studio ROOT : ERIK MAGNUSSEN FOLDING CHAIR

仕入れたものの中に、たまに、稀に(まれにです(汗))、、、何か売りたくないなーってものが出てきます。

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 そういうものはホームページの商品紹介にも出さないし、特別こちらからお勧めすることもないのですが、
やはりお客様に「あれ?」といわれると、紹介せざるを得ないですね。

 今回もスタッフから連絡が有り、あの棚のエリック・マグヌッセンはおいくらなんでしょうか?
との問い合わせが有り答えると、なんと!売れてしまいました!!!!(涙)

 

 フォトスタジオを松原・七本松にて運営されている、ROOTさん。

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 写真撮らさせて頂きました。

 まあ、こういったヴィンテージ家具を扱っていますから基本的に古いものが好きです。
 15年ほど前のこの仕事を始める前は、ホント、ふつうのサラリーマンでしたが、住むところも新築ワンルームなんて論外。ぼろアパートで、家具なんかも初めての京都生活でもブルー?ロットなんかで色々そろえてましたから、もともとなんかそんなものが好きだったんでしょうね。

 名もなきもの、そういったものでも年月を重ねることによって素晴らしい存在感を発するものがたくさんあります。私も大好きです!例えばこの椅子も鉄パイプと革。

 その素材構成から見れば、どこかほかでもありそうです。

 でも私が何でこの椅子にいつも以上に惹きつけられるのか。。

 それはデザインの力なんじゃないかなと思います。

 いいな!とおもっていろいろ調べたら、実はエリック・マグヌッセンのデザインだった。

 お!これ、エリック・マグヌッセンのデザインじゃん。やっぱいいね。

 卵が先か鶏が先か、の世界か、作為か無作為か、デザインは作為か。

 作為を感じさせないデザイン?

 先日はお客様のお宅で100年以上前のウィンザーチェアーを見せて頂きました。

 心ふるえました。正に生活のための椅子。無作為の無名の職人の椅子。
時を超えてここまでの迫力を携えるとは!

 変わって同じように100年後のウェグナー・モーエンセン、また希少なローズウッドチェアーたちを想像します。生活のための椅子ですが、プラスデザイン。。。。。

 今さらながらエリック・マグヌッセンと別れを惜しんでいます(笑)。