36次 買い付け報告 その6

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 7月はデンマークの多くの家具ディーラーがお休み。
ほぼ一か月の長いお休み。うらやましいですね
デンマークでは小学校から2か月くらい休みがあり、京都の小学校の話をすると、
「あらら、そんなに短いの。かわいそうに、、、」という感じ。
ただその次に来るのは、「それじゃあ、あなたの休みは??」

はい、お盆休み、2-3日くらいとろうかな。。。と思っております。
もうここまで来ると、デンマーク人も呆れ顔。。。。よう働くねって。。。

とにかくデンマークはそんな感じですので、特に週末になるととても静かな感じになります。

 

 

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週末はディーラーも働かないし、フリーマーケットでも、、、と思いましたが、
かなり疲れていたのか、自然に起きたら10時を回っていてちょっとびっくり。
前日の晩には部屋を借りているオーナーに「明日、フリマにでもいってみようかな?」
なんて話していたので、起きたときに失笑されました。。。。

美術館めぐりに変更です!

 

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 フィンユール邸にも行ってまいりました。

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 庭の林檎の木もいい感じです。

 

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 そう、いま世界中を賑わせている例の件もありますから、ここはデンマークの一例でも再確認してみようかと。。。。BBCでも大々的に「例の件」は報道されていましたから、北欧でもいろいろ聞かれました。

そう、ここは例の件でも建築を知らない人にも一躍有名になった「ザハ・ハディド」さんの建築です。

あまり建築的な知識はありませんが、近代的というか近未来的なデザインが特徴ですね。

オードロップゴー美術館の新館の入り口付近。

その左手に続く草花の部分の盛り土の下は地下展示場になっています。

 

 

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 少し引いてみるとこんな感じ。
建築が自然と一体化している、、、そんなイメージですかね。

ここを初めて訪れたときは、数年前。
その時はまだ土の上に芝を引きました的なわざとらしい印象がありましたが、
今ではこんな感じの草ボーボー。これもわざとなのか、、、、

でも今後もっとこの盛り土の部分が自然い一体化していくのではないかという印象があります。

 

 

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 こちらがどちらかというとアイコン的な、入り口から見たら正反対の方向から。
私の第一印象は、昔の千代田線が綾瀬辺りから地上に出た図。。。。。
デザインもかっこいい!ですが、コンクリートの経年変化も周りの風景とマッチしていると思います。

 

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 これが旧館。
もともとお金持ちのコレクションをベースに、そのお家を改装してできた美術館。

今ではコペンハーゲンの町中から電車で30分もかからないですが、
本当に静かな森の中の御屋敷です。

 

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そこに、「ザハ・ハディド」!
おそらく、たくさんの木々が植わっていたことでしょう。
「木を倒すな!」とか、「森の中にコンクリートはあわない!」とか、ぶーぶーいうデンマーク人もいたんでしょうかね(笑)。

 

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 そして今!
国際的デザイン集団「スノヘッタ」によるお庭のプロジェクトがスタートしています!
前のザハ・ハディドがあるからか、こちらもこの模型を見るだけでワクワク感!
抑えられませんね!

規模は全然違いますが、こちらはどんどん進んでいます!
革新的です!

しかもかっこいい!

 

それとは逆になんですかねー。
海外で大好きな建築家の安藤さんがつるし上げられているのを見て、
まあどうあれ、ひどい国だなと思いました。
(正直言いますと、彼の建築はよく知りません。ただ、考え方とか文章を見て好きなだけです)

まあ、いろいろ批判していた人がたくさんいましたから、彼らがどんなにかかっこいい、世界に誇れる、
それでいて将来においてゴミにならないデザインを提案してきますから、私は楽しみにしています。

 

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 結局はこういうことなんですよ。
この美術館にある庭に設置されていた誰かの作品の前です。

どこかの美術館で、たった一人のクレーマーからの苦情で作品を下げたこともありましたね。
どこまで行っても成熟しない国です。

 

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 世の中理不尽なことが多いです。
どうしたらいいんでしょうかね?
ビールでも飲みながら一人でぼけーっとしていると、いろいろ余計な事を考えてしまいます。