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2013年05月25日

続き Gertrud Vasegaardネタ

Gertrud Vasegaardネタ、続きです。。。。
ゲルトルド・ヴィスゴー女史から遡ること、彼女のおじいさん。
Lauritz Hjorth、デンマーク・ボーンホルム島にて1859年にL.Hjorth陶房を設立したお方でした。
ちなみに私の持っている(いや、店で売っている)ラウリッツ・ヨート社のものは上記の写真のようなもの。鹿のスタンプがはいっています。
おそらく1950年代くらいのものだと思います。  

 
そして、彼女のお姉さんはLisbeth Munch Petersen.
私の持っている(いえ、店で売っている(汗))上・オックスブラッド釉の花瓶は1960年代のもの。ビングオーグロンダールでの作品です。
陶芸一家というより、陶芸一族。そのDNAは脈々と流れていました。

あー疲れた。。。
調べたらキリがなくなってしまいました。。。。

Gertrud Vasegaard for Royal Copenhagen "Gemina"

Gertrud Vasegaard for Royal Copenhagen "Gemina"
1960年ゲルトルド・ヴィスゴーデザイン、ジェミナシリーズ。
まさに西洋とアジアの調和を測ったようなデザイン。
デンマークからの小物も徐々に店頭に出つつあります。
ところで、この作家、ゲルトルド・ヴィスゴー女史。
一家揃っての陶芸家族。
再婚相手はAksel Rode。1945年から51年までビング・オー・グロンダールにてアートディレクターを努め、デンマークでは美術史の権威ある著者でもある人物。
彼の作品は以前一つ所有しておりましたが、それは北宋時代のデザインのよう。。。美しい青磁の花瓶でした。

そして、娘さん、Myre Vasegaard.  

 
上の写真が、娘さん、Myre Vasegaardの作品。
お母さんのDNAをまさに受け継いだデザインですね。
これは彼女がビングオグロンダールに所属していた1955から58年の作品です。
私は大好きな作風です。
さて、この一家、1959年にはこの3人、家族で陶房を構えて作陶活動していたようですよ。
北欧では女性の社会進出が盛んな反面、離婚率も2組にひと組と聞いたこともあります。個人の価値観を大事にする。。。。。そんな風土がミッドセンチュリー当時から女性作家やデザイナーを多く輩出していた所以なんですね。

2013年05月24日

京都女子10の手しごと展


「京都女子10の手しごと展」行ってきました!
今回、このアート・ディレクションを担当された、クオリアデザイン事務所の北村氏にお声かけいただき、北欧家具を少しつかていただけることになりました!
 
 
ギャラリーは京都祇園の老舗和菓子屋「鍵善良房」のギャラリー「空・鍵屋」。
 
そこに、京都女流作家さんたちの作品たちが並ぶ。。。。なんとも、素晴らしい場所じゃないですか!

 
そこに北欧家具やちょっとした絨毯!
皆様、是非お立ち寄り下さい!

 

2013年05月09日

フィンランドデザイン展


大阪の東洋陶磁美術館で行われている、フォンランドデザイン展!いってきました。現地並みとはいきませんが、充実した品揃え。説明も親切。さすが東洋陶磁という感じで、展示も美しくて良かったですよ。
前回の京都の北欧展より専門性があってよかったと思います。
カタログも良いと思います。ただ、なんとなく質感が。。。
かなしい時代を感じます。。。  
 
北欧デザインと、日本の古いもの。中国・朝鮮の古いものが一緒にみれるのは、「やっぱり自分はこういうものが好きなんだな。。。」という、意識の整理もできてとても良い機会になりましたよ!
そのあとは、ちょっとした大阪巡り。
特に前もって調べてきてもいないので、見つけた店で昼食。自分のオーダーを間違えただけでなく、隣の席のお客さんのオーダーも間違えていた店員。。。新入りと思えないような偉そうな態度だったんだけど、ちょっと残念なお方。。。
働き方。
意識をどこに持っていくかが大事ですね。

