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2008年10月26日

買付報告 帰国!

やっと帰国です。
夏時間なのかフィンエアーのタイムスケジュールがだいぶ余裕のある時間設定だったので、最終日もかなりゆっくりできました。
今回ヘルシンキ中央駅近くに、今までヘルシンキで食べた中でもナンバーワンにあげられる中華料理店を見つけました!
私がいつも滞在しているホテルの近くに中華料理屋があるのですが、ここがまずいんです!どこの国に行っても大体中華料理はそう差はないので、 さすがフィンランド!と思っていたのは間違えでした。
ここ数年若い男の子の中でも自分で料理を作る人が増えているらしいです。
今回、前述とはまた違うコレクターのお家に行って、料理をごちそうになったのですが、彼らの作るイタリアンはなかなかのものでした!
 
  

買付報告 ルスカなヘルシンキ!

ビージェネに来ていただいたお客様には、北欧デザインの素晴らしさを説明することも大切ですが、これらの素晴らしいデザインを生み出した土壌、人間性、その素晴らしいお国柄を体験しに「ぜひ、北欧に行ってみてください!」
と、実際に行かれることもお勧めしたりしております。

今まで決まって「北欧の夏はサイコー!」と言っておりましたが、今回はそれはそれは美しい紅葉、秋のヘルシンキでした!

京都でも紅葉のシーズンと言いますが、本当にきれいなのはほんの一瞬。ヘルシンキもこの時期に合わせていくのは、なかなか難しいかもしれませんが、
日本の紅葉の雰囲気とはまた違う、素晴らしい景色を体験できました。

北欧デザインのルーツに「長く暗い冬からの反動。」という説もありますが、これを見たら「わかります!」と言いたくなりますね。





 


 
 

 

 

 




 

いまやたくさんの日本からの個人旅行者さんたち。人気のアラビア食器などは、どのお店でも日本人観光者向け値段。そういったところでの仕入れでは日本でお売りして日常使いしていただく事の出来ないような価格帯になってしまいました。

そんな中で、何とかいろいろ探しだした物達。また今後、ヤフーフォトにアップします。

今回もいろいろレア物含め仕入れることができました。

日本に到着するのは10月末くらいだと思います。

 

2008年10月25日

買付報告 フィンランド ヘルシンキへ






 
 10月11日土曜日の夕方には、最終目的地フィンランドへ出発です。。。(やっと)

今回は初めて週末をヘルシンキで過ごします。通常ですと市内のお店は全部お休みですから何もすることがないのですが、今回はいつものコレクターが「フリマーケットを回るかい?」と、いつもドライな対応のコレクターにしては温かなお言葉。

「おっ!ありがとう!」というと、「まあ、別に俺が行くついでだし。。。。」と、これまたドライな対応。

「明日朝8時半にヴァルッテリのフリマに集合ね。」というので、あのコレクターも朝一からよう働くのう。と感心しながらも、今までヨーロッパ中央時間で過ごしてきた私。明日の朝8時半ということは、コペンハーゲン朝7時半!(涙)

でも、しっかりホテルの朝食も食べて間に合いました!

朝8時半というのにフリマは超満員。たまに見るアラビアのC&Sなどはそこらのディーラーより高く、彼らも超強気。おいおい、その強気はどこからくるの?というくらいまけません。

いやー、おもしろくない!

 コレクターもこんなところには用はない!とばかりに次の会場へ。次の会場は室内サッカー場!その大きさ規模はご想像にお任せ致します!コレクターは会場に入るやいなや、一目散に獲物にとびかかります!

さすがと思いながらも私も早速、、、、と思ったらもうコレクターの姿はそこにはありません。

もうゆっくりしている暇はありません。わたしも次々にオープンされるブースを片っ端からチェック!ヴァルッテリ同様、C&Sなどはとても高いですし、99%ガラクタです。

30分以上たったころでしょうか?集合時間を決めていて、その集合時間の10分くらい前。コレクターが何かを手にしている姿を発見!

いやまてよ。。。あそこのブースは今しがたチェックした所だぞ?



