月別アーカイブ: 2021年7月

Steen Ostergaard   阪急うめだ本店 時代マーケット2021

皆さま。スティーン・オステルゴーというデザイナーをご存知でしょうか?

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時代を感じさせるファッションと風貌がいいですね!かっこいい!

 

 

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北欧デザイン好きなら、まず持っていることでしょう。
TASCHENの「SCANDINAVIA DESIGN」、500ページ目からです。

また、織田先生の「デンマークの椅子」でも202ページ目に。

そして島崎信さんの「美しい椅子シリーズNO.5世界の合成素材製名作椅子」でも40ページ目に登場しております。

 

もちろんビージェネでも今まで取り扱いあり!こちらです。

 

 

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#290 チェアー。

上記参考書籍にもありますが、おそらくケアホルムやパントンの椅子からデザインを起こしたと思われますが、パントンチェアーより軽量化を図ったため、大きなデンマーク人を支え切ることができなかったようで生産は短期間に終わったようですね。逆にレア?

パントンチェアーはデビューが1967年とありますが、構想は1958年より。
オステルゴーの290チェアーは1966年とか68年とか、色々説があります。

なかなかのすれ違い具合。。。。

 

 

 

 

それはそうとして本題。

だいぶ前から倉庫で眠っていた「けしからんプラスチックチェアー」がありまして。

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こちらでございます。

上記、290チェアーも同一のシリーズ、A-LINEシリーズ。

「プレジデント・チェアー」

まさにプレジデント!

 

何故、倉庫に眠っていたかというと。。。。クッションがない!

オリジナルはこんな感じ。

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いやー、、、カッコ良いですねーー!!!

私の持っているブルーの椅子は、写真ではなかなかわかりにくいですが、傷あり、塗装も一部はげていたりと。。。。

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2セットあります。

表題にもありますがこれらをなんとか復活させ、今年の9月にあります阪急うめだ本店での「時代マーケット」に出展させたい!!!

これらをどこまで綺麗に仕上げられるか!

ところで、290チェアーはパントンやケアホルムのデザインと、、、、という話の続き。

今回のこのスツール。。。。

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そう、柳宗理さんのバタフライスツールに!!!
バタフライスツールは1956年デビューだそう!

 

普通にスティーンオステルゴーさんの公式ホームページ(?)多分こちらが見つかりました。まだご存命なのかな?

 

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Berndt Friberg展 (寺町店自己企画展その5)

久々の寺町自己企画展です。
いつも通りの、『いつ始まって・いつ終わるのか』も適当な展示なので、自己満足企画展とでもいいましょうか。

かなりフリーベリが集まってきたので、並べてみました。

 

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こんな感じで大小、各色、かなりの数量集まりました。

奥に立っている辰砂釉の大きな花瓶で30cm弱。

黄色の大きなボウルで直径32cmくらいです。

 

 

 

 

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ポール・キャドビアスのウォールユニットに飾ってみました。

 

 

 

 

 

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それぞれのカラーごとにグループ分け。。

 

 

 

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かなり入荷数で70年代のものが、今回の仕入れでは多かったです。

今回の仕入れのものと、いままでのコレクションを合わせて展示しております!

 

 

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こんな感じで書いたように後期の作品が多いですが、色々な色目、形が揃いました。

なかなかここまでの数量を一度に見ることは難しいのではないでしょうか?
ただあまり肩肘張らずに、皆様お気軽にみにきてください!

 

 

そして参考資料にはこの三冊。

 

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こういった陶芸が好きな人にとっては今や伝説ですかね。

2003年に大山崎山荘美術館にて開催された展示資料。

民芸作家と北欧の作家たちの作品が色々並べられていました。
(当時の私は、といえば、脱サラで2002年にビージェネを立ち上げたばかりのよちよちでしたので、フリーベリやリンドベリなど知る由もなく、後日この展示会の存在を知っただけです汗)

日本の民芸作家たちと北欧の作家たちとの交友があったことなど、河井寛次郎記念館が近いこともありこの辺りにどんどんのめり込んでいくきっかけになりました。

 