2013年05月07日

Kontrast Poul Henningsen

Kontrast : Poul Henningsen

Kontrast (コントラスト)という名前の照明です。
Poul Henningsenデザイン。なかなか見ることのできないアイテムですね。
明かりデザインのパイオニア・代表されるPH5などその柔らかい光を醸し出すデザイン・内側の光源が見えないようにシェードを配置したその隙のないデザインからも、「デザイン界の良心」的なベビーフェイス的表現が多いですが、デンマークでデザインをよく知る人はかれを
「アナキスト」と呼びます。
そんな中で、この「コントラスト」。
内側からの光をさらにシャープに光らせるアルミ鏡面仕上げ。
内側のオレンジと、ホワイトも効いています!
その彼らしいデザインではないかと思います。  
 
かれは作曲家でもあり、有名なかれデザインのピアノと一緒の写真は皆様も一度は見たことがあるのではないではないでしょうか?
目つきが只者ではありません!
何せお母さんは、デンマークでも有名なフェミニスト。
女性の地位向上を声高に叫んだ第一人者。
そんなお母さんに育てられたポール。普通には育ちませんね。
家具などの生活レベルの底辺の広さとではなく、教育レベルの高さや女性の社会進出を含めた北欧の文化をあわせて「北欧デザイン」として考えると奥深いです。

2013年05月03日

宇多野福王子店・開放!


宇多野福王子店、開放当日。良い天気でした。
これも厄払いのおかげでしょう。ありがとうございます!  
 
ホームページでの告知だけでしたが、たくさんの皆様にきていただきました!12時すぎにフライングで来てくれたお客様もいれば、1時ジャストに到着してくれたお客様!ありがとうございます!お客様が立て込んでいた時にはあまりお話できなかったお客様もいらっしゃいましたが、ほんとたくさんの方とおジックリお話できて、ほんと!楽しかった!ありがとうございます。
今後、月一で歌の開放していきます。
次回は6月8日(土)です!
あまり暑い夏にはどうかな?と思うので、おそらく次回で次次回は秋になるでしょう!
みなさかまたのお越しもお待ちしております!

2013年05月02日

Ole Wanscher Senator for France and son

Ole Wanscher Senator for France and son

Ole WanscherのSenatorチェアー。出来上がりました!
フレームのお手入れだけだけど。。。
既に、ご予約済みですが、あすの宇多野開放で初お目見え。
同時代のオレバンシャーのデザインでは、P・JeppesenのPJ112がありますが、PJは美しくも繊細なシルエットを表現しているのに対し、こちらセネターは少し無骨な感じの中にも同様な美しいラインが表現されたデザインです。
対照的なデザインではありますが、構造面ではどちらも簡単に分解でき、当時から「海外マーケット」を狙った製品づくりが伺えます。簡単に分解できて、分解したらとても運びやすい。3人がけでも余裕で一人で運べます!
PJの美しい削り出しのシルエットに対し、こちらはこれでもかとえげつない素材感!セネターチークバージョンでも充分その素材感は感じることが可能ですが、こちらはなんといっても「ローズ!!!!!」
言うことありません。
美しい!
ただそれだけ!
あすお待ちしております!
ちなみに今後、PJ112のローズ一人がけ2台・2シーターを紹介していく予定です!  

2013年05月01日

Erik Kirkegaard と CH23たち

Erik Kirkegaard とCH23
 Erik Kirkegaardのアームチェアー。CH23を4台。
愛車ワゴンアールにて配達・・・既に10年落ち。
軽自動車か!とつっこみたくなる低燃費車旧ワゴンアール(ターボ)。
軽トラですと雨では出動できませんが、ワゴンアールを買ってからは雨でも配達可能。今日は特別雨でもありませんが、これくらいの荷物でしたら余裕で積めます。
先日もフィンユール2シーターまで入りました(汗)!
ダイニングセットも130cmテーブルであれば、テーブルと椅子4台積めます(大汗)。
軽トラ同様、働き者です!