28次買付報告:デンマーク・オーフス編



ストックホルムから直通便はないため(おそらく)、まずコペンハーゲンで乗り換えです。
国内線に乗り継ぐのにターミナルを歩いて移動するのですがこれが遠い!
搭乗ギリギリの時間になってしまって危ないところでした。
 
   オーフスへは夜7時に到着。

   格安航空のCIMBER…やってくれました。
旅の途中だというのに、トランクの車輪を一個破損!
バゲジクレームにて、破損の報告書を依頼しましたが、いまだにメールがこない!
この人達、保証する気さらさらありませんね。(笑)

   前回も泊まった、田舎のホテル。
冬なので夜には鳥の鳴く声すらありません。

   そんな田舎ですから近くに民家が数件あるだけ。
このホテルはその併設のレストランが有名らしく、
部屋でその料理が食べられます。
前回も美味しかったですが、今回もいい感じ!
田舎らしい素朴な建物に、いつも笑顔で気さくでユーモアのあるデンマークらしいホスピタリティーも
感じられる、とてもよい宿でした。

   朝。窓からの風景。
   ホテル前にはデンマーク国旗がなびきます。
   正面の内海は穏やかでまだ氷が張っていました。

   この辺り一帯の顔役。ネコ。

   大丈夫か!と思うくらい人懐っこく、このあたり付近を渡り歩いて餌をもらって丸々と太っています!(笑)
人間のわたしよりはるかに処世術に長けています!
ただ、私にもずっとついてきます。。ホテルの客室やし私の部屋には入れんぞ。
(もしかして,,,,その顔、、おこってる?)

   ホテルからディーラーの倉庫までは、のんびりとした風景が続きます。

   到着するとそこは一転、かなり硬派な品揃え。
さて、ひっくり返るほどの柄の生地が張られてしまっているフィンユールのリビングセット。
ロウバック、ハイバック、二人掛け、3人掛けセットで。
もちろんフレームはバリバリ硬派な南米系ローズ。
以前、同じ形のソファーセットをおすすめしたことがありました。
お客さんにはおそらくフィンユールでしょうと、まさに!今回の織田さんのフィンユール本にもバッチリ出ていましたね。
ひと足先にこの本で予習をして、買付に来たかいありました。
(ちなみに最後の方の載っている、グレタヤルク似のアームチェアーなども入る予定です)

   これもなんとも贅沢なバーキャビネット。
おそらく足のデザインを見ると、ヨハネス・アンダーセンのデザイン。
CFCのものでしょう。ローズウッドのジャバラ扉。

   長くお客さんに待ってもらっているブルーのタイルのテーブル。
気に入ってもらえるとうれしいです。

   そんな前回のオーフス買付では少ししか買わなかったせいか、飛行機の時間までだいぶ余ってしまい、市内観光に連れて行ってもらいましたが、今回は気づいたら飛行機チェックインのギリギリに!
朝10時から夕方4時までぶっ通し。昼飯も忘れてすっかり集中、よい買い付けができたと思います。
それではコペンハーゲンに出発です。