 


 
 彼の手にしている物は、何とも美しい、アイノ・アアルトのブルーヴェイス!もちろん、カルフラ製、1920-30年代物です。

言い訳がましいですが、私がそのブースにチェックを入れたのも、既にオープンから30分たった時点。

その間どれだけ多くのディーラーの目をかいくぐったのか!このアアルトヴェイスは!

さすが、その豊富な知識と経験からくる素晴らしいハンティングを見せていただきました!

ちなみに私の収穫は「何でフィンランドなのに!」と突っ込まれそうなロールストランドのピッチャーくらいのしょぼい収穫でした。。。。

2008年10月24日

買付報告 デンマーク編






 
 

週末には大きなマーケットにも行きました。初めて買い付けに来てからデンマークには今回で19回目。仕入れ先にもいろいろな変遷がありました。

こういったマーケットに行きますと市内のディーラーはほぼすべてという感じでハンティングに来ています。

ちょっと歩くと「オー、久しぶり!」懐かしい顔が揃いますが、今のディーラー陣を考えるとなかなか彼らのところには行けないです。

マーケットで仕入れたデンマーク小物類も豊富にそろう予定です。(ちっちゃなビージェネくんも10DKKという驚きのプライス!)

 デンマークでの食事にはあまり困ることはありません。もう19回も来ているし。。。と思われがちですが、仕事ばかりの毎日ですので

自慢ではありませんが、あのチボリ公園にも一度も行ったことがありません。。。。。というか、一人で行くところではないですよね。(涙)

一軒何時もとても楽しみにしているのが、なぜか「ベトナム料理」!日本では(京都では)ベトナム料理というと、東南アジア系カフェの定番的メニューですが、

本格的なものにはあまりなじみがなく、まあ麺類かチャーハン系でしょうか?滞在中もベトナムレストランにディーラーと一緒になだれ込み、

べトナムビール数本から始まり、おいしい料理と調子に乗ったディーラーと桂花陳酒x2、コニャックx2などなどと流し込み、おかげで体調も完全復活です。



 
 

 デンマークで有名といえばオープンサンドイッチ。

パン切れの上に何やらいろいろのっかている奴です。

町中を散策していますと、おばちゃんがやっているオープンサンドイッチ屋さんがたまにあります。

ウィンドーにこれでもかと並べていますから、すぐわかります。

カフェやレストランで食べるより、おいしいし、断然安いので絶対お勧め!私のようなものには、一個では足りませんので、2個オーダー。

おしゃれなコペンハーゲン子でしたら、ナイフとフォークでお上品にたべますが、おばちゃんのお店でしたらテイクアウトですし、

景色のよい公園かどこかで、そのまま手で行ってください!ダイナミックに行ったほうがいろいろな味が一気に押し寄せおいしいですし、なんとなくデンマークらしい感じです。

ちなみに2個1000円くらい。(やはり少し高い?)

2008年10月15日

買付報告 オランダ最終日・デンマーク編






 
 

懲りずにSTERLING 使ってます。(パート2)

アムステルダム出発20:50.いつものように2-3時間遅れるようであれば、コペンハーゲンに到着は真夜中過ぎになります。

最悪の事態も考え中がら、恐る恐るタイムテーブルを覗くと遅れていない!!今回はパーフェクト!

お部屋を借りているディーラーを待たせていたので一安心です。



 翌日から早速買い付け開始。何時も午前中は輸出業者とのミーティングです。

アルネヴォッダーのローズテーブル、カール・クリントかフリッツ・ヘニングセンあたりのチェアーセット。ウェグナーのGE2903シーター、一人がけセット。そのセットと組みにしていたと思われる素晴らしいTUCKのテーブル。

ヤルクあたりのデザインの3シーター、そのセットのイージーチェア3台。素晴らしい本革のソファーセット。ヴォッダーのハイサイドボード2台。ヨハネスアナセンのチークローサイドボード。

ニルスヴォッダー製のような素晴らしい椅子など。。。。。

素晴らしい家具たちだけにそれだけ素晴らしいお値段です!

