ギャラリー展示開始から、はや、数日。 すでに展示期間残り一週間となってしまいました。 30日(日)まで続きますので、ぜひお立ち寄り下さい。 遠方の方で「行きたいが、遠いので!」と思われている とても優しい方のために、 ギャラリーの様子を otherのページにて公開しました。 次回入荷家具の次のページです。 ナンバーでいうと、31番から。 写真はハローさんの外観。 左手に昔からのカフェハロー(別名黒ハロー) 右手に今回のギャラリー(別名白ハロー)。 もちろん明るい太陽光の降り注ぐ中での白黒ハローは最高です! ただ、暗くなってからは、建物の暖かい包容力がさらにパワーアップ! さらに妖艶な雰囲気のある美しさを醸し出していますよ。
月別アーカイブ: 2008年3月
2008.3.21
展示も、明るい太陽光の中と、 夜間の暗がりの中 うっすらとした赤い光の中では ここまで見え方に違いが出るとは びっくりしました。 私の非力さをカバーする 物の力、ギャラリーの力。 最初の試みにしては 上出来だと思いました。 展示場には感想ノートを おいています。 ざっくばらんなご意見・ 御批評、お待ちしております。 今後、またこのような機会が ありましたら、 それらのご意見を 反映しよりよい展示に挑戦したいと思っております。
<ギャラリー展示のお知らせ>2008.3.13
以前このコラムでも紹介させていただいておりますが、
京都ではすでにランドマーク的な位置付けとなっているカフェ「hello!」さん。
そのオーナーが隣にギャラリーを作りました。
その名も「HALO GALO」。
オーナーのご好意により3月18日(火)から30日(日)までうちの商品を展示します。
最近では参考になるようなインテリア雑誌なども無く、
そのあたりは立ち読みで済まし、よっぽど女性ファッション誌のバックのほうが参考になっています。
今は昔の雑誌などを(もちろん当時のもの含め)探しています。
そんな中で、SD(スペースデザイン)1998年11月発行分における”「白」と「透明」の詩”には深い感銘を受け、今の私のもの集めのバックボーン(まだまだ未熟ですが)になっております。
今回展示する商品はSD本と同じものもありますし、ビージェネセレクトのものもあります。
また”北欧物”のみになっていることや、今ではヴィンテージ値段の付いているものが多くなってしまっていることなど、さらには、個人店ですので展示数にも限りがありますから、本来の趣旨とは異なる部分も在るかと思います。
うちの店のように乱雑な状態の中でくすぶっている彼らを、一度、美しい舞台にたたせてやろうと思い、こんな企画をたてました。
お近くにお住まいの方はもちろん、この良い季節、京都にご旅行される方など、ぜひ、一度お立ち寄りください。なにせ、素晴らしいカフェの併設ですから!
買い付け報告:ヘルシンキ編(2008.3.11)
買い付け前にディーラーとのアポイントのために連絡を入れたときにも彼らは言っていましたが、
ここヘルシンキ、例年になく暖かいようです。少し前まで雪すら降らなかったということ。
ここヘルシンキも異常気象です。
ただ、私らのような足を使って探し回る者にとっては、良い気候での買い付けは助かります。
ヘルシンキ市内はトラムが街中を縦横に走っているので、
かなりの歩行距離の削減に役立ちますが、
それでも毎晩ふくらはぎの筋肉痛に悩まさせられます。
スウェーデンでも出会った日本からの買い付けの方と、ある場所で鉢合わせ。
帰りの飛行機の便まで同じだったり、妙なご縁。
ストックホルムのマーケットでも数名の業者の方を見かけました。
やはり皆さん考えることは同じですね。
今回も、ヘルシンキのコレクターからフィンランドモダンデザインについての情報と同時に、
色々良いもの仕入れることができました。
中でも30cmオルキデアなどは、探してもそうは出会いのあるものではないですね。
サーラ・ホペアのアップルもサイン入りではないですが、仕入れることができました。
「通常のものより一回り大きく、とてもよい出来なのに、なんでサインがはいっていないんだろうね。」
なんて、コレクターも認めるレアなものです。
写真の椅子はアアルトの初期のもの。
コレクターが先日郊外のマーケットに出かけたときに見つけたものらしく、
最近のオークションではものすごい値段が付いたかなりレア物だそうです。
マーケットで見つけたからには彼の買い付け値段はご想像にお任せいたします。
いつも感心させられる彼の知識、それは長年デザインに携わった仕事をしていると思いきや、
もともとはサラリーマン。その溢れんばかりの知識と、
まさに彼の「足」から生まれるこういったハンティングは
単なる頭でっかちの知識だけではない何か、、、、尊敬に値します。
今ではストックホルムだけでなく、
全世界的にモダンデザインの第一人者とも言えるジャクソンズのオーナー、
ジャクソンも数十年前にイギリスからスウェーデンに渡り小さな商売からはじめ、
今の名声を築いているのとも共通しているのではないでしょうか。
話がそれましたが、コレクターに「この椅子どうするの?」ときいたら、
「たぶん売らずに自分の家の玄関において靴を履くときにでも使うよ。」ですって!
余りにも法外(?)な値段で仕入れてしまったものは、
人に売るには気が引ける。。。
最終的には自分で使うことになってしまう。。。。
なんとなくそんな気分解ります。彼の哲学に触れました。
滞在中に、とうとうヘルシンキの人々が待ちわびた「雪」が降ってしまいました。
ちょうどこの季節、ヘルシンキの人々の大半は郊外に言ってスキーを楽しむ習慣があるようです。
スキーホリデーといって、学生たちもこぞって行ってしまうので、
ヘルシンキの街中はいつもより静かです。ところが今年はこのように雪のない冬。
通常であればヘルシンキ郊外にいけば十分な雪があるのですが、
今年のように雪が少ないとラップランドまで行かないと雪がない。
そこにフィンランド人がこぞって集まってきていてスキー場が非常に混雑しているとの事。
でも、ラップランドのことですからそこらじゅうでスキーが出来るんじゃないんですか?
まさか、日本のスキー場のように混雑しているわけじゃあないでしょう。
一度彼らの言うその「混雑情況」を確認してみたいものですね。
2008.3.11(ヘルシンキ編終)