第50次買い付け報告:フィンランドからイタリアへ

ヘルシンキ朝4時。。。。もうすでに明るくなってきています。

240916-1

北欧3カ国の買い付けの旅。

次の予定まで少し時間があるので、ここは一つどこかに!と思い、最近ハマっているイタリアにおくことにしました(笑)。何か買い付けに行くんですか?と、聞かれますが、全くのプライベートです。

正直、前々回くらいだったか。イタリアに初めて行った時も買い付けのことも頭に入れていたのですが、やはり北欧に通い詰めて20年の中で培った感も、そうは初めての土地イタリアで活かすのも難しいとわかりました。

よって、単純に日本からはなかなか行く機会はないですし、数時間のフライトでついてしまいますから、日本での国内旅行的な感覚です。

流石に航空券もバカにならないので、安く行ける行く先と安く飛べる飛行機の時間帯をチェックした上で手配したチケットは、ヘルシンキ市内を朝5時前に出なくてはいけないスケジュール。

これくらいは我慢します。

 

 

240916-2

朝早すぎてトラムもないので、歩いて駅まで。駅まで歩いて20分とのgoogleマップ情報。

ヘルシンキはなんとも心地よい涼しさですから、重いキャリーケースと一緒でも汗もかかずしばらく進めました。

ただ、なんと、途中キャリーケースの車輪が悲惨なことに!

いつも家の片隅にしまってあって、買い付けの時にしか対面しないこのキャリーケース。
出発前に流石に替え時かな?と感じてましたが、やはりだめでした。次回は代替わりですね。

少し早めに出発していてよかったです。

何とか駅にたどり着きました!

 

 

240916-3

この時刻表見てください。

空港行きの電車、5分おきに出発していますが、ブラットフォームが15、1、18 、となっています。

これはヘルシンキ中央駅の1番端と1番端。

例えば、走った末に15番線の4:46の電車に間に合わなくて、次の電車に乗ろうと1番線に走っても4:51には絶対に間に合いません。
ヘルシンキ駅で汗だくになる事必須。

皆様、時間に余裕を持って乗る電車決めてください。

 

 

 

 

240916-4

イタリアにつきました。

なぜかヘルシンキからヴェローナ行きの直行便があって、せっかくだしあまりメジャーじゃない場所(ヴェローナがメジャーだったらすみません)希望だったので、決めました。

ミラノにも直行便あったのですが、あまり都会すぎるとせっかくの買い付け中のお休みで疲れてしまいそうなので。。。。

ヴェローナ、、、北欧デザインマニアならまず思い浮かべる照明があります。そう、スヴェン・ミドルボーのVERONA。

さて、彼がどのようにこの地で、その最高傑作である照明デザインのアイディアを得たのか。。。

そんなことを探りに、、、なんてことは一切考えておりせん。

 

240916-5-1

BOOKING、COMで予約していたはずのホテルだったんですが、どうもその場所に到着したら様子が違う。。。

どうも、掲載されていた内装写真がホテルっぽいだけで、実際は自宅を民泊用に改装しただけの部屋でした。名前もホテルっぽい名前でしたので、少しだまされた感ありました。

滞在中も掃除もしてくれるのですが、おそらくアルバイトの移民のおばちゃんで、勝手に荷物を動かされてたり、整髪料の蓋が捨てられていたり、、、、オーナーにタクシーの予約もお願いしたのですが、待てどもこない。。。結局、予約を入れていなかった。。。

まあ、内装は写真通りホテルっぽい綺麗な部屋で使いやすかったから良かったですが。

 

 

 

 

240916-5

それにしても、涼しい北欧から、真夏のイタリアに。

昼間は35度越えで、かなり厳しかったです。

 

 

 

 

240916-6-1 240916-6 240916-7 240916-8

日中は暑すぎて動けないので、朝イチに美術館など回ったりしました。

 

 

全く知らなかったのですが、カルロ・スカルパがリノベーションを担当した美術館があるようなので、行ってみました。

 

 

 

240916-11

 

 

美しい庭園から。。。

 

 

 

240916-15

エントランス

240916-16 240916-17-1 240916-17 240916-18 240916-19

 

この鉄の扉がスカルパのデザインかはわかりませんが、細部にわたりディテールも見応えありました。

 

 

240916-20 240916-21

 

極狭スペースでも人に優しい階段。。。。

 

 

 

 

240916-23

 

クラシックの中にモダン建築の要素がうまく混ざり合って調和して、思いもよらない素晴らしい建築を見れてとても良かったです。