2007年11月13日
買い付け報告デンマーク編(2007.11.13)
京都市美術館での北欧展は大成功のうちに終わったようです。
びーじぇねZEST御池店も10月末で終了。こちらの結果は、、、、(汗)。
あっという間に11月に入り、ここに来て京都もやっと冷え込んできました。
紅葉もそろそろ期待できそうですよ。
ゼスト御池店の終了で、またいつも通りののんびりした雰囲気だったのですが、ここにきて、今週末11月17日にコンテナが京都に到着するにあたっての通関作業の準備やらでばたばたしております。
デンマーク滞在時も、相変わらずのどんよりお空。
毎日時間単位でのアポイントをこなしながら、何人かのディーラーとあい、色々買い付けてまいりました。少しですが、OTHERのページにて紹介させていただきますね。お店にはカタログも用意しておりますので、お越しの際はお尋ねください。またメールでもお気軽にお問い合わせくださいね。 (いつも言っていますが、住所や連絡先の記入のない人には返信しませんよ!(笑)) 週末を絡めたコペンハーゲン滞在ですので、ここのところの定番、「怒涛のフリーマーケット周り」に行って来ました。
前回もお宝ざくざくのこのフリマーケット。
現地のディーラーに話したら「そんなとこで、フリマーケットしとんの?」と。たまたま知らなかったのかな?
そんないきさつで、前回の襲撃時にだいぶ買いつくしてしまった(笑)こともあり、今回はあまり期待をかけずに軽く襲撃。。。。
びーじぇね以上に乱雑な棚を食い入るように見入ると、クイストゴーのRELIEFシリーズじゃないですか!
こぼれる笑みを抑えつつ(この点は私も成長した。通常こぼれる笑みを抑えられない。)、「全部買うけど、いくらになるの?」
お値段はまあまあ。
まあこんなもんだろうと、OKをだすと、「いやいや、実は私、この食器のシリーズがとても好きで、まだあるわよ。」と、昔はすごい美人だったであろう面影を残すオバサマ。
でも、「奥にしまってあるから明日来てくれれば、出しとくし。」と。
私も負けずと、「いえいえ、まあ、先に見せてくださいよ。」とフライング気味に棚の下の収納スペースをほじくり出す。
ぴかりと光るグリーンの。。。。「これは、AZURシリーズではありませんか!」
出てくる出てくる!
正直、この6年間数十箇所のフリマにいきましたが、これは初めて!
このところRELIEFのシリーズも少なくなってきている中、これは貴重です!
「全部行かさせていただきます。」
と、その後予想されるパッキング地獄も省みず、たぶんトータルで30KGはあるかと思う収穫に、笑みと汗をこぼしつつバスにて家路に着くのでした。
今回はラッキーなことにあるディーラーのお家に居候できました。
この物価の高いコペンハーゲンでは本当に助かります。
お察しの通り、モダンデザインを扱っていますから、
彼からもそのあたりの時代のものを中心に買っています。
多々あるインテリア雑誌での、コペンハーゲンの高級ビンテージショップのお宅拝見企画は捨てるほど見ていますし、それこそ今回のディーラーは30年このビジネス一筋の男。
さぞかし、垂涎物の家具でそろえているのかと思いきや、
やられました。
これまたうまくアンティークとモダンをあわせている。
写真でもわかるように、部屋にはYチェアー、
鏡にかすかに映っているのはヤコブセンのスワン。
重厚そうなアンティークの大きな鏡に帝政時代の小さなキャビネット。
もちろん敷物はペルシャ。
ダイニングテーブルは200年前のテーブルだそうです。
彼と奥さんによると、「もちろんモダンは好きだけど、アンティークを合わせることによって、生活感・温かみが出る。」とのこと。
以前にも触れましたが、この北欧ブームでそこらの建築家が提案する「これが北欧です」的なダイニングセット等に飽き飽きしていた私にはとても新鮮に、またハートにガツンと来るコーディネイトを見ました。
あと、報告するの忘れていました。
やっと、何年越しかで、お嬢ちゃんの「木馬」見つけましたよ。
でも、そんなに古いものではないですけど、かわいいです。
(やすいですし)
まだ「木馬」を卒業していなければ、みなさんで見に来てくださいね。
デンマーク編終わり::2007.11.13::
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- by seltage
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