彼らとの商談は午後からで、ほぼ100アイテム近く決めるのはかなりハードです。(たとえば6台セットの椅子は1アイテムと考える)

体調もまだ万全ではない中でしたので、もうそこでエネルギー切れです。

ずっと待っていた次のディーラーもいたのですが、結局、8000円分しか買ったあげれませんでした。ごめんね。

御免と思いつつも、既に一日、いや、半日で予算オーバー。。。。(涙)。次の日も朝10時からのアポイントですが、もう買い付けは控えめにしなければいけません(笑)。



スウェーデンとオランダでの買い付け商品を

ヤフーフォト
"こちら"にてアップしております。









 

2008年10月13日

買付報告 ロッテルダムのアンティークショップにて






 
 ロッテルダムディーラーとのアポイント後空港に戻り、夜の便でコペンハーゲンに向かいます。

まだ十分時間もありましたから昨晩行くことのできなかった、あのエリアへ繰り出際ました。

早速気になっていたアンティークショップ。。。。「あれ、もしかしてクローズ?」いえいえ違います。

2階に住んでいるのでベルで呼び出さなくてはいけないシステムのようです。(笑)

素晴らしいロケーションに重厚な古い建物にあるお店ですからオーナー自己満足ワールドが店内に広がります。

おのずと私のテンションも上がってしまいます!

アールデコグラスを2個ほど選びますと、店主「ガラスが好きなのかい?」私「もちろん好きだけど、良いものが好き。」

あまりにも抽象的な言い方ですが、店主は妙に納得したような調子で話しも広がっていきます。

 建物の話になったときに「じゃあ、2階の僕の部屋ものぞいて行く?」「え。いいんですか?」

それは古き良き建物をモダンにリノベートした素晴らしいお部屋。オランダ人らしい色をとりいれるモダンな空間。



 


 
 彼の個性が十分に発揮されていて、インテリア好きにありがちな「御宝いっぱい、おなかいっぱい部屋」とは全く違う趣向のものです。

まさに垂涎物、スーパーうらやましい空間です!!

天井の一部を抜いて吹き抜けにし、それに伴うロフト風の2階。吹き抜けの部分にはガラスをはめ込みいっぱいの光が差し込みます。

色の塗られていない古い柱や梁がむき出しになった部分と、そのモダンなガラスの対比が面白いです。

良い勉強になりました。
 別れ際に「オーナーさんの写真も撮っていいですか?」と聞くと、「もちろん!」「でもちょっとまって、お決まりの帽子があるんだ!」

この素晴らしい伊達男だからこそ、周りの人通りの少なさでも固定のお客様がしっかりついてしっかり経営している。

「今度来るときには連絡してね。」と渡された名刺。

普段はヨーロッパを回るミュージシャン!

うーむ、、、かっこよすぎます!

 

2008年10月12日

買付報告 オランダ編ロッテルダム






 
 オランダはまだ秋という感じです。ストックホルムで感じたようなビシっとしたような寒さは感じません。

 今回は中央駅から30ー40分くらい歩いた場所に位置しているホテル。

少し離れているせいか、落ち着いた雰囲気の運河沿いの家族的なホテルで温かみが感じられるホテルでした。



 
 

 第二次世界大戦時に町中のほとんどが焼けてしまったため、そのエリアにはとても近代的な建物が。

戦火を逃れたこの地域にはそれはそれは美しい街並みが残っています。有名な風車もみられます。

 到着したのが6時くらいだったので、雰囲気だけしか感じれませんでしたが、素敵なギャラリーや重厚で上品な

アンティークを並べているお店が並んでいます。

夜に向かっている時間帯だったからか、そのエリアから一筋違う通りに出ると、一気に「移民に対して寛容な国」の悪い面が

出ているような、私ですら危さを感じる雰囲気でした。少し注意が必要かもしれません。

 

 

 翌日朝10時半にしっかりホテルまで迎えに来てくれました。

彼の店もまた素晴らしいロケーションにあります。運河沿い。とても古い町並みにモダンデザインが「バシーン」

と目に飛び込んでくるような感じです。

アクセスはあまりよくない場所で、このお店もほぼ一見さんはお断り系。ただ、好きな人が、この店を偶然通りかかったら

それは飛び跳ねんばかりに喜び、一気にテンションあがるでしょうね(笑)。ここのオーナーもかなり計算高いですよ(笑)。

 ヴィンテージ家具の店のほかに、DJなどの音楽関係の仕事をしているようで、尊敬する人物はなんとファンタスティック・

プラスティック・マシーンの田中氏だとか。以前、バイトの子がかけていたCDで、「なんかこれいいね。」と何回か

聞いたことがあったのですが、それが全てFPMのものだったことがありました。

やはり良いものは全世界共通なんですね。それはもう、かれの田中氏への尊敬度合いはすごくて(笑)、同じ日本人・

京都つながりというだけですが、なんとなく鼻高々でした。

そんな話をしながら、しっかり買い付けさせていただき、お別れには、「出荷のときに、僕のCDを何枚かコピーして

どれかの箱に一緒に入れておくね。」と、オーナーさん。家具の到着も楽しみにですが、CDも楽しみです。

 

