買い付け報告(ストックホルム編)2007.10.2
ストックホルムもヘルシンキと変わらずもう秋の肌寒い気候になっています。
今回はスケジュールの関係で週末を絡ませた滞在ですので、土日は当然フリマーケット!
せっかくフリマを覗くのに雨ではちょっと気分がそぐわないですよね。
特別よい天気ということではありませんでしたが、雨が降らなかっただけラッキーでした。
今回訪れたのは、郊外のとある場所。
いつもの地下鉄で「てくにすかなんちゃらかんちゃら」という駅で郊外行きの電車に乗り換え、これまた
「ぶらばらばげん」やら「よるすほるむすえくびー」やら舌をかむどころか、日本人の頭にはまったく入ってこない駅を通り過ぎ30分くらいのところでしょうか。
来週行われるであろうストックホルムでの大きな市は、どのブースも市内の業者ばかり。
引き換えこちらの市は10時からのオープンにもかかわらず10時を過ぎても、どんどん個人さんの車が入ってきて、順番にブースを建てて行きます。
なので、もうみんな次から次へ入ってくる車の荷台の中のブツに狙いを定めて今か今かと無言のプレッシャーを個人さんに向けて発していました(笑)。
そんななかからとんでもないお宝が出てくるんですよね。。。(笑)
状態のよいリンドベリの食器たち、アラビアの食器、珍しい柄でとてもかわいいです。なぜか、カンタレッリやオルキデア26CMバージョンなどのお宝満載なのですが、中でもリンドベリのトランプです!オリジナルプラスチックケースに残念ながら欠けがあるのですが、未開封状態!このトランプは本や博物館の展示では見たことがあるのですが、正直、初対面。信頼の置けるディーラー(もちろん彼は何度も扱ったことがある)が絶対的な自信を持って勧めるものですので、問題ないと思いますが、購入された方が現れるまで、もちろん開封いたしません。もちろん購入された方は、一人でうちに帰って開封するもよし。できたら、一部はお店で購入後に開封していただきたく思っております(個人的にも開封の瞬間を拝ませていただきたい)。などなど、北欧クラフト展に負けず、色々実際に手にとって触っていただける機会ですので、ぜひ、京都市美術館に行くついでにお立ち寄りくださいね。
ストックホルム編(終)2007.10.2