当時は何も知らなかった私がお客様のご依頼で初めてこの辺りの陶器たちを買い付けに。

パルシュスって知ってる?とディーラーに聞くと、はあ?なにそれ?という反応。

スペルでPALSHUSと書くと、あー、ハイハイ、「パルスフス」ね、、、みたいなやりとりを何十回、何百回としたことか!家具デザイナーの名前もまだそんなに知らんし、北欧の人の名前は兎に角覚えにくいし、工芸作家の名前なんて、ほんとに覚えるの大変でした。。。

買い付けにしても図録を持って買い付けするわけにはいかないので、事前に底のサインを懸命に覚えて買い付けに備えていましたね。

良い思い出ですが、その結果が、今のこの膨大な在庫量!

ヨーロッパの人はこれらのミッドセンチュリーの作品たちを、tomorrows antiqueって言いますね。未来の骨董という感じでしょうか?

私もそれを信じて突き進んでいっています(笑)。

 

ぜひ皆様お時間ありましたら、お立ち寄りください!

 

 

「実南」 福岡・北九州 マホガニーチェアー&シバストチェアー

先日、また良い椅子たちが北九州に旅立っていきました!

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おそらく1930−40年代の椅子。
材もなかなかの風格のあるマホガニーです。

いわゆるデニッシュモダンの雰囲気より、どこかクラッシックな厳格さや風格を感じさせます。

そして何より、細部の作りがかなりこだわっている。

 

 

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背もたれには、縁取りのようなカービング。

 

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足先付近に配された『X』の貫。。。。

材もそうですが、今ではこんな仕口、できませんね。
この辺りのデザインの資料が少なくなかなか詳細は特定できませんが、おそらくフリッツ・ヘニングセンあたりの工房じゃないかなと思います。

そしてそして、オリジナルだと思われるホースヘアーの張り時。
良い状態で残っていたので、内側の素材の入れ直しと、シート下テープをやりかえるのみで、貴重なホースヘアーシートは再利用いたしました。

 

 

 

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そしてはこちら、今も現存しているシバスト社のローズチェアー!

シバスト社の椅子の中でも一番クールな椅子じゃないでしょうか!(笑)

 

 

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なんか作りもものすごい!

背もたれはローズ無垢材を左右からジョイントし、フレームとの接合部分にはメタルを使っている!

これがまたローズに合うんだよね!

シートは栃木レザー・ジーンズ黒にて!

 

 

 

実際にお店に入った様子。。。

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いやー、カッコ良いですね!

お店は『実南(みなみ)』さんです。

元々『魚菜 ぎやまん』という店名だったのを、この6月に『実南』に変更いたしました。

どちらの椅子も店主ご夫妻に気に入っていただき、納品までお待たせしてしまいましたが、
椅子たちも美しいお店にぴったりハマって、本当に嬉しく思っております。

今回のご縁をいただきました、北九州のKさん、本当にいつも有り難うございます。

 

北九州といえば、おいしいものの宝庫!!!いつもお客様からのお話を聞いてるだけで、ムズムズしてくる。。。。。これで、北九州に行く口実もできたので、ぜひぜひ『実南』さんに行ってみたいと思います!

皆様もぜひ!

お店の情報です。

『実南』
福岡県北九州市小倉北区鍛冶町1-3-4 美松コア1階

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IYEYA 株式会社いえ屋   ARNE WAHL IVERSEN /NIELS MOLLER/ARNE JACOBSEN

先日、素晴らしいセットを納品してまいりました。

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アルネウォールイヴァーセンチェアー!
arne wahl iversen Glyngøre Stolefabrik

 

 

 

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シートには栃木レザー、ジーンズブラック!

タンニン鞣、ブラック!

 

 

 

 

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良い木目!

 

 

 

 

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ビンテージ・ラグと共に。

 

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テーブルはニルスモラー!!!NIELS MOLELR  JL MOLLER

 

 

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落ち着いた色目の木材とラグの色調がお互い引き立てあっているようです。

 

 

 

 

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照明にはアルネヤコブセン、AJ ROYAL. ARNE JACOBSEN LOUIS POULSEN

 

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エクステンションした姿も美しい!!!

