ロイヤルコペンハーゲンのGEMINAシリーズが大量に入荷しております!
一般的なお皿から大きなスープポットまで!
色々ありますので、順次ホームページの方にもあげていきますね。
少し皆様にお気を付けていただきたいのは、、、
一部アイテムの裏側、メーカーマークの上からスラッシュがつけられています。
当時検品後にA品以外としてはねられた品たちです。
上記のようにほんの小さな黒点でも跳ねられていたり、、、
中には2本スラッシュ、私の持っている他のアイテムではなんと3本スラッシュ!
当時の品質管理と物により入れ方はそれぞれですが、今回のビージェネではスラッシュ付きはすべて一様に2nd品としました。
ただ、上記のように小さな黒点でも2nd….中にはどこに不良点があるのかわからないようなものもあります。
当時のロイヤルコペンハーゲンのものづくりが、いかにレベル高かったか!と言うことを示している一例であるかもしれませんね。
個人的には上記黒いポチなどは、日本の古い伊万里など染付物にも見られる感じのもので、逆に味わい深くて良いなー、、、とか(笑)、値段的にもスラッシュ入りは少しお安くしていますから、よろしいんじゃないでしょうか?
さて、ゲルトルド・ヴィスゴーさんはこんな感じのお方。
そういえば彼女について昔調べたなーなんて思ってこのコラムを遡りましたら、
2013年5月25日のコラムや、 続けて書いたこちら。など。
またお時間ありましたら見てみてください。
デンマーク陶磁器フリークたち御用達の最近の資料はこちら。
ロイヤルコペンハーゲン・ストーンウェアに関しての資料ではピカイチの情報量。
私自身もまだ見ぬ作家ものも多数収録されていて、個人的にも物欲の尽きるところない感じです(汗)。
ミッドセンチュリー北欧陶芸作品群は、もちろん個人工房も多いですが、デンマークでしたらロイヤルコペンハーゲン・B&G、スウェーデンならグスタヴスベリやロールストランド。フィンランドだったらアラビアと会社組織でアーティストたちが作品を作っていたので、陶土や釉薬の共有、さらには情報や技術の共有なども多様にあったのだと思います。
それゆえに、自由で制限のない作品たちがわたしたち含め、もっと若い世代にも受け入れられているのではないでしょうか。
それこそ、このゲルトルド・ヴィスゴー女史はデンマーク屈指の陶芸家たちクリスチャン・ポールセン、アルネ・バン、アクセル・サルトやボーデ・ウィルムセンなどの元で学び、姉妹のリズベス・マンチ・ピーターセンや娘のミレ・ヴィスゴーとの共同作業。。。。
激動のミッドセンチュリーを日本では考えられないほど自由に、枠組みに囚われることなく活動していた事が、このような素晴らしいデザインや作品たちを次々と生み出し、また次世代へ伝える事ができたのでしょう。
素晴らしい作品たちを、是非、間近に見ていただければと思っております。