2007年02月18日
::買い付け報告::フィンランド編2007、02、18
今年の冬はこの京都でも暖かい日が続きました。
京都の盆地特有底冷えも無く、とても過ごしやすくて助かります。
冬の買い付け。毎度の事ながら北欧の寒さを十分覚悟の上。
耳を隠すニットキャップを忘れたにもかかわらず何とかしのげてしまったのにはびっくり。ここヘルシンキもマイナス5度くらいになる日もありましたが、
現地ディーラー曰、つい2週間前にやっと本格的な冬が来たとの事。
何か全世界的に危ない様相を呈しております。
ただ、やはりヘルシンキは寒かった。マイナス5度の冷え切った空気、氷の粒のような雪がまい上がる中、お目当てのディーラーとのアポイントをこなしてきました。今回もヘルシンキ滞在3日。それぞれのディーラーの協力があってこその仕入れです。日本向けだけかと思っていたアラビアの食器などは、フィンランド国内のオークションでかなりの高値で取引されているようです。このところかなり品薄である事を実感しながらの買い付け。今回EMILIAのバターケース等以前に比べたらびっくりするような値段でしたがとても良い状態のものを仕入れることが出来ました。
今回の仕入れフィンランドでは一つ目的がありました。お客様からのご依頼でカンタレッリの20cmバージョンを仕入れる事。市内のディーラー達から数本発見することが出来ましたが、正直コンディションにはがっかり。。。。底の部分のチップは目をつぶるとしても、ラインカットの線と線の間のチップやら、比較的目立つスクラッチがあの美しい花びらのような部分にあったりと。。。。既に50年以上経っているビンテージとはいえ、もう良い状態のものを探すのは難しいのか。などと考えていると、最後、それは素晴らしいコンディションのものにめぐり合うことが出来ました。今ではフィンランド国内でこのカンタレッリを知らない人はいない筈。それに加えこのユーロ高の逆風。もう簡単には仕入れることが出来なくなっています。このパーフェクトコンディションのカンタレッリは既に売約済みですが、もう一本良い状態のものを仕入れていますので、お店のほうにも見にいらしてくださいね。
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- by seltage
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