今回はスウェーデン滞在が少し長いので今まで時間がなくて行けなかったところなどにも顔を出すことができそうです。
この日は古い街並みの中にある工房を訪れました。
小さな扉の向こうに工房があります。
ストックホルムに100年続く工房です。
ラタン家具、、、というとあまりピンとこない方が多いのではないでしょうか?
私の年代からすると、代表的で皆さん口にするのは「エマニエ?婦人の椅子」
いえいえ。
もちろんそれでもいいんですが、北欧ビンテージの切り口から紐解いていくと、これまた奥が深いんです!
例えばハンスウェグナーのCH23。
通常はペーパーコードですが、これをラタンで張り替えてみた姿を想像してください!
ペーパーコードより薄く張れて、シャープさが増す!
どこか風格すらワンランクあがるような。。。。
デンマークでは、カールクリントのマホガニー少し褐色木材の椅子に手編みのラタン。。。。
ローズウッド、重厚なブラックの木目が入り混じる濃色の木目に、それとは正反対のスカッとした色目のラタンが張られたバーント・ピーターセンの椅子。。。。。
オークの重厚な造りのサイドボードの扉がラタン張り。。。。
語っているだけで垂涎物です笑。
気も遠くなるような細かい作業が続けられます。
この工房は椅子張り工房のようなミシンは使うような作業はしていないので、道具は100年前のひーおじいいちゃんの時代と道具はほぼ変わらないそうです。
どこの国でも手作業という仕事が無くなりつつある時代ですが、その尊さを、なんとか繋げていきたいです。
ストックホルムにきたら絶対に見たい2店。
ジャクソンズ。
モダニティー
必ず学びのあるお店です。
良いカフェもありました。
中途半端な時間なのに満席。。。。
お約束のセムラン。
どこのセムランが美味しいか?
スウェーデンの人たちもそれぞれ一押しがあるようです。