月別アーカイブ: 2021年9月

納品日記

少し前の納品風景です。

KNUD FAENCH 。ローズ無垢削り出しの背もたれがここまで揃う!

また、ローズアームチェアー。アノニマス。
デンマークとある場所のための特別に仕立てられた椅子と聞いてます。

詳細はオーナーだけにお知らせしています!

 

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素晴らしき若い才能に、素晴らしい景観を備えた素晴らしい建物。

また京都に楽しみな場所が増えます。

素晴らしい皆様からのご縁で、今回納品させて頂きました。

このなんともスッキリしない時代、個人的にもなんだかどんよりとした出来事が多かったせいもあり心も曇りがちでしたが、話していて本当に気持ちの良い若者におじさんの心はスッキリ晴れ渡りました!

 

 

 

GERTRUD VASEGAARD GEMINA ROYAL COPENHAGEN

ロイヤルコペンハーゲンのGEMINAシリーズが大量に入荷しております!

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一般的なお皿から大きなスープポットまで!

色々ありますので、順次ホームページの方にもあげていきますね。

 

 

 

少し皆様にお気を付けていただきたいのは、、、

 

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一部アイテムの裏側、メーカーマークの上からスラッシュがつけられています。
当時検品後にA品以外としてはねられた品たちです。

上記のようにほんの小さな黒点でも跳ねられていたり、、、

中には2本スラッシュ、私の持っている他のアイテムではなんと3本スラッシュ!

当時の品質管理と物により入れ方はそれぞれですが、今回のビージェネではスラッシュ付きはすべて一様に2nd品としました。

ただ、上記のように小さな黒点でも2nd….中にはどこに不良点があるのかわからないようなものもあります。

当時のロイヤルコペンハーゲンのものづくりが、いかにレベル高かったか!と言うことを示している一例であるかもしれませんね。

 

個人的には上記黒いポチなどは、日本の古い伊万里など染付物にも見られる感じのもので、逆に味わい深くて良いなー、、、とか(笑)、値段的にもスラッシュ入りは少しお安くしていますから、よろしいんじゃないでしょうか?

 

 

 

 

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さて、ゲルトルド・ヴィスゴーさんはこんな感じのお方。

そういえば彼女について昔調べたなーなんて思ってこのコラムを遡りましたら、

2013年5月25日のコラムや、 続けて書いたこちら。など。

またお時間ありましたら見てみてください。

 

 

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デンマーク陶磁器フリークたち御用達の最近の資料はこちら。

ロイヤルコペンハーゲン・ストーンウェアに関しての資料ではピカイチの情報量。

私自身もまだ見ぬ作家ものも多数収録されていて、個人的にも物欲の尽きるところない感じです(汗)。

ミッドセンチュリー北欧陶芸作品群は、もちろん個人工房も多いですが、デンマークでしたらロイヤルコペンハーゲン・B&G、スウェーデンならグスタヴスベリやロールストランド。フィンランドだったらアラビアと会社組織でアーティストたちが作品を作っていたので、陶土や釉薬の共有、さらには情報や技術の共有なども多様にあったのだと思います。

それゆえに、自由で制限のない作品たちがわたしたち含め、もっと若い世代にも受け入れられているのではないでしょうか。

それこそ、このゲルトルド・ヴィスゴー女史はデンマーク屈指の陶芸家たちクリスチャン・ポールセン、アルネ・バン、アクセル・サルトやボーデ・ウィルムセンなどの元で学び、姉妹のリズベス・マンチ・ピーターセンや娘のミレ・ヴィスゴーとの共同作業。。。。

激動のミッドセンチュリーを日本では考えられないほど自由に、枠組みに囚われることなく活動していた事が、このような素晴らしいデザインや作品たちを次々と生み出し、また次世代へ伝える事ができたのでしょう。

素晴らしい作品たちを、是非、間近に見ていただければと思っております。