に小林さんのところに椅子の様子を見に行ってきました。
オープンされたのはだいぶ前ですが、椅子達を運び入れた納品の際は、まさに最後の仕上げ調整中という大事な時間でお忙しくされていたので、さすがに写真を撮る機会がなく個人的にも残念に思っていました。

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場所は鍵善良房・本店さんの真裏。

 

 

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栓のカウンターにモラー71番(もちろんローズ)が並びます!

 

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やはり迫力ありますね!78番とはまた違う魅力がありますね。

 

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奥にはお庭も!その奥は鍵善さん!

、、、とふと目をカウンターに移すと。。。

栓の木ですが、この凄まじいばかりの波打具合の木目、半端ないですね!!

カウンターは泰山堂さんからのもの。

素晴らしいカウンターに合わせていただけ光栄です。

 

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個室には、こちらもビンテージ ニルス・モラー78と79 ローズにて。

まだもう一つ個室があり、そちらの方はまだ未稼働でしたが、そちらにも良い椅子を。

オーナーの小林御夫妻にはご準備でお忙しいなか、何度もお店に足を運んでいただき、いろいろと見ていただいた中から、良いものをたくさん選んでいただきました。本当に嬉しく思っております。

素晴らしい数寄屋造りのお店に、デニッシュ・ビンテージの融合。

美味しいお料理を、ぜひ皆様も!

 

圓融菴 小林(えんゆうあん こばやし)
住所:京都府京都市東山区祇園富永町125-2
連絡先:075-746-7602

 

R社様への納品

先日の納品風景です。

これまたすんごいセットが入りましたので、記念に写真撮らせていただきました。

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まずは商談ルームに、スティーン・エイナー・ラスムッセンのローズチェアーたち。
そして予備の椅子として、なんとも贅沢に、ヨハネス・アンダーセン。
こちらももちろんローズ!

そして、ローズテーブル!

まさに奇跡的な椅子とテーブルの出会いとでも言いましょうか。

デザイナーなどはわかりませんが、椅子のデザインとマッチしている感のある、
直線を活かしたすっきりとしたタイプのテーブルです。

 

 

 

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スティーン・エイナー・ラスムッセンの椅子は北欧ビンテージチェアーとしては少し異彩なデザインの椅子ですが、建築家でもある人物のデザインと考えれば、どこか建築物のような佇まいの椅子で、他に類を見ないデザインですね。

写真では見えない部分ですが、背もたれの契りの部分のデザインも半端ない!

 

 

 

 

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そして縁側には、フランス&サンのチークチェアー。

こちらもなかなか今まで見たことのない椅子で、個人的には、オーレ・ゲロルフ・クヌッドセンかと思いますが、どうでしょう?

こちらの椅子も無垢材を繋ぎ合わせた背もたれの作りと、直線的なフレームとの組み合わせが印象的な、あまり他では見ないデザインです。

 

 

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もう皆様はご承知かと思いますが、北欧ビンテージと日本家屋のマッチングは間違いないですね。

特に今回選んでいただきました家具達が元々ここにあったのかと思わせるほどのものでした。

フィン・ユールのように広く知られたデザインではないですが、こういった名の知れぬ、それこそアノニマスなものでも、ここまでのクオリティーで物作りをしていた当時のデンマークの物作りの奥深さが感じられた納品事例でした。

 

2023年 明けましておめでとうございます。

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明けましておめでとうございます! 皆様、良い年末年始お過ごしでしょうか?

京都は比較的穏やかな冬の気候が続いております。

昨年は色々と納品やイベントが続いていたこともあったのか、休みも取れずのあっという間の一年で、この年末も終業後数日は出勤となっておりました(涙)。

最近では日本でも働き方改革と銘打って、なるべく自身の幸せを追求しつつ働くスタイルが広まってきていますね。

そういったことではやはり私の主戦場でもある北欧の国々はかなり進んでいるのではないでしょうか?

北欧仕事仲間からの連絡やSNSを見ていると、アンティークを売っている自営業(自由業(笑))仲間だからという特別感はありますが、それにしても長期旅行など休みをフル活用し、私生活が充実している感じがヒシヒシと伝わってきます。

日本の私はと言いますとどうしても元来からの貧乏性とでも言いましょうか?
働いてないと安心できない感が強いので(汗)(しかも、ほんとにダラっとしてると体調悪くなる)すがね。ただ、今後はある程度のお休みをいただいてもしっかりと店運営ができるよう、今後も頑張っていきたいですね。

今更そんな、、、なんてそんなこんなを考えていると、ここ最近気づきました。
ビージェネレイテッドがなんと二十歳になっていたのです。
(2002年11月くらいから始めてるので、そうですよね?!?)

そこまで続けてたらいい加減そんなシステムもう出来上がってるだと!とツッコミ受けそうなくらいですが、これからもコツコツと、ひとつひとつのご縁を大切に頑張ってまいります。

さて今年のモチーフはそうです、ルート・ブルックのアートオブジェクト。

昨年、コロナ禍後の初買い付けにて仕入れたもの。
このコロナ禍2年半買付に行けなかった鬱憤を100%はらす!とまではいきませんでしたが、コロナ前にフィンランドでの師匠ヨウコ・レコラから譲ってもらうことが決まった品だったのですが、買付予算オーバーから次回買い付けまで取っておいてもらっておりました。

そこにきてこのコロナ禍。

2年半の間、取っておいてくれるか心配で心配で!(笑)
ヨウコ・レコラのことですから他に売ってしまうなんてこともなく、まあ冗談ですが、何回か電話をし念押しはしておりました上での、まさに2年半ぶりの再会となりました。

このように、買付時の思い入れなどが強くなりすぎるとそれはそれで困ったことになるのですが(汗)、物ひとつ一つにストーリーがこもっているような、またそれをお伝えできるような商品仕入れを今年も続けて行けたらと思っております。

長くなりましたが、それでは今年もどうぞよろしくお願いいたします!

ビージェネレイテッド岩井