2008年10月11日

買付報告オランダ編1







 




懲りずにSTERLING使ってます!

今回は珍しく定刻通り(こういうときには定刻なんですね。。。間に合ったからいいけど。)

到着は余裕の20分遅れ。許容範囲です。

明日朝一の移動のため空港「近く」のホテルに泊まりました。同じレベルのホテル3-4軒で1台バスをチャーターし送り迎えが付いているのが楽ですが、

空港近く15分くらいバスで行ったロケーションですので、周りには本当に何もありません。ホテルに軟禁状態です。

ホテルの中には安っぽいアメリカンダイナー風のレストランや薄暗いバー、日本でもありそうなしけた土産屋などとても勧められるものではないですね。



 

翌朝、スキポール駅を9:20発。


 
 

 優雅で広大な景色の中電車は走ります。11時過ぎに初日に合うディーラーとの待ち合わせ場所に到着。

 彼女の倉庫は素晴らしいロケーション。 

 

 運河沿いののんびりした場所にあります。
 かわいらしい馬もいます。(リンドベリの「うま」みたいにまん丸です(笑))

 

 

 お家に併設の倉庫のほかに2か所大きな倉庫を持っています。もともと、もう少し都会で店を持っていたらしいのですが、今はホールセールのみ。

彼女曰く、「店の代わりに自由を選んだの。」と素晴らしいお言葉。この商売、奥深いです。。。。私はまだまだです。。

なんとなくまだほかの国より割安感のあるダッチデザイン。物の減少と価格アップ、インターネットでの個人取引が多くなったせいで、彼女もだいぶやり難そう。

フリソ・クラマーやウィム・リートヘルトなどと、軽く買い付けていますが、今のうちかも。。。。。

まあ、フレンチ50Sのようなクレイジーな値段ではないですけどね。もしかしたらいずれ。ですね。

収穫はまた後ほどヤフーフォトにて。いい買い物させていただきました。

この後はまた明日のアポイントに向け、この町にきた道をほぼ逆戻り、ロッテルダムまで2時間半の旅です。


2008年10月09日

買付報告(ストックホルム編)終






 


 


写真は今回の収穫です。スウェーデン最終日、到着日を含め4日目。オランダに発つ日です。

フライトは15:20。それまでにパッキングを済ませ郵便局に行って商品の送り出し。

もちろん私のエコノミーチケットではこの5-6カートンを飛行機で、なんて考えた暁には何十万という請求が来ます。





スウェーデンには通常の郵便局が各地域になるのですが、その他、個人経営のたとえばKIOSKとかガスリンスタンドなどが郵便業務を請け負っています。その人たちはお店をやっている訳で、もちろん日曜日に営業すれば、郵便も日曜日に引き受けてくれるのです。



タイトなスケジュールの中、私がそういう段取りをするということは、過去に何度も経験があるからこそ。

買い付けにきて荷物を置いて行くなんてことはあり得ません。でも、それがありえるのです!

何と,いつも行っている「なんちゃって郵便局」(ここからこう呼びます)が海外向け郵便の伝票を切らしていたのです!!

私「何とかならんのか!」。

店の人「明日には取ってくるし許して。」。

私「今!これからオランダに行くんじゃ!」



やるせないやり取りが続き、私のあまりの勢いに店にいた他のお客さん含め対応会議が始まりました。

「となり町(たぶん)の”なんちゃって”だったらここより大きいし大丈夫。タクシーですぐ。」との事。

そこも伝票が無いなんて事ないよね?念のために電話を欠けさせるも応答なし。

お客さん含め、自信たっぷりに言うので、少し心許無いところもあるが、タクシーを呼び出しいざ出陣.



