月別アーカイブ: 2014年11月

`Palet` Michael Bang ・`Carnaby`Per Lutken Holmgaard

`Palet` Michael Bang
`Carnaby`Per Lutken Holmgaard


  1968年にデンマーク・ホルムガード社からリリースされたパレットシリーズ。
当時アートディレクターであったマイケル・バンが、ご家庭の奥様達に「キッチンにカラーを!」というコンセプトの元、
当時、カラフルなガラスを使用し、つくりだした名作シリーズ。
 実はここで写真に載せているのはいわゆる「CarnabyVase」が多いので、そう題すべきですかね。
 デザインはペア・ルトゥキン。
一部オット・ブリュアー、クリスター・ホルグレンとでています。
ペア・ルトゥキンのカーナビーも1968年デザイン。
後ろのほうで隠れてしまっていますが、角錐で口の部分が平たく広がっている形は1930年代からあるお父さんのヤコブ・バンの形。
 ホルムガード社としてこのカラーガラスを生産ラインに乗せたということで、いろいろなデザイナーの形をこの新技術で作ったのでしょうね。
 個人的には、このシリーズを先述のような強い意識のなか、考案しデザインしたマイケル・バンの名を最初に出したいんですね。  

 
父親はヤコブ・バン。
元ホルムガード・アートディレクター。
そうです、2代続けてのアートディレクター就任。
また、アルネ・バンはおじさんでデンマークでも屈指の陶芸家。
デザイン系一族です。

   キッチン用品を!と銘打って出されていましたが、中には、「ミルクパン」?
、、ってうか、火にはかけられませんよね、、、、
や、犬のエサ皿。。。。。。。実は猫バージョンもありました。

    
 誰がこの高価なガラス器を、お犬様に使っていたのでしょうか?(笑)。
そんな需要のあまりなさそうなアイテムも仕入れてしまう、しかも、2つも。。。。
思い出せば、猫のエサ皿が売れたのは、、、、10年近く前でした。。。。

 話は戻りますが、このパレットシリーズ。
6年ほどで生産打ち切りになっています。
実物を見たらわかりますが、白ガラス・カラーガラス・透明ガラスの3層になっています。
それを型を使った吹きガラスで生産するわけですから、それは大変だったでしょう。
コスト高や生産が追い付かないなどの問題が起こっていたことは容易に想像できます。
 現地でもコレクターが多く、なかなかそろわないシリーズです。

 

北欧展パート3 BShop Gallary 神戸三宮


 北欧展に向け、毎日手入れ作業の日々です。
やはり、貴重なローズウッドアイテム。
手入れにも気を使います。
オレ・バンシャーのModel 1-12。

 

 

 
 ローズウッド、、、、オリジナルの塗装が残ったまま。
これでは塗装面の劣化、木部の日焼けなどで木目が薄くなってしまっています。。。

 

 
 塗装をはがしサンディング。
サンディングにも気を使います。
本当に薄皮一枚無垢感じ。
写真はオイルを塗布前。
最終、オイルフィニッシュにて展示に向かいます。
 再度、しっかりラッカーやウレタン塗装をして、(ある意味)お客様にもご購入後手間のかからない、扱いやすいように加工するか。。。。木の呼吸ができるように塗装はせずに、少しお客様にはお手入れにご苦労をかけますが、なるべくナチュラルに近いオイルフィニッシュにするか。。。。悩むところではあります。
 日本の風土(乾湿の差)を考えると塗装したほうが良い、、、という人もいますが、よく考えたら、木造住宅の柱って塗装とかしないですよね。。。。
 行きつくところ、やはり日本の文化、漆ぬりですか?

試行錯誤の日々です。

 

北欧展パート3 BShop Gallery神戸・三宮 

Neils Moller No.78 RosewoodChiar


 次々と仕上がってきています!
今日はニルスモラーの78番、ローズウッド!

  

 
 美しい!
 フルベジタブルタンニングレザーにて張り替えました!
 今回は2台持っていきますが、まだまだ在庫有ります!

 
 これは追加で持っていこうかなーなんて思っている椅子。
 チラミセ。。。。
 これで分かる人いますかねー。

 お楽しみに!

Lisa larson 展


 うめだ阪急にて行われている、Lisa Larson展に行ってきました。
まわりはほぼ女性!の中、ちょっと恥ずかしい感じでしたが、
予想以上に素晴らしい展示だったのでお勧めです。
私のように、かなり偏った北欧好きでも楽しめますし、まさに訪れているお客さんは老若男女。小さい子供たちにもわかりやすいと思いました。
映像などで彼女の人柄やライフスタイルも紹介されていて、改めて、その素晴らしさに感動でした!
なんか、変な感じでブームになっているような気がして最近めっきり彼女の作品を手にしていませんでしたが、私こそがメディアに変な風に感化されていたようです。反省。。。。  

 

 

 
 そんな展示を見て感動したのですが、なんと、わたしが持っているリサラーソンの作品の詳細が分かりました。

 

 

 
 買い付けた際には、「リサ・ラーソン」、「アメリカ」、「展示会」、、、、みたいなキーワードしか情報がなかったのですが、、、、

 

 

 
 これらの三種類。
みれば一目でハンドメイドと分かります。
リサラーソンは60年代にグスタフスベリからアメリカにプロモーション・研修に出ているようです。その際にピーター・ヴォーコスの誘いもあり、バークレー大学にて彼とともに作陶していて、その時期、多大にヴォーコスの影響を受けていたようです。
なんと、これらはその時の作品のようです!

 

 

 
 裏のサイン。

 

 

 
 帰りにはELK KAFFEさんに寄ってきました。
落ち着いた雰囲気の場所に移転されて、さらにかっこよくなっていました。
 うちも頑張らねば!

 

北欧展パート3 神戸三宮BshopGallery

北欧展パート3 神戸三宮 in BShopGallery
    

 
 今回の北欧展での出品作品たちの第一弾として、
ヤコブ・ケアーのアームチェアーを先日ご紹介いたしましたが、
そのほか予定している椅子の名前だけでも先に。。。。。
GE290オーク 3人掛けソファー ハンスウェグナー
GE236チーク 4人掛け!ソファー ハンスウェグナー
セネター・ローズウッド 3人掛けソファー オレ・バンシャー
セネター・ローズウッド イージーチェアー オレ・バンシャー
Model 130 ローズウッド イージーチェアー ピーター・ビッツ、オルラ・モルガード・ニールセン
Model 56 ローズウッド イージーチェアー グレテ・ヤルク
チークハイバックイージーチェアー グレテ・ヤルク
Model 1-12 ローズウッド イージーチェアー オレ・バンシャー
No42 ローズウッドアームチェアー カイ・クリスチャンセン
No.78 ローズウッドチェアー ニルス・モラー
Model104/4305 アッシュイージーチェアー エベ&カレン・クレメンセン
CH23 サイドチェアー ラタン ハンスウェグナー
CH31 サイドチェアー ラタン ハンスウェグナー
CH25 イージーチェアー ペーパーコード ハンスウェグナー
GE375 ハイバックイージーチェアー アーム無 ロープバージョン ハンスウェグナー
などなど。。。。
 ほかにも隠しだま、用意する予定です。。。。
作業が進み次第、いろいろ詳細をこの場で紹介していく予定です!
もし何かお探しの椅子などが今回のラインアップに載っていれば、ぜひともお問い合わせください!
作業がぎりぎりですが。。(汗)頑張っていきますの、ぜひ、皆様!
お立ち寄りください!