Gertrud Vasegaardネタ、続きです。。。。
ゲルトルド・ヴィスゴー女史から遡ること、彼女のおじいさん。 Lauritz Hjorth、デンマーク・ボーンホルム島にて1859年にL.Hjorth陶房を設立したお方でした。 ちなみに私の持っている(いや、店で売っている)ラウリッツ・ヨート社のものは上記の写真のようなもの。鹿のスタンプがはいっています。 おそらく1950年代くらいのものだと思います。 |
あー疲れた。。。 |
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月別アーカイブ: 2013年5月
Gertrud Vasegaard for Royal Copenhagen “Gemina”
Gertrud Vasegaard for Royal Copenhagen "Gemina"
そして、娘さん、Myre Vasegaard. |
上の写真が、娘さん、Myre Vasegaardの作品。 お母さんのDNAをまさに受け継いだデザインですね。 これは彼女がビングオグロンダールに所属していた1955から58年の作品です。 私は大好きな作風です。 さて、この一家、1959年にはこの3人、家族で陶房を構えて作陶活動していたようですよ。 北欧では女性の社会進出が盛んな反面、離婚率も2組にひと組と聞いたこともあります。個人の価値観を大事にする。。。。。そんな風土がミッドセンチュリー当時から女性作家やデザイナーを多く輩出していた所以なんですね。 |
京都女子10の手しごと展
「京都女子10の手しごと展」行ってきました! 今回、このアート・ディレクションを担当された、クオリアデザイン事務所の北村氏にお声かけいただき、北欧家具を少しつかていただけることになりました! |
ギャラリーは京都祇園の老舗和菓子屋「鍵善良房」のギャラリー「空・鍵屋」。 |
そこに、京都女流作家さんたちの作品たちが並ぶ。。。。なんとも、素晴らしい場所じゃないですか! |
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フィンランドデザイン展
大阪の東洋陶磁美術館で行われている、フォンランドデザイン展!いってきました。現地並みとはいきませんが、充実した品揃え。説明も親切。さすが東洋陶磁という感じで、展示も美しくて良かったですよ。 前回の京都の北欧展より専門性があってよかったと思います。 カタログも良いと思います。ただ、なんとなく質感が。。。 かなしい時代を感じます。。。 |
北欧デザインと、日本の古いもの。中国・朝鮮の古いものが一緒にみれるのは、「やっぱり自分はこういうものが好きなんだな。。。」という、意識の整理もできてとても良い機会になりましたよ! そのあとは、ちょっとした大阪巡り。 特に前もって調べてきてもいないので、見つけた店で昼食。自分のオーダーを間違えただけでなく、隣の席のお客さんのオーダーも間違えていた店員。。。新入りと思えないような偉そうな態度だったんだけど、ちょっと残念なお方。。。 働き方。 意識をどこに持っていくかが大事ですね。 |
Kontrast Poul Henningsen
Kontrast : Poul Henningsen
Kontrast (コントラスト)という名前の照明です。 Poul Henningsenデザイン。なかなか見ることのできないアイテムですね。 明かりデザインのパイオニア・代表されるPH5などその柔らかい光を醸し出すデザイン・内側の光源が見えないようにシェードを配置したその隙のないデザインからも、「デザイン界の良心」的なベビーフェイス的表現が多いですが、デンマークでデザインをよく知る人はかれを 「アナキスト」と呼びます。 そんな中で、この「コントラスト」。 内側からの光をさらにシャープに光らせるアルミ鏡面仕上げ。 内側のオレンジと、ホワイトも効いています! その彼らしいデザインではないかと思います。 |
かれは作曲家でもあり、有名なかれデザインのピアノと一緒の写真は皆様も一度は見たことがあるのではないではないでしょうか? 目つきが只者ではありません! 何せお母さんは、デンマークでも有名なフェミニスト。 女性の地位向上を声高に叫んだ第一人者。 そんなお母さんに育てられたポール。普通には育ちませんね。 家具などの生活レベルの底辺の広さとではなく、教育レベルの高さや女性の社会進出を含めた北欧の文化をあわせて「北欧デザイン」として考えると奥深いです。 |