町屋への納品でしたので、畳への影響など考えると何か敷物があったほうが良いですね。
重厚な梁を見せるような町屋作りには、こんなインテリアが合うと思います。

 

 

 

納品先は京都で不動産探している方でしたら皆様おそらくご存知。

株式会社いえ屋さん。

代表の田中さんには個人的にも大変お世話になっており、今回のご縁も大変ありがたく思っております。

 

自分が買えるわけじゃないけど、不動産情報ってみてるだけでもワクワクしませんか?(笑)

こんな物件で、こんな店をしてみたいな。とか、自分だったらこんなふうにリノベーションしてみたいな、、、とか。妄想が広がって時間がいくらあっても足りません(笑)。

新築建売には昔からあまり興味がわかないタイプだったので、まさに田中さんの物件、、、
まじ、どストライク!
話していますと、田中さんの「家」大好き感がビシビシ伝わってきます!

一生に一回、有るか無いかの相談するなら、そんな人、プロフェッショナルにお願いするのが良いんじゃないかな?と思います。

ちなみに納品先はIYEYAさんの新社屋です。

今の事務所より近々移転予定です。こちらの完成も楽しみですね!

リンク:株式会社いえ屋

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久々にコンテナ入荷しました!

久々のコンテナ入荷です!

2020年の2月に最後買い付けに行ってからすでに1年以上。

いつ買い付けに行けるか全く先が見えない中でも、売るものがなければ商売できません!
(まあ、まだまだ在庫あるんですがね。。。(汗))

私含めたバイヤーがデンマークに買い付けに行けないと言うことは、現地家具ディーラーにとっては閑古鳥、、、と言うことなんでしょうか?

たまに連絡をすると、こんな中でも「結構忙しい」と言うディーラーもいる中で、
中には「こんな家具あるけど、どう?」と言うディーラーも。
こんな状況下だし少し安くしてくれる、、、という話には、実際のものを見ていない不安も有りますが、ここは持ちつ持たれつの関係で。

こんな人脈があってよかった。。。感謝です!

 

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ということで、コンテナ到着しました!

コンテナ到着日には結構雨に降られる!と言うジンクスのあるビージェネ。(汗)

朝8時のコンテナ到着時間にはまさかの豪雨!(注意報並!!)
このままだと大切な家具がびしょ濡れに!
こりゃ、まじやばい。と思いましたが、最近はスマホで雨雲の様子が一眼でわかりますね。
これはスタートを1時間遅らせよう!と、コンテナの運転手さんにその場で電話し打ち合わせ。

朝9時からコンテナ作業したら、これが大成功!全く雨に降られませんでした!

まさに神ってる!いや、最近の情報量はすごい!
ほんと、これらを上手く使うか使わないか、、、、これからの時代のネックですよね。

 

それにしてもみてください!このアーティスティックなコンテナ詰めを!

まさにテーブルの天板一つ入らないパンパンな状態です!アーティストの仕業。

この状態からどんどん中に掘り進んでいくのですが、少しの隙間に包装されたガラス板などが詰めてあり、これはある意味トラップか!と思いましたが、それくらい隙間なく入っています!

なににしても仕事は美しくないといけませんね!

PACKMAN FOREVER!!!

 

 

 

 

 

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そして、寺町店にも久々の箱の壁が!!!

スタッフが懸命に開梱しております!

 

 

 

 

 

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いろいろ忙しく、また、精神的にも打ちのめされることも多いここ最近。

皆さんのSNSをみていると、いつの間にか祇園祭がクライマックスに向かっていたんですね!

今年の梅雨は今までに無い感じの雨模様で困惑しましたが、梅雨が明けて本格的な夏の日差しを感じ始めた京都ですが、いつもよりは暑さがマシな感じ。
今日も朝方まではいつもの京都祇園祭特有のだるい暑さもそんなに感じることもなく、出勤前に烏丸四条あたりを厄除け兼ね山鉾散策してきました。

こんな状況下ですから、人出もそれほど多くもなくゆったりと山鉾がみれました。
厄除けとこの災禍が早く収まりますようにと、願いを込めてきました。