SIBAST HELGE SIBAST
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少し前にお客様からのご要望にて黒革に張り替えての出荷です。
黒革はもちろん、タンニン鞣し。
使用していくほどに味わいも深まると思います。
オリジナルには当時よくある、ローズには赤茶系のラッカー塗装が施されていました。
基本的に、塀店の仕上げはオリジナルの塗装を取り、磨き上げた上でのオイルフィニッシュ。
今回もそのように仕上げました。
背もたれの部分の抜きをみてください。
真っ黒な部分と、白太の部分が混じり合った面白い表情の部材です。
そんな部分を磨き上げました!!
黒と白のコントラストが美しく輝く、まさに自然からの芸術品のようになりました。
オリジナルでは塗装がしてあるので、あえてこれを隠し、均一なローズの赤茶の表面感を目指したのだと思いますが、私たちはあえてそれを表に出し、木、本来の木目を楽しんでいただけたらなと思っています。
足の部分にもそんな箇所が!
ただ、これは好みが分かれますね。
私たちはこれが好きですが、オリジナルはこれを隠そうと塗装。
あえて白太の部分を使うというのは、おそらく木工の世界では異端なのかもしれません。
まあいいじゃないですか。
みんな違って、みんないい。
全体研磨するのに、もちろん分解します。
その際に木栓も壊れてしまいます。
新たにローズではないですが、ウェンジ(タガヤサン)で木栓を作ってます。
まだ6台ありますよ。