デンマーク、いや今や世界中の食卓をかざるデンマークの名作ランプといえば、
ポール・ヘニングセンデザインのPH5ですよね。
ビージェネではオリジナルのビンテージアイテムのみの取扱。
(ビンテージショップですから)
今のPH5との主な違いは、やはり、最下部のプレートがガラスでなく『金属プレート』であること。(いまでも金属のものあるんですかね?)
ビンテージでしかないカラーバリエーションも魅力ですね。(一部復刻したものもある)
ビンテージ市場で一番レアなカラーはやはり、レッド。
そして、パープル < ブルー < ホワイト、って順番。
レッドは、一見少しきついかな?と思いますが、実際に点灯してみるとこれまたシックに、大人な雰囲気がでてとてもヒュッゲ!!ビージェネでも人気!
本当にどのカラーもとても美しく、魅力的です。
ビージェネでもこの災禍で買い付け行けてない割には、まだまだバリエーションありますので、また、是非皆さん、見に来てくださいね。
それにしても、この約20年。
長年ランプのお手入れなどしていますと、おなじPH5でも色々なタイプがあることに気づきます。
まずは、仮にこの写真のものをタイプAとしましょう。
今の現行のモデルと同じボディー。
もちろん最下部はメタルプレート。
ただし、トップのパーツがとても簡単な感じ!!
コードの長さを多少調節することによって、ボディーの内側の電球発光部分をどれだけ下部に近づけるかで微妙な光量調節ができます。
そして次。
タイプBとしましょう。
タイプAの1枚目の写真、上部から見た図で中央の赤い筒状の部分が、タイプBではトップの部分になっています。
こんな感じ。
タイプAと比べたら、Bの方が作るパーツが一つ多いですね。
上の写真のBのトップパーツの下部の筒部分をなくして、Aのようにボディーの上部のパーツとジョイントさせてしまったほうが、合理的に生産できそうです。
なので、おそらくこのBの方がAよりも古いものだと思います。
そして最後。
タイプBと同じトップパーツなんですが、、、、
内側には謎のバネつきのパーツが!!!!これはタイプCとしましょうか。
電球の大きさって、ワット数が違うと変わってきますよね。
100W電球の方が20W電球より少し大きい。
まあ、100wと60wの大きさはおそらくそんなには変わらないと思いますが、そういった多少の大きさの違いををこのバネで調節。というよりは、全ての電球をバネでボディー下部のメタルプレートに押し当てるイメージだと思います。
タイプCのバネを省略したのがタイプBですね。ということでCの方が古い!
もしかしたら!これがPH5デビュー当時の1958年モデルかも!
名作ランプ ターヘル・アナトミア、、、、次回があるかどうかは未定です。