そこに待っていたのは最悪の結果!やはり伝票がない!



もう、ここは大人気なく「もう、この荷物送れなかったら全部あなたの責任ですよ!」的な勢いで店番のかわいらしいスウェーデン人の女の子を攻めます。そこはさすがスウェーデン子、何の気遅れもなく手当たりしだいに周辺の「なんちゃって」に電話をかけます。

この急いでいるときに待つのはしんどいですね。

見たところかなりの割合で「なんちゃて」は伝票を持っていないことも発覚。

今までが逆にラッキーだったのか?



やっと見つかった「なんちゃって」はブロマの街中。



ぶろま。。。。もしかして、ストックホルムにもう一つあるという空港の「ブロマ」ですか?

しかもタクシーの運ちゃん、スウェーデン語もまだままにならないユーゴスラビア出身の人ですよ。。。。ちょっと心配でしたが、そこはさすが、杞憂でした。そこでやっと荷物を送り出し。



皆様もご察しの通りもう何する時間もないですよ!

旅は道ずれ、こうここまで来たら最後まで付き合って下さい。

そのブロマからアーランダ空港までスウェーデンではあまりない土砂降りの中ぶっ飛ばしてもらいました。

チップもはずみました(涙)。

 
20081007-3.JPG

2008年10月07日

買い付け報告スウェーデン編(2)



 一日目で体力を使い果たしたせいか、2日目は完全にダウン。

一日完全休養だったので3日目は大分ましに。

4日目の移動に向けまったくパッキングに手をつけていなかったので

寝ている訳にはいかないんですけどね。。。。

3日目もどこか本調子ではない中、パッキングに費やしたので、今回はマーケット以外

どこにも行けませんでした。

ストックホルムを訪れたらからずといっていいほど訪れる、MODANITYやDOMINO。

そのオーナーたちとの話はとても勉強になりますし、そのエレガントな人柄、素晴らしいセンスから

選び出される商品群もとても参考になります。

今回の仕入品たちはヤフーフォトにアップするとして、別に今回「おわっ!」という出会いを数点紹介します。





 

 とうとう、ビージェネにリンドベリの「馬」、入荷です!どうなんでしょう?今までかなりレアものと思っていましたが、

今回のマーケットでは3匹のエントリー。もちろんパーフェクトコンディションの中でも一番リーズナブルややつを仕入れました。

(ちゃんと中でもリサーチします!)全然関係ないのですが、最近うちの息子が「うま」と言えるようになりました。

「うま」というよりは「-っんまっ!」ですが・・・・・(汗)。前に動物園に行ったときに、ヤギを見て「-っんまっ!」

と言っていたので分かっているのかは定かではありません。(近くにいた幼稚園児に、「うまちゃうでー。」って突っ込まれてました。

いくらうま好きでも、彼がこれを手にするには少なくても30-40年は早いですね。

 次はこれ。「あなたはもしかして、ルート・ブルック様のものでは?」と崇めたくなる様な可憐なプレート。。。

10cm四方の小さなプレートでも、ごっちゃりした独特のマーケットの中でも、しっかり主張し光っております。これを見つけここまで喜べるのは、

近くのM店のA氏か、私くらいでしょうか?さすがの強気の値段。その後、ウプサラ・エクビーでも似たようなものがあり何度

「はっ」として、その後「がっくり」させられたか。。。。雰囲気は似ているんですが、やっぱり全然違う別物なんですよね。



 
 

 最後にこれ。

フォークとスプーンで作られたオブジェ。まさにこれが本当の「フォークアート」!

「RUNESALL69」とサインが入っています。怪しげなディーラ曰く、「スウェーデン南部では有名なアーティスト」。

本当かよ!めちゃくちゃエリア限定だし!案の定、帰宅後ググってもかすりもしません。。。(涙)

皆さんの反応が楽しみです!ちなみにうちの息子、フォークは「かっく!」、スプーンは「っぷーん!」です。。(笑)関係ないですね。。。。


2008年10月04日

買付報告スウェーデン編(1)

 昨晩から降っていた雨もやみ、すっきりとした朝です。
空気はもう初冬の引き締まりよう。地面を見るとまさに今朝がたの冷え込みで凍結していたかのようです。

今回はストックホルム郊外でマーケットがあり、それを目指すことに。
数年前から何度か行ったことがあるのですが、今回は新しい会場に移動しての開催。
幸運なことに逆に滞在先から近くなっていて、今回は豪華にもタクシーで「会場入り」できたので楽でした。

  
 

 買付出発前に風邪をひいてしまい、一時はどうなる事かと思いましたが、何とか復活しこの出張となっているのですが、いまいち体が本調子ではありません。頭が少しぼーっとした感じと、なにかふらつくようなめまいを感じながらのハンティングでした。
そこは気力だけです!
「もうそろそろ限界。。。」と思いつつ、ふと覗きこむと「おわーっ!」という出会い。
そこで完全復活し、勢いに乗ったついでにそのご近所も捜索。
で、また限界に近づいて、また出会い。。。の繰り返しでなんとかいろいろ(かなり)そろえることができましたよ。

 数年間同じマーケットに来ていると、顔なじみになるディーラーも多々います。
その中のひとり、私が数年前はじめてきた時にベルサなどを中心に、とてもリーズナブルに持っていたおじさん。その時には、店は持っておらず、地方からバッカスアンティックあたりに商品を卸しに来ていた行商のおじさんでした。
いまは、すでに2店舗を持ち、マーケットでも彼のブースは堂々と中央の目抜き通り沿いにババーンと出しております。時の流れを感じます。
日本人のバイヤーもあまり見掛けませんでした。
ただ、もう今はそんな時代ではありませんので、東京の超有名店のオーナーさん(どこにいっても必ず出没しています)や、どこで情報を仕入れたのか、女の子バイヤーもたくさんいました。
えっ!あなた方、関空から一緒だったご夫婦!

 
 

 もう、侮れない情報力!(笑)
後で見かけたときには、旦那さん大きな段ボールをリヤカーで引いてるし!主婦万歳!
そんなみなさんに元気付けられながら、ふと時間をみるともう5時間以上飲まず食わずでいるじゃないですか。
会場も新しい代りに、中で働いている人の対応もとても「新しい」です。そこに置いてある「サラダ」を注文できるまでに20分くらい。行列好きなスウェーデン人もいい加減怒りますよ!(スーパーマーケットでも、駅の切符売り場でも、スウェーデンはどこでも行列で、それが一向に改善されないので、私は行列好きだと思っている)

 

 今回の買い付け品はまた時間があればヤフーフォトにアップします。
スウェーデンではたまにアラビアも出ますし、リンドベリ含め、その他無名のカップアンドソーサーでも可愛く発色の良いものが多く本当により取り見取りという感じです。
そんな雰囲気をビージェネに来られるお客様にも感じでいただこうと、今回も色々取り揃えました。
スウェーデンからの便は早いので、私が帰る前には日本に到着しているはずです。開店したその週末にはスウェーデンものはお見せできると思いますよ。

 

2008年10月02日

買付報告第一日目出発編





 



 ここのところ関空発フィンエアーの時間帯が余裕のあるスケジュールになったため、出発の朝も楽になりました。

そう思って行動しても少し油断すると駄目ですね!

ろくなことがないです。

「余裕で昼食も空港で食べられる。」と、まずい機内食にいつもうんざりの私は嬉々として有名チェーン店にはいり、大好物の海老フライ定食(これからの北欧の旅に備え少し贅沢!)をと。

注文し、待っている間に愛する家族にテレフォンコール、それもすんで10分まてども私の注文品が来ません。




 「どうなっとん!」と眉間のしわも隠さずに言うと店長らしき人が、「オーダーが通ってませんでした。。。」

続けて店長「あと5-6分で仕上げますので・・」。私、「クローズまであと20分しかないやんけ!」って、

そんなタイトな状況でそもそも食べに来るなって!

お店がお詫びというので箱に入ったサンドイッチをいただき、急いで出国手続き。

こんな小さな折詰めで男子のおなかがいっぱいになるか!と思いつつ、ゲートでほおばると、

これまた見た目によらずすさまじいボリューム!

予想外に満腹になり、後で出される機内食がよりいっそう??く感じられるのでした。



ていうか、全然北欧に関係ないネタですね。

頑